GPSウォッチ人気メーカーおすすめ30選を徹底比較【2021年版】
ランニングやマラソンをやる上で、欠かせないものは?と聞かれたら、何と答えるでしょうか?
ランニングウエア上下とランニングシューズ。確かに必要ですね。
ランニング用のソックス。間違いないです!
それ以外には?と聞かれたら、私は必ずこう答えます。
「ランニングウォッチ・GPSウォッチ」だと。
なぜなら、ランニングウォッチ・GPSウォッチひとつで実に様々な数値計測ができるからです。
数値計測ができれば、何を改善すればいいのかが分かります。
そして、数値が改善されればモチベーションを維持するだけでなく、向上させることだってできますよね。計測できるものは必ず改善される!わけですから。
ランニングウォッチやGPSウォッチではなく、スマートフォンアプリでも数値計測はできます。
ですが、計測できる範囲に限りがありますし、ランニングに集中するためにも専門のランニングウォッチ・GPSウォッチが必要です。
次に出てくる問題としては、どんなランニングウォッチ・GPSウォッチを選べばいいのかわからない・・・。
購入するとしたら、人気のあるモデルは何?おすすめのランニングウォッチは何?という疑問も出てくるのではないでしょうか。
今は国内外の様々な企業(メーカー)が様々な機能を持ったランニングウォッチ・GPSウォッチをリリースしています。
スマートウォッチを加えると、その数は更に増えます。
さらに、目的によっても選びたいランニングウォッチは変わります。フルマラソンを走れればいい、という人と、ウルトラマラソンやトレイルランニングを中心に走る人では、選ぶものも変わってきます。
そこで今回の記事では、特におすすめする機能性に優れたGPSウォッチをメーカー別に比較してみることにしました。価格の高いものから安いものまで様々なランニングウォッチがありますが、ぜひ参考にしてみてください。
今回ご紹介するのは、GPS機能が搭載であり、ランニング中の心拍数も計測することが可能なランニングウォッチとなっています。
比較するメーカーは①GARMIN(ガーミン)②SUUNTO(スント)③Polar(ポラール)の3社です。
この3社のGPSウォッチを比較しておけば、まず間違いはないでしょう。
関連記事:ランニング用GPSウォッチ5社の選び方を徹底解説!
尚、国内唯一のGPSウォッチメーカーだったEPSON(エプソン)は2019年にGPSウォッチ市場から正式に撤退をしていますので、ここでは対象外としました。
目次
GPSウォッチの選び方
どんなランニングウォッチ・GPSウォッチを選ぶのか?を考える前に、なぜランニングウォッチ・GPSウォッチが必要なのか?を考えてみましょう。
様々な数値を計測することはもちろん大切ですが、単に数値を計測して終わりというわけではなく、過去のデータと比べて、自分がどれくらい成長したのか(もしくはしていないのか)を計る指標が必要になります。
あなたのランニングの目的が自己記録の更新であっても、ダイエット、健康の保持増進であってもです。
ランニングウォッチ・GPSウォッチそのものも大事ですが、数値を管理し、振り返りができるソフトウェアの充実は欠かせません。
価格の安い、機能の限られたランニングウォッチにはデータ管理のできる機能が無い場合もあります。
ですが、これからご紹介するランニングウォッチ・GPSウォッチには、データを管理できる無料のソフトウェアが付随します。
ランニングウォッチ・GPSウォッチを選ぶ際には、ぜひデータ管理機能のあるもの(専用のソフトウェアが付随するもの)を選ぶようにしましょう。
GARMIN(ガーミン)
ガーミンはアメリカのカンザス州に本社を置く、ナビゲーションや通信機器を製造・販売する企業。ランニングにおけるGPSウォッチ市場ではNo.1です。
ランニングウォッチは特に軽量性に優れたシリーズを多く取り扱っており、シリーズのバージョンアップも早い印象があります。
関連記事:Garmin(ガーミン)の時計・ランニングウォッチのオススメは?選び方を解説してみた
ガーミンにはGarmin Connectという、Garminが無料で提供するインターネットコミュニティサイト(データ管理のできるソフトウェア)があり、このサイトへ取得したデータをアップロードすると、データの保存、解析、軌跡表示や、他ユーザーとのデータ共有が出来ます。
GARMINのランニングウォッチの特徴は取得できるデータが他社に比べて多いことです。中でも特徴的なデータはランニングフォームに関するデータ(ランニングダイナミクス)、乳酸閾値の予測機能です。
ガーミンは多様なコンテンツを揃えていますので、それぞれ特徴を比較していきましょう。
fenix 6シリーズ
ガーミンのランニングウォッチ・GPSウォッチの中で最上位のデバイスがfenix6シリーズです。
ランニング時に使用できるfenix 6シリーズには、fenix 6S,6,6Xとソーラー充電機能搭載のfenix 6S Pro Dual Power, fenix 6 Pro Dual Power, fenix 6X Pro Dual Power計6種類があります。
