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スント 9(SUUNTO 9)ランニングウォッチ・GPSウォッチレビュー

ランニングウォッチ・GPSウォッチ
この記事は約 10 分で読めます。 30,009 Views

スント(SUUNTO)からフラッグシップモデルのランニングウォッチ・GPSウォッチが発売されました。

スント 9(SUUNTO 9)はスパルタンウルトラ(SPARTAN ULTRA)の後継モデルとなるGPSウォッチです。

関連記事:SUUNTO(スント)SPARTANシリーズの特徴・選び方を徹底解説

発売開始から少し時間が経ってしまいましたが、今回はスント9について詳しく解説していきます。

スント 9にはスント 9とスント 9 Baroの2種類があります。

スント 9 Baro スント 9のスペックについて

まずはスント 9 Baro、スント 9のスペックについて紹介していきます。

両者ともに、GPS取得頻度1秒毎で最大25時間、ウルトラモード(GPS取得頻度120秒毎)で最大120時間のバッテリーライフ。

1秒取得で持続時間が25時間は他のGPSウォッチと比較しても、優れています。

さらに、3段階(カスタムモードを含めると4段階)でGPSの補足頻度を変更でき、ランニング中でも、バッテリーモードを変更できるのは魅力的です。

例えば、ロングディスタンスレースの際に、残り時間や距離に応じてバッテリーモードを変更でき、バッテリー容量が少なくなってくると、自動的にモード変更をリコメンドしてくれる機能が搭載されています。

もちろん、バッテリーの残り時間が少なくなる前に、自分でもモード変更することも可能です。

アクティビティをスタートする前に、ボタン一つで、どのバッテリーモードで走るか選択できます。

ただし、GPS取得間隔が長くなってしまうと、カーブやスイッチバック(ジグザグに走行しなければならない場所)が多くなってしまうルートの場合、距離計測や獲得標高の精度は落ちてしまいます。

この問題を解決するために、スント 9にはFUSEDTRACK™️機能を搭載。

時計の内部にあるモーションセンサーを使って検出される、ランナーの腕の動きからGPSの読み取りの誤差を修正することが可能です。

一定のリズムを刻むことができさえすれば、ウルトラモード(120秒間隔でGPS情報を取得)でも、ある程度の距離精度を担保できる可能性がアップします。

洗練されたウォッチデザイン、高い画像解像度(320 × 300ピクセル)は健在で、スパルタンウルトラには搭載されていなかった、光学心拍計も新たに搭載されています。

<スペック>

■スント 9 Baro

サイズ:幅50×高さ50×奥行き16.8mm

重量:約81g

防水機能:10気圧(100m)

レンズの素材:サファイアクリスタルレンズ

動作時間

最大25時間/GPSデータ取得頻度1秒毎

最大50時間/ GPSデータ取得頻度60秒毎

最大120時間/GPSデータ取得頻度120秒毎

最大14日間/時計画面表示のみ

心拍計測:光学心拍計対応。

標準価格:84,240円(税込)

■スント 9

サイズ:幅50×高さ50×奥行き16.5mm

重量:約72g

防水機能:10気圧(100m)

レンズの素材:ミネラルガラス

動作時間

最大25時間/GPSデータ取得頻度1秒毎

最大50時間/ GPSデータ取得頻度60秒毎

最大120時間/GPSデータ取得頻度120秒毎

最大14日間/時計画面表示のみ

心拍計測 光学心拍計対応。

標準価格:74,520円(税込

スント 9 Baroとスント 9の違い

まず物理的なスペックの違いについては、スント 9に比べてスント 9 Baroの方が重量は重く、厚みがあるということです。使用しているレンズがスント 9 Baroの場合はサファイアクリスタルレンズ、スント 9がミネラルガラスなので、レンズの差が重量の差となってあらわれています。

機能の違いでいうと、スント 9 Baroは本体に気圧センサーを内蔵しており、周囲の空気圧を測定して気圧高度情報を提供しています。気圧センサーがあるお陰で、嵐や悪天候を予測して知らせてくれるわけです。

GPSデータと気圧高度情報を組み合わせることで、より正確な高度情報と上昇/下降のデータを得ることが可能です。

一方、スント 9は本体に気圧計を搭載していないため、GPS情報のみに基づいて高度と高度の変化(上昇 / 下降)を算出し、嵐や悪天候を予測することができません。

なので、アウトドアに特化したGPSウォッチを選ぶのであればスント 9 Baro、ランニングを中心にする方であれば(特に長時間ランニングをする機会がある方)スント 9を選ぶということになるでしょう。

スント 9 Baroの実際の使用感

ここからはスント 9 Baroの使用感を元にレビューをしていきたいと思います。

アクティビティに関する機能(スポーツモード)

まず、スントのGPSウォッチと言えば「デザイン」に目が行きます。個人的に、スントは時計全体のサイズ感、シリコン部分とベゼル部分との調和が好みです。

さらに、スントといえば、サファイアクリスタルレンズが有名。もともとスントはアウトドアウォッチとして誕生したわけなので、時計のつくりが頑丈にできています。

画像解像度も他のGPSウォッチに比べると320×300ピクセルと高く(ちなみに、ガーミンの最も解像度の高いモデルは240×240ピクセル)、非常に見やすいのが特徴です。

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやランニング用パワーメーター(Stryd)などのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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