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COROS APEX Proレビュー | PACE 2やVERTIXとの比較

PACE 2の日本上陸以降、競技アスリートから市民ランナーに至るまで、シンプルな操作性とコストパフォーマンンスの高さも相まって、多くのユーザーを獲得し続けているCOROS(カロス)

何より「マラソンの世界記録保持者 エリウド・キプチョゲが使用しているGPSウォッチ」は最高の宣伝効果を得ているのではないでしょうか。

当メディアでも、これまでPACE 2、VERTIXという2つのGPSウォッチを紹介してきました。

COROS PACE2についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

関連記事:COROS PACE2はコスパ最強のGPSウォッチ!マラソン世界記録保持者も使用するブランドが日本市場で本格展開

今回は日本で展開されているもう1つのモデル、APEX Proを紹介します。

APEX Proの分かりやすい立ち位置としては、「PACE 2とVERTIXの間」です。

VERTIXが持つ機能は全て搭載しているモデルですが、違いを含めて詳しく紹介していきます。

APEX Proの機能・スペック

では早速、APEX Proに関する機能やスペックについて詳しく見ていきましょう。

APEX ProはPACE2とVERTIXの間にあるモデルで、マラソンやトラックレース、トライアスロンでも使用でき、かつトレイルランニングを含めたアウトドアアクティビティでも使用できる優れものです。

ロードレースやトラックレースなどに特化した競技志向の強いランナーであれば、PACE2がオススメですが、少しでもトレイルランニングに取り組んでいる人、もしくは今後取り組んでいきたい人であれば、APEX Proは最適な相棒になるはずです。

基本スペック

APEX Proの基本的なスペックは以下の通りです。

搭載されている機能はVERTIXと同じですが、サイズや重量、バッテリーの持続時間、防水性能が異なります。

その分、価格が1万円安くなっていて、VERTIXをよりシンプルにしたデザインです。

  • サイズ:51.7 × 47 × 14.6mm
  • 重量:約59g
  • 防水機能:100m防水
  • レンズ素材:サファイアガラス
  • ディスプレイの解像度:240×240 ピクセル
  • 操作方法:3つのボタンの内、1つがダイヤル操作。アクティビティ中のみタッチスクリーン対応。
  • 充電時間:最大2時間
  • バッテリー駆動時間
    日常稼働時間:約30日
    GPSモード: 約40時間
    長時間モード:約75時間 
  • 位置情報システム
    標準GPS,GPS+GLONASS,GPS+BEIDOU,QZSS
  • センサー
    光パルスオキシメータ、光学式心拍数モニター、気圧高度計、加速度計、方位磁針、ジャイロスコープ、温度計
  • 販売価格:61,490円(税込)

特徴的な機能

次に特徴的な機能について。COROSの GPSウォッチ全体に言えることですが、特徴的な機能はダイヤル式のボタン操作と外部センサーを使用することなく、ランニングパワーを計測できることでしょう。

加えて、「高原アラート」という名のSPO2(経皮的動脈血酸素飽和度)が計測できるのも大きな特徴です。

トレイルランニングにも対応できるモデルなので、ナビゲーション機能も搭載されています。

ただし、残念ながらAPEX Pro特有の機能はありません。

機能そのものはVERTIXに搭載されているものと同じです。

詳しくは当サイトのVERTIXに関するレビュー記事をご確認下さい。

関連記事:COROS VERTIX ロングトレイルに最適なGPSウォッチレビュー

PACE 2やVERTIXとの比較

次にCOROSの中のPACE2とVERTIXとAPEX Proを比較してみましょう。

スペックの違いは表の通りです。

繰り返しになりますが、機能そのものはVERTIXと同じになっています。

バッテリーの持続時間、防水性能はVERTIXに劣りますが、重量は16g軽く、価格も1万円安くなっています。

VERTIXも他のアウトドアウォッチに比べると比較的軽い方ですが、APEX Proはアウトドアウォッチの中では軽量モデルです。

ロードランニング用のGPSウォッチの中ではやや重い部類に入りますが、サファイアガラス搭載で50g台のGPSウォッチは他にないでしょう。

ロード用に偏りすぎず、かといってアウトドア用のゴツさもない、絶妙なバランスを持ったGPSウォッチと言っても過言ではありません。

 APEX ProPACE 2VERTIX
サイズ51.7×47×14.6mm42×42×11.7 mm50.8×47×16.8mm
重量59 g29 g(ナイロンバンド)
35 g(シリコンバンド)
75 g
防水機能100m防水50m防水150m防水
解像度240×240 ピクセル240×240 ピクセル240×240 ピクセル
レンズ素材サファイアガラスミネラルガラスサファイアガラス
稼働時間GPSモード 約40時間
長時間モード:約75時間
日常稼働時間:約30日間

GPSモード 約30時間
長時間モード:約60時間
日常稼働時間:約20日間

GPSモード:約60時間
長時間モード: 約110時間
日常稼働時間:約45日間

位置情報システムGPS、GPS+GLONASS、GPS+BEIDOU、QZSSGPS、GPS+GLONASS、GPS+BEIDOU、QZSSGPS、GPS+GLONASS、GPS+BEIDOU、QZSS
データ保存200時間分200時間分200時間分
機能・センサー

ランニングパワー
光学心拍センサー
気圧高度計
コンパス
ナビゲーション
SPO2計測

ランニングパワー
光学心拍センサー
気圧高度計
コンパス

ランニングパワー
光学心拍センサー
気圧高度計
コンパス
ナビゲーション
SPO2計測

価格¥61,490(税込)¥27,390(税込)¥72,490(税込)

APEX ProとVERTIXはどちらを選ぶべきか?