fenix 6の最大の目玉はソーラー充電機能でしょう。これによって、もともとのロングバッテリーを更に伸ばすことができます。
時計の重量、金額は問題ではなく、とにかくロングバッテリーで高機能、普段使いができるものを探している方にはオススメです。
重量は6Sと6S Pro Dual Powerが最も軽く約61g、6Xは最も重く93gとなっています。
価格も90,000円(税別)〜130,000円(税別)と高価格帯。バッテリーの稼働時間がGPS + 光学心拍計で最大25時間(fennix 6S)〜最大60時間(fenix 6X)でソーラー充電機能を使用すれば、そこからさらに最大で3~6時間程、稼働時間を伸ばすことができます。
マラソンや登山、トレイルランニング、トライアスロンなどマルチスポーツ対応で、普段使いができるモデルです。
計6種類、全てにおいてスペックが異なります。
それぞれの詳細については、別記事にてご紹介予定です(記事が出来上がり次第、リンクを載せますのでお待ちください)。
fenix 5 & 5 Plusシリーズ
GARMINのランニングウォッチの中でトレイルランニングを含めたアウトドア用のランニングウォッチ、fenix5シリーズ。fenix5、fenix5Xは主にトレイルランナー向け。5Sはマラソンランナーや女性にも使用できる軽量モデル。マラソンもトレイルランもトライアスロンでも使用できるマルチスポーツ対応のランニングウォッチです。
fenix5シリーズはfenix5S、fenix5、fenix5Xと3タイプのラインナップ。ベルト部分は取り外し可能なQuickFit™バンドで、ライフスタイルやアクティビティに合わせて交換できます。GPSウォッチでありながら、ファッションウォッチ的要素もあるというわけです。
fenix5シリーズに関してはそれぞれスペックが異なりますので、詳細はこちらの記事に書きました。
スペックの違いや選び方まで記載してありますので、ぜひご覧ください。
また、fenix5シリーズにミュージック機能(スマホ無しで、ランニング中に音楽を聴くことができる機能)やペイメント機能(財布や小銭を持たずに時計を端末にかざすことで支払いをする機能。お財布携帯みたいなもの)等が追加されたfenix5 Plusシリーズも登場しました。
fenix5のアップデート版、fenix5 Plusシリーズについては、Garmin(ガーミン)fenix 5 Plusシリーズは前作と何がどう変わったのか?をご覧ください。
関連記事:
GARMIN(ガーミン)fenix5 シリーズ徹底解剖〜スペックの違いから選び方まで〜
ForeAthlete 945
2019年6月リリースのフルスペック・ランニングウォッチです。
GPS1秒取得で最大32時間のバッテリー稼働時間が魅力であり、ランナーやトライアスリートはもちろん、ウルトラトレイルレースに参加するランナーにオススメのランニングウォッチです。
長時間のバッテリー稼働時間を確保するためには、様々な機能をオフモードにする必要がありました。
ですが、100マイルレースなど、よっぽどの長時間レースを除くと、その必要もほとんどなくなりました。
※バッテリーの稼働時間は各種設定により大きく変化します。
商品名に”Music”の記載はありませんが、音楽機能とGarmin Pay機能は標準搭載。
長時間のバッテリー稼働時間に加えて、ランニング中の接地時間や上下動、左右のバランスなどを計測するランニングダイナミクス機能、カラーマップ機能、パフォーマンス分析に関する機能がアップデートされているのが特徴です。
詳細記事:Garmin(ガーミン) ForeAthlete 945がフルスペックGPSウォッチとして登場!
<スペック>
- サイズ(厚さ):47 × 47 × 13.7 mm
- 重量:50g
- ディスプレイ解像度:240 × 240 ピクセル (カラー対応)
- 防水機能:50m防水
- 動作時間
–スマートウォッチモード:最大14日間
-トレーニングモード(GPS+光学心拍計プラス音楽再生):最大10時間
-トレーニングモード(GPS+光学心拍計):最大32時間
-ウルトラトラックモード(GPSの取得頻度が60秒ごと):最大50時間 - その他の主な機能
ランニングダイナミクス機能、乳酸閾値予測機能、フルカラーマップ機能、ミュージック機能、Garmin Pay。
GPS、みちびき、GLONASS、Galileoといったあらゆる位置情報測位システム対応、光学心拍計対応。
※ランニングダイナミクスの計測には別途ランニングダイナミクスポッドもしくは加速度センサー付きの心拍ベルトが必要。乳酸性作業閾値(LT)の予測には心拍ベルトが必要です。 - 標準価格:¥69,800(税抜)
ForeAthlete 745
2020年10月にリリースされたマルチスポーツ対応のGPSウォッチ・スマートウォッチです。
後述のForeAthlete 735XTJの後継モデルとなります。
ForeAthlete初のSuica対応。ロードランニングだけでなく、トライアスロンやトレイルランニングでも十分活用可能です。
GPSモードで最大16時間の稼働なので、100kmのウルトラマラソンを時間内に完走することが目標の人は対象となるでしょう。
それ以上の時間使用する場合で、トレイルやトライアスロンにも取り組む人ならForeAthlete 945を、ロードランニングだけが目的ならForeAthlete 245の方が良いかもしれません。
詳細記事:Suica対応のマルチスポーツウォッチGarmin ForeAthlete 745
<スペック>
- サイズ(厚さ):43.8 × 43.8 × 13.3 mm
- 重量:47g
- ディスプレイ解像度:240 × 240 ピクセル (カラー対応)
- レンズ素材:Corning Gorilla ガラスDX
- 防水機能:50m防水
- 稼働時間
-GPSモード 約16時間
-GPS+Music機能 約6時間
-Ultra Trackモード:約21時間
-スマートウォッチモード 最大7日間
※いずれも光学心拍センサーをONの状態にした場合。 - 標準価格:¥44,800(税抜)
ForeAthlete 645/Music
2018年5月に発売されたランニングウォッチで、端的に表現するならば「フルマラソンを走るランナーに向けた、音楽機能を兼ね揃えたハイエンドランニングウォッチ」となります。
※音楽機能の無いモデル(その分、値段は少し安くなる)も同時リリース。
Garmin(ガーミン)独自のランニングダイナミクス機能や、乳酸性作業閾値(LT値)の予測機能は全て搭載されています。
ランニングウォッチらしくないデザインにも関わらず、非常に軽量なので、音楽を聴きながらランニングをしたい人や、女性にはオススメの一品です。
詳細はGarmin(ガーミン)ForeAthlete 645 Musicの機能・特徴を総まとめの中で紹介しています。
<スペック>
- サイズ(厚さ):42.5 × 42.5 × 13.5 mm
- 重量:42.2g
- ディスプレイ解像度:240 × 240 ピクセル (カラー対応)
- 防水機能:50m防水
- 動作時間
-GPSモード 約12時間
-GPS+Music機能 約5時間
-時計モード 最大7日間
※いずれも光学心拍センサーをONの状態にした場合です。
ForeAthlete645はランニングダイナミクス&乳酸性作業閾値(LT)の予測機能対応モデル。
※別途ランニングダイナミクスポッドまたは加速度センサー付きの心拍ベルトの購入が必要。 - 標準価格
ミュージック機能なし・・・¥44,800(税抜)
ミュージック機能あり・・・¥49,800(税抜)
ForeAthlete 245/Music
ForeAthlete 235Jの後継モデルとして、2019年5月にリリースされたモデル。
本体が38.5gと超軽量のランニングウォッチです!
前作から大幅にバージョンアップされ、今まではハイエンドモデルにしか搭載されていなかったランニングダイナミクス機能にも対応。
何よりGPSの稼働時間が前作の11時間から最大22時間に伸びたことで、マラソンからウルトラマラソンまでカバーできるようになりました。
トレイルランニングがメインのランナー以外であれば、全てのロードランナー、トライアスリートにオススメできますが、どちらかというと、簡単にGPSウォッチを活用していきたい!という方向けではないでしょうか。
参考記事:Garmin(ガーミン) ForeAthlete 245 & Musicの進化のポイントは?
<スペック>
- サイズ(厚さ):42.3× 42.3 × 12.2 mm
- 重量:38.5g
- ディスプレイ解像度:240 × 240 ピクセル (カラー対応)
- 防水機能:50m防水
- 動作時間
-GPSモード 最大22時間
-GPS+Music機能 最大6時間
-スマートウォッチモード 最大7日間
※いずれも光学心拍センサーをONの状態にした場合です。
ForeAthlete245/Musicはランニングダイナミクス機能を使用できます。
※別途ランニングダイナミクスポッドまたは加速度センサー付きの心拍ベルトの購入が必要。 - 標準価格
ミュージック機能なし・・・¥34,800(税抜)
ミュージック機能あり・・・¥39,800(税抜)
ForeAthlete 935
前作のForeAthlete920XTJがバージョンアップした、2017年5月に発売されたGPS機能付きランニングウォッチです。前作に引き続き、トライアスロンラン(ショートからロングまで)に対応しているだけでなく、気圧高度計、コンパスの機能も有していることからトレイルランニングにも対応するマルチGPSウォッチとなって生まれ変わりました。
最大の特徴は「ランニングダイナミクス機能」。ハートレートセンサー(心拍ベルト)を装着することで、ランニング中の上下動、ピッチ、地面接地時間、左右の接地バランスが計測できます。最大酸素摂取量、乳酸性作業閾値(LT)の予測機能もランナーのパフォーマンスアップを考える上では欠かせません。
その他、詳細は下記にも書きましたので、参考にしてみてください。
関連記事:GARMIN(ガーミン)ForeAthlete935についてまとめてみた!