COROSのGPSウォッチを購入することを考えた場合、APEX ProとVERTIXのどちらを選んだ方がいいのでしょうか?

選択するためのポイントを「価格」以外に2つ紹介します。

バッテリーの持続時間

もしトレイルランニングの100マイルレースの完走を目指すのであれば、トップアスリート以外はVERTIXを選んだ方が良いでしょう。

APEX Proのバッテリー持続時間は最大40時間。一方、VERTIXは最大60時間です。

仮にStrydと接続しながらGPSの計測をおこなう場合、バッテリー持続時間はもう少し短くなるでしょう。

バッテリーの持続時間重視の方はVERTIXがオススメです。

ロードレースやミドルレンジ50km~80km程度のトレイルレースまでであれば、APEX Proで十分に対応できます。

デザインの違い

選択する際のポイントの2つ目はデザインの違いです。

VERTXのデザインはガーミンのfenixにそっくりではないでしょうか・・・。

女性向けのデザインではないかもしれませんが、男性であれば普段使いも可能なデザインとなっています。

一方、APEX Proのデザインはスッキリしていてシンプルです。

ディスプレイの見やすさは両者に違いは感じられません。時計の厚さはVERTIXの方が厚いですが、大きな違いとは言い難いです。

時計のベルト着脱に関してはAPEX Pro、VERTIXに違いがあります。

VERTIXの方が着脱は簡単で、ワンタッチでベルトの着脱が可能です。APEX Proもワンタッチで着脱が可能ですが、金属部分を横にスライドさせる必要があり、操作の微調整が必要になります。

ナビゲーション機能の活用方法

最後に、ナビゲーション機能の活用方法について紹介しておきましょう。

ナビゲーション機能の活用方法はAPEX Pro、VERTIXに共通しています。

1つ注意点を挙げるとしたら、COROSのGPSウォッチにはPC用のソフトウェアがないことです。

データの全てをスマホ上で管理していく必要があるため、PCでの管理に慣れている人は少し不便かもしれません。

ただし、STRAVAやTrainings Peaks、Final Surge等、サードパーティアプリとの連携はできるため、データをPCで管理していきたい方は他社サービスを活用していきましょう。

ナビゲーション機能を使用する際に必要なGPXファイルもスマートフォン上で時計内に追加してあげる必要があります

GPSウォッチにGPXファイルを送信する

APEX ProやVERTIXでナビゲーション機能を使う場合はスマホ内に保存してあるGPXファイルをCOROSアプリに保存し、使用するGPSウォッチにファイルを送信しなければなりません。

GPXファイルをAPEX ProやVERTIXに送信するまでの、オススメの方法は

  1. ヤマレコでルートを作成(PCで作成しても大丈夫です)
  2. 作成したルート(GPXファイル)をスマホのヤマレコアプリでダウンロード
  3. ダウンロードしたGPXファイルをCOROSアプリに送信
  4. COROSアプリ内でファイルを保存し、使用するGPSウォッチに送信

以上で、トレイルランニング中に(もちろん、ロードランニングでも)ナビゲーション機能を使用することができます。

既存のGPXファイルをスマホのファイル内に格納し、COROSアプリに送信することも可能です。

ランニング時にナビゲーションを開始する

次に実際の(トレイル)ランニングでナビゲーションを開始する方法を解説します。

トレイルラン→設定→ナビ設定と操作を進めると、使用できるルートが表示されます。該当するルートを選び、「コース開始」で計測がスタートします。

周辺地図の情報は表示されませんが、これから走るべきルートが表示されていますし、ルートを外れた際にアラートが鳴るように設定しておけば、すぐに修正することができるでしょう。

ダイヤルを回すことで、ルートをズームイン⇄ズームアウトできます。

まとめ

今回はCOROS(カロス)のGPSウォッチ、APEX Proについて紹介してきました。

COROS内の他のモデルと比較すると、PACE 2とVERTIXの中間にあたるモデルです。

ただし、最上位機種であるVERTIXに搭載されている機能がAPEX Proには全て搭載されています。

VERTIXよりも16g軽く、価格も1万円安いので、「アクテビティ中のバッテリーは60時間も必要ない。40時間あれば十分だ」という方はAPEX Proがオススメです。

コスト重視、とにかく軽いものでトレイルランニングはやらない方であれば、PACE2を選ぶといいでしょう。

APEX Proを含めたCOROSのGPSウォッチの詳細は日本の公式サイトに掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

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