機能面を見ると、前述のfenix5と変わりません。ランナーズNEXT編集長、イチオシのGPSウォッチとしてForeathlete935を紹介しています。
関連記事:ランナーズNEXTが今最もオススメするGPSウォッチGarmin ForeAthlete 935
<スペック>
- サイズ(厚さ):13.9mm
- 重量:約49g
- 防水機能:50m完全防水
- 動作時間
-トレーニングモード 約21時間
-ウルトラトラックモード 約44時間
-時計モード 約2週間 - 標準価格:¥57,800(税抜)
ForeAthlete 735XTJ
ForeAthlete 920XTJやForeAthlete935と同様トライアスロンモデルのランニングウォッチです。
920XTJに比べ、バッテリー時間は劣りますが、ハートレートセンサー(心拍ベルト)を装着せずに、トライアスロン競技ができることが最大の特徴。ランニング中の上下動、ピッチ、地面接地時間などのランニングダイナミクス機能が搭載されていますが、計測する場合は心拍ベルトかランニングダイナミクスポッドが必要なので、注意しましょう。
関連記事:Garmin(ガーミン)ForeAthlete 735XTJ徹底解説
<スペック>
- サイズ:幅44.5×高さ44.5×奥行き11.9mm
- 重量:約40.2g
- 防水機能:50m完全防水
- 動作時間
– 時計モード:約9週間
– 時計+ライフログ:約8週間
– 時計+ライフログ+通知機能+光学式心拍計:約11日
– GPS+光学式心拍計:約14時間
– GPS+GLONASS+光学式心拍計:約10時間
– ウルトラトラックモード+光学式心拍計:約21時間 - 保存可能トレーニングデータ:約80時間分
- 標準価格:¥44,800(税抜)
ForeAthlete 235 J
ForeAthlete 225Jの進化版モデル。225Jの機能に加えて、最大酸素摂取量の計測が可能になったこと、レース予測タイムの機能が加わったことにより、ランナーのモチベーションの維持・向上ができる所がポイントです。
これらは光学心拍計の精度が上がったことで実現ができています。
ForeAthlete 235JはGARMINのランニングウォッチの中で人気No.1のモデルです。特にフルマラソンに特化して走りたい、心拍ベルトは装着したくないというランナーにおすすめです。
関連記事:GARMIN(ガーミン)ForeAthlete 235Jを前作、他社製品と比較してみた!
<スペック>
- サイズ(厚さ):11.7mm
- 重量:約42g
- 防水機能:50m完全防水
- 動作時間
– トレーニングモード(GPS):約11時間
– トレーニングモード(GPS+GLONASS):約9時間
– 時計モード:約9週間
– 時計モード+ライフログ+通知機能+光学式心拍計:約9日間※GLONASSとはロシア政府のために運用されている衛星測位システム。
GPSはアメリカ合衆国に運用されている衛星測位システムのことを指します。
GPS+GLONASSということはより正確なデータを取る場合、と考えましょう。捕捉時間が短縮化されるそうです。 - 保存可能データ容量:約200時間のトレーニングデータ
- 心拍計測:時計に内蔵
- 標準価格:¥29,800(税抜)
ForeAthlete 230J
ForeAthlete 220Jの進化版。最大酸素摂取量の予測機能が搭載され、トレーニングモードのバッテリー時間も6時間伸びました。初級ランナーから上級ランナーまで、幅広く対応できるモデル。
心拍数を計測するには心拍ベルトの購入が必要ですが、ランニングウォッチ購入のコストを押さえたいランナーに人気のようです。ランニングダイナミクス機能はありません。
関連記事:GARMIN(ガーミン)ForeAthlete 230Jはやはり女性に人気なのか?
<スペック>
- サイズ:幅45×高さ45×奥行き11.7mm
- 重量:約41g
- 防水機能:50m完全防水
- 動作時間
トレーニングモード(GPS):約16時間
トレーニングモード(GPS+GLONASS):約12時間
時計モード:約12週間
時計モード+ライフログ+通知機能:約5週間 - 記録可能なデータ:アクティビティデータ200時間分
- 心拍計測:オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
- 標準価格:¥18,334(税抜)
ForeAthlete 35 J
ForeAthlete 35JはGARMINの中でエントリーモデル。今までGPSウォッチは使ってこなかった初心者層にもっともフィットするモデルです。
今となってはGARMINの中では珍しいモノクロディスプレイですが、圧倒的な軽さ(約37.3g)とシンプルさが最大のウリです。
トレーニングモードでもバッテリーが最大13時間持つので、エントリーモデルとは言えバッテリーの心配をすることは無いと言って良いでしょう。
値段もお手頃で、GARMINのランニングウォツチ・GPSウォッチの中でも人気No.2のモデルです。
<スペック>
- サイズ:幅35.5 x 高さ40.7 x 奥行き13.3 mm
- ディスプレイ:23.5 x 23.5 mm / 128 x 128 ピクセル / モノクロ
- 重量:約37.3g
- 防水機能:50m完全防水
- 動作時間
時計モード:最大9日間(光学式心拍計オン+GPSオフ)
トレーニングモード:最大13時間(光学式心拍計オン+GPSオン) - 保存可能トレーニングデータ:7データ
- 標準価格:¥24,800(税抜)
SUUNTO(スント)
フィンランドにある精密機器メーカーであり、マラソンやランニングだけでなく、トレイルラン、登山、トライアスロンに至るまで様々なスポーツ愛好家が使用しています。
現在スントはアメアスポーツコーポレーションに買収され、日本ではアメアスポーツジャパンが製品を展開しています。
スントのランニングウォッチと言えば、AMBITシリーズからスタートしました。
関連記事:SUUNTO(スント)のランニングウォッチAMBIT 3シリーズ徹底活用術!
2016年には新たにSUUNTO SPARTANシリーズがリリースされます。
SUUNTO SPARTANシリーズのリリース前までは、他の2社に比べ重量感があり、軽量感を求めるランナーはGARMINやエプソンを購入する傾向にありました。
SUUNTO SPARTANシリーズは少し価格が高めであること。他所製品より値段が高いのがどう評価されるのか・・・。GPSウォッチを軽量化して、どんな反応があるのか・・・。今後の購入動向に注目です。
参考記事:SUUNTO(スント)SPARTANシリーズの特徴・選び方を徹底解説
2018年のSUUNTO 9リリース以降はSUUNTO 7,5,3といった感じでナンバリングされるようになりました。
特にデザイン性重視でランニングウォッチ+普段使いで使用できるものという観点で選ぶなら、スントがオススメです。
SUUNTO 9
SUUNTO(スント)のフラッグシップモデルで、スパルタンウルトラの後継モデルとなるGPSウォッチです。GPS取得頻度1秒毎で最大25時間、ウルトラモード(GPS取得頻度120秒毎)で最大120時間のバッテリーライフ。ランニング中にバッテリーモードを変更できるのは魅力的です。
例えば、ロングディスタンスレースの際に、残り時間や距離に応じてバッテリーモードを変更でき、バッテリー容量が少なくなってくると、自動的にモード変更をリコメンドしてくれる機能が搭載されています。
GPS取得間隔が長くなってしまうと、カーブやスイッチバック(ジグザグに走行しなければならない場所)が多くなってしまうルートの場合、距離計測や獲得標高の精度は落ちてしまいます。
この問題を解決するために、スント9にはFUSEDTRACK™️機能を搭載。時計の内部にあるモーションセンサーを使って検出される、ランナーの腕の動きからGPSの読み取りの誤差を修正することが可能です。
洗練されたウォッチデザイン、高い画像解像度(320 × 300ピクセル)は健在で、スパルタンウルトラには搭載されていなかった、光学心拍計も新たに搭載されています。
スント 9にはスント 9 Baroとスント9の2種類があります。2つの違いについては、下記の記事に記しました。
関連記事:スント 9(SUUNTO 9)ランニングウォッチ・GPSウォッチレビュー
<スペック※スント 9 Baro>
- サイズ:幅50×高さ50×奥行き16.8mm
- 重量:約81g
- 防水機能:10気圧(100m)
- 動作時間
最大25時間/GPSデータ取得頻度1秒毎
最大50時間/ GPSデータ取得頻度60秒毎
最大120時間/GPSデータ取得頻度120秒毎
最大14日間/時計画面表示のみ - 心拍計測:光学心拍計対応。
- 標準価格:84,240円(税込)
SUUNTO 7
スントのランニングウォッチの中で最もスマートウォッチとしての機能を充実させたのがSUUNTO 7です。
ランニング系のGPSウォッチの中では初のWear OS by Googleを搭載したスマートウォッチとしてデビューしました。
スマートウォッチ市場の中では高価格帯かつ、デバイスが大きいモデルですが、本格的なアウトドアアクティビティにも対応できる、現時点では唯一無二のデバイスと言っていいでしょう。
スントのGPSウォッチの中でも初のカラー対応ナビゲーション機能を有しており、本格派の中でもSUUNTO 9を使うかSUUNTO 7を使うか意見が分かれそうです。
よりアウトドアで長時間使うことを想定しているのならSUUNTO 9を、よりスマートウォッチとしての機能を充実させたいのであれば、SUUNTO 7ではないかと個人的には考えています。
関連記事:SUUNTO7は一歩先を行くアウトドアウォッチ&スマートウォッチ
<スペック>
- サイズ:50 × 50 × 15.3mm
- 画像解像度:454 × 454ピクセル
- 重量:約70g
- 防水機能:5気圧(50m防水)
- レンズの素材:ゴリラガラス
- 動作時間
最長40日間/タイムモード(バッテリーセーブモード)
最大12時間/ GPSを使用するトレーニングモード
最大2日間/スマートウォッチとして使用時
心拍計測:光学心拍計対応。 - 標準価格:64,900円(税込)
SUUNTO 5
過去にリリースされたスントのGPSウォッチのDNAを受け継ぐようなデザインと機能を有しているのがSUUNTO 5です。
目玉となる機能はありませんが、ランニングやアウトドアでコネクテッドGPSと言って活用できる機能は漏れなく搭載されています。
いわゆるスマートウォッチとしての機能は他のデバイスに比べると弱いですが、ランニングやアウトドアでしっかり使っていきたい、普段使いもできるモデルが欲しいならSUUNTO 5はおすすめです。
関連記事:スントらしさの詰まったSUUNTO(スント )5レビュー
<スペック>
- 画像解像度:218×218ピクセル
- 重量:約66g
- 防水機能:5気圧(50m防水)
- レンズの素材:ミネラルクリスタルレンズ
- 動作時間
最大20時間/GPSデータ取得頻度1秒毎
最大40時間/ GPSデータ取得頻度60秒毎
最大7日間/毎日24時間の追跡およびモバイル通知
最大14日間/時計画面表示のみ - 心拍計測:光学心拍計対応。
- 標準価格:47,300円(税込)
SUUNTO 3
主に筋トレやヨガなどのフィットネスを中心にランニングも楽しみたい!という方向けのランニングウォッチ(フィットネスウォッチ)です。
他のGPS機能搭載のランニングウォッチとは違い、時計本体にGPS機能がありません。コネクテッドGPSと言って、スマートフォン+SUUNTO 3を同時に使用することでGPS情報を取得することが可能になります。
本格的にランニングをする人には向かないかもしれませんが、フィットネス+αで走っていきたい方でスントを使ってみたいな!という人にはいいかもしれません。
関連記事:SUUNTO(スント)3はフィットネスウォッチとして新たな市場を作る!
<スペック>
- 画像解像度:218×218ピクセル
- 重量:約36g
- 防水機能:3気圧(30m防水)
- レンズの素材:ポリアミドレンズ
- 動作時間
最大30時間/GPSを使用するトレーニングモード(コネクテッドGPS使用時)
最大40時間/ GPSを使用しないトレーニングモード
最大5日間/毎日24時間の追跡およびモバイル通知
最大10日間/時計画面表示のみ - 心拍計測:光学心拍計対応。
- 標準価格:35,200円(税込)
SUUNTO SPARTAN ULTRA
2016年夏にリリースされたGPSウォッチ。スントのGPSウォッチでは初のカラー液晶&タッチパネル式モデル。
圧倒的に他社を凌ぐデザイン力があるものの、価格も圧倒的に高い(発売当時は)。
SPARTANシリーズ全体に言えることですが、リリース時よりもかなり価格が安くなり、バッテリー稼働時間が改善されているのがポイントです。
光学心拍計には対応していませんが、長時間のアウトドアアクティビティには最適の一品です。
<スペック>
- サイズ:幅50×高さ50×奥行き17mm
- 重量:約73〜77g(カラーによって異なる)
※BLACK、WHITEは77g。他は73g - 防水機能:10気圧(100m)
- 動作時間
最大18時間/GPSデータ取得頻度1秒毎
最大35時間/ GPSデータ取得頻度5秒毎
最大140時間/GPSデータ取得頻度60秒毎
最大20日間/時計画面表示のみ - 心拍計測:オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
- 標準価格:62,748円(税込)〜※心拍ベルトセット価格
SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR
スントとしては初となる光学心拍計対応のランニングウォッチです。
SPARTAN SPORTよりも機能は劣るものの(GPS取得時のバッテリー稼働時間が短くなった)、心拍ベルトなしでランニング、心拍トレーニングが実施できるようになったのは非常に大きなポイントだといえるでしょう。
光学心拍計を内蔵している分、SPARTAN SPORTよりもウォッチの奥行きが若干(3mm)深くなり、重さも4g重くなっています。
SUUNTOのデザインは気に入っているけど、心拍ベルトの装着に抵抗がある人には嬉しい一品です。
<スペック>
- サイズ:幅50×高さ50×奥行き16.8mm
- 重量:約74g
- 防水機能 10気圧(100m)
- 動作時間
最大10時間/GPSデータ取得頻度1秒毎
最大20時間/ GPSデータ取得頻度5秒毎
最大40時間/GPSデータ取得頻度60秒毎 - 最大14日間/時計画面表示のみ
- 心拍計測:光学心拍計対応
- 標準価格:58,752円(税込)〜
SUUNTO SPARTAN SPORT
2016年9月末にリリースされたGPSウォッチ。スントのGPSウォッチではSPARTAN ULTRAシリーズに引き続き、カラー液晶&タッチパネル式モデル。SPARTAN ULTRAに比べるとバッテリー稼働時間は短いが、薄型・軽量。
SPARTAN ULTRAよりも価格は安いものの、GPSウォッチ全体で見ると価格は高めです。
<スペック>
- サイズ:幅50×高さ50×奥行き13.8mm
- 重量:約70g
- 防水機能:10気圧(100m)
- 動作時間
最大10時間/GPSデータ取得頻度1秒毎
最大25時間/ GPSデータ取得頻度5秒毎
最大80時間/GPSデータ取得頻度60秒毎
最大14日間/時計画面表示のみ - 心拍計測:オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
- 標準価格:47,628円(税込)〜※心拍ベルトセット価格
SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR
スントの中で、ようやく光学心拍計対応かつ、お値頃のランニングウォッチがリリースされました。
前述のSPARTAN SPORT WRIST HRは光学心拍計対応のランニングウォッチですが、価格が少し高いので、なかなか手が出ない・・・という方も多かったのではないでしょうか?
SPARTAN TRAINER WRIST HRは税抜きで3万円前半かつ、スントの中では小型で軽量のランニングウォッチです。GPSデータ取得頻度1秒毎で10時間稼働するので、殆どのランナーにとって充分なスペックと言えるでしょう。
特に女性には嬉しいモデルです。
<スペック>
- サイズ:幅46×高さ46×奥行き15.7mm
- 重量:約56g
- 防水機能:気圧(50m)
- 動作時間
最大10時間/GPSデータ取得頻度1秒毎
最大16時間/ GPSデータ取得頻度5秒毎
最大30時間/GPSデータ取得頻度60秒毎
最大14日間/時計画面表示のみ - 心拍計測:光学心拍計対応
- 標準価格:34,452円(税込)〜
AMBIT 3 Peak
AMBIT 3シリーズの中で長時間耐久モデル。ウルトラマラソンやウルトラトレイル向けのランニングウオッチです。
特にサファイアモデルは非常に重厚感があり、トレイルランナーには人気です。
<スペック>
- サイズ:幅50×高さ50×奥行き18mm
- 重量:約89g
- 防水機能:10気圧(100m)
- 動作時間
最大20時間/GPSデータ取得頻度1秒毎
最大30時間/ GPSデータ取得頻度5秒毎
最大200時間/GPSデータ取得頻度60秒毎
最大30日間/時計画面表示のみ - 心拍計測:オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
- 標準価格:54,000円(税込)※心拍ベルトセット価格
AMBIT 3 SPORT
ラン、バイク、スイムと、高精度の計測機能を備えたマルチスポーツ対応GPSウォッチです。
AMBITシリーズの中ではトライアスリート向けのランニングウオッチです。
<スペック>
- サイズ:幅50×高さ50×奥行き15.5mm
- 重量:約80g
- 防水機能:5気圧(50m)
- 動作時間
最大8時間/GPSデータ取得頻度1秒毎
最大12時間/ GPSデータ取得頻度5秒毎
最大25時間/GPSデータ取得頻度60秒毎
最大15日間/時計画面表示のみ - 心拍計測:オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
- 標準価格:¥38,880(税込)
AMBIT 3 RUN
ランに特化した、ランナーのために開発されたGPSウォッチです
<スペック>
- サイズ:幅50×高さ50×奥行き15.5mm
- 重量:約70g
- 防水機能:5気圧(50m)
- 動作時間
最大10時間/GPSデータ取得頻度1秒毎
最大15時間/GPSデータ取得頻度5秒毎
最大100時間/GPSデータ取得頻度60秒毎
最大14日間 (時計画面表示のみ - 心拍計測:オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
- 標準価格:¥28,080(税抜)
Polar(ポラール)
今やランニング中の心拍計測は当たり前になりつつありますが、他社に先駆けてスポーツ(ランニング)中の心拍数を計測し始めたのはPolar(ポラール)です。特にコーチやトレーナーなど、専門家の間では「心拍計測と言えばPolar(ポラール)」という印象が強くあります。
日本のランニング市場では、Garmin(ガーミン)のユーザーが多いですが、エントリーモデルからハイエンドモデルまで、ランナーに必要なGPSウォッチを展開しています。
2018年、他社に先駆けて、時計内のセンサーでランニングパワーを計測できるようになったということでも注目されています。
Polar Vantage V2
2020年11月5日にリリースされたVantage V2は後述するVantage Vの進化版デバイスです。
ウォッチデザインはそのままに、ランニングパフォーマンス向上に必要な「テスト機能」が新たに搭載されています。
Polar Vantage V、後述のGritXの機能が全て搭載された上に、各種テスト機能を実装していますので、現時点で「全部載せ」のウォッチと言えるでしょう。
他のメーカーと比較しても、パフォーマンス向上に特化したデバイスとなっています。
関連記事:ポラール独自の「パフォーマンス機能」が詰まったPolar Vantage V2
<スペック>
- サイズ:47 × 47 × 13 mm
- 重量:52g(リストバンドを含む)
- ディスプレイ解像度:240 × 240 ピクセル
- レンズ素材:ラミネートゴリラガラスレンズ
- 防水機能:100m防水
- 稼働時間
GPSモード 約40時間
スマートウォッチモード 約7日間
※複数の省電力オプションから選択可能。
2分毎にGPSを取得する設定に変更し、心拍計測をオフにすると、最大100時間使用可能。 - 標準価格:¥69,800(税抜)
※心拍ベルト「Polar H10」とのセット価格・・・75,800円(税抜)
Polar Vantage V
Polarから2018年10月31日に新たにリリースされたハイスペックモデル。ロードランニングとトライアスロンに特化し、アウトドアアクティビティの機能をある程度削ることで、長時間のバッテリーライフ(最大40時間)を実現。
同時に、ランニングウォッチでは初の時計内でランニングパワーを計測することができる機能を搭載しました。
機能面で見ると、他社メーカーの一歩先を行くランニングウオッチと言えるでしょう。
関連記事:Polar(ポラール)の Vantage Vが新たに搭載した次世代のランニングウォッチ機能とは?
<スペック>
- サイズ:幅46×高さ46×奥行き13mm
- 重量:約66g
- 防水機能:30m防水
- 動作時間
最大40時間/GPSデータ取得+心拍計測
最大14日間/時刻表示モード - 心拍計測:光学心拍計対応
- 標準価格:69,800円(税抜)
Polar Vantage M
前述のVantage Vのセカンドモデル。Vantage Vに搭載されている時計内でランニングパワーが計測できる機能とランニングパワーに付随する機能はありませんが、それ以外は同様の機能が搭載されています。
Vantage MはVよりも20g程軽量、本体の厚さも0.5mm薄くなっていて、GPS1秒取得で30時間のバッテリーライフ。
コストパフォーマンス的にはオススメの一品ではないでしょうか。
関連記事:Polar(ポラール) Vantage Mの機能や特徴をまとめてみた
<スペック>
- サイズ:幅46×高さ46×奥行き12.5mm
- 重量:45g
- 防水機能:30m防水
- 画面解像度:240×240ピクセル
- 稼働時間
最大30時間/GPSデータ取得+心拍計測
最大14日間/時刻表示モード - 心拍計測 光学心拍計対応
- 標準価格:¥37,800(税抜)
Polar Grit X
Polar(ポラール)初のアウトドアウォッチであるGrit X。アウトドアだけでなく、ランニングやトライアスロンでも活用できるマルチスポーツウォッチです。
Hill Splitter™、Fuel Wise™ 栄養補給リマインダーというPolar独自の機能が特にトレイルランニングシーンにおいては魅力的で、バッテリー稼働時間も最大40時間と長時間対応。
登り坂や下り坂でのパフォーマンスを定量化できたり、エネルギー補給や水分補給の量とタイミングを設定し、リマインダー機能があるのは非常に面白いモデルです。
特にトレイルランニングレースで役に立つのではないでしょうか。
関連記事:アウトドアウォッチ Polar(ポラール) Grit X レビュー
<スペック>
- サイズ:幅47×高さ47×奥行き13mm
- 重量:64g(リストバンドを除く本体重量は44g)
- 防水機能:100m防水
- 画面解像度:240×240ピクセル。ラミネートゴリラガラスレンズ使用
- 稼働時間
24時間心拍計測使用で最大7日間
GPS(高精度:1秒取得)+心拍計同時使用で最大40時間
GPS(省電力設定:2分毎の取得)+心拍計がオフの状態で最大100時間 - その他の主な機能
カラータッチディスプレイ採用、GPS機能、気圧計機能、ランニングプログラム機能(レース日程を登録するだけで、今までのトレーニング実績や、最近の運動量に基づき、ユーザーに合ったトレーニングプログラムを作成できる機能)、ルートガイダンス機能、ランニングパワー計測機能(時計内での計測、外部センサーとの接続、両方で計測可能)など。 - 標準価格:¥59,800(税抜)
Polar V800 2
PolarのGPSウォッチの中で、ハイエンドモデルはV800 2です。ランニングだけでなく、バイクやスイムにも対応できる、マルチスポーツタイプのGPSウォッチ。
ガーミンやスントのGPSウォッチと同じように、他のデバイスやソフトウェアと接続して使用することができます。
ただし、光学心拍計が搭載されていないため、心拍数を計測する場合は、専用の心拍ベルトが必要となります。カーラーディスプレイにも対応していません。
<スペック>
- サイズ:幅42×高さ20×奥行き12.7mm
- 重量:約79g
- 防水機能:3気圧(30m)
- 動作時間
最大13時間/GPSデータ取得(GPSデータ取得頻度1秒毎)+心拍計測
最大50時間/ GPS低電力モード(GPSデータ取得頻度60秒毎)
最大30日間/時刻表示モード - 心拍計測:心拍ベルトにて計測。
- 標準価格:59,800円(税抜)
Polar M600
Polarのランニングウォッチの中では、音楽再生や活動量計測など、スマートウォッチとしても活用できるアイテムです。画像解像度はハイエンドモデルのV800(128×128ピクセル)よりも高く、240×240ピクセルとなっています。
画像解像度はスントのスパルタンシリーズ(320×300ピクセル)には及びませんが、ガーミンのfenix5 sapphireと同じ解像度です。
またランニングウォッチとしては意見が分かれますが「カラータッチディスプレイ」となっています。
<スペック>
- サイズ:幅45×高さ36×奥行き13mm
- 重量:約63g
- 防水機能:1気圧(10m)
- 動作時間
最大8時間/GPSデータ取得(GPSデータ取得頻度1秒毎)+心拍計測 - 心拍計測:光学心拍計対応
- 標準価格:36,800円(税抜)
Polar M430
M400のアップデート版としてリリースされたM430。PolarのGPSウォッチの中で、いわゆるスタンダードモデルです。前作には無かった光学心拍計が搭載されました。ですが、5g程軽量化されています。
特に初心者〜中級者に求められる機能と価格差で見ると、次にご紹介するM200 に軍配が上がりそうな気がします。
<スペック>
- サイズ:厚さ12mm
- 重量:約51g
- 防水機能:防水仕様(装着したまま水泳が可能)
- 動作時間
最大8時間/GPSデータ取得(GPSデータ取得頻度1秒毎)+心拍計測 - 心拍計測:光学心拍計対応
- 標準価格:25,800円(税抜)
Polar M200
Polar(ポラール)のGPSウォッチの中で、エントリーモデルとなるのがM200です。光学心拍計搭載のGPSウォッチで1万円台で購入できます。リストストラップのカラーバリエーションも豊富なので、好みに合わせたデザインの時計で走ることが可能です。
機能は最小限、ディスプレイの画像解像度も低めですが、少ない予算でGPSを取得しながら心拍トレーニングをしたいランナーにはオススメの一品。
<スペック>
- サイズ:幅42×高さ26×奥行き12mm
- 重量:約40g
- 防水機能:防水仕様(装着したまま水泳が可能)
- 動作時間
最大6時間/GPSデータ取得(GPSデータ取得頻度1秒毎)+心拍計測 - 心拍計測:光学心拍計対応
- 標準価格:16,480円(税抜)
まとめ
以上、3社のGPSウォッチを比較してみましたが、いかがだったでしょうか?
人気のあるブランド・モデルのGPSウォッチの中で、おすすめできるものを一通り選んだつもりです。
ご紹介してきたランニングウォッチの中でどれを購入するか?という視点で見ると、多くのランナーが比較する点としては
①価格
②心拍計測ベルト購入の有無
③GPS取得時の稼働時間
④デザイン
の4つではないでしょうか。
もちろん、ご自身のランニングの目的をもとに購入することをオススメします。
安ければ良い!というものでもありませんし、ハイスペックで高いランニングウォッチが必ずしも良いわけでもありません。
もう少し細かな解説が必要な方は、記事中の関連記事や下記のリンクを参考にしてみてください。
参考にしていただければ幸いです。