ウルトラマラソンレースで持参したい!必須ランニンググッズ・ベスト5!
ウルトラマラソンを走ろうと思うと、それなりの準備が必要になってきます。長くて13時間〜15時間走り続けることになりますから、何のランニングアイテム・ランニンググッズも持たずに、エイドステーション頼り走るのはリスクが高すぎるでしょう。
ウルトラマラソンに参加する殆どのランナーが、小型のザックやウエストポーチを装着し、走っています。
中身は人それぞれだと思いますが、個人的に持参した方が良い、装着しておいた方が良いものを5つピックアップしてみました。
ご自身の状況に合わせて、活用してみてください。
目次
コンプレッション系インナーシャツ
インナーシャツは個人的に大事だと思っていて、レース中の乳擦れ、脇擦れ予防、ある程度の振動による上半身の筋肉疲労緩和、そして体温調節機能としても非常に役立ちます。
ウルトラマラソンの場合は早朝、夜と日中の気温差が大きくなる事があります。開催時期が梅雨の時期とも被ってしまうこともあるので、雨が降ったり、途中で止んで晴れるということも起こり得ます。
なので、普通のTシャツだけではなく、速乾性の高いインナーシャツで体温調節できるようにしておくと良いでしょう。
気温が暑くても通気性の良いものであれば、逆に着ないよりも快適です。
オススメなのはCompressportのMultisport Shirtというアイテムで、生地は若干厚手ですが、夏の暑い時期に装着しても快適です。
通気性を良くするために、シャツに多数の穴が空いているので、耐久性という面ではそれほど高くは無いかもしれませんが、ウルトラマラソンレースにおいては非常にオススメです。
長袖のコンプレッション系シャツだと、暑い時にストレスになってしまうので、インナーは半袖かノースリーブシャツを着用し、必要があれば簡単に着脱可能なアームカバーを装着するほうがベターです。
サプリメント各種
サプリメント、特にエネルギージェルは必要不可欠です。各エイドステーションに補給食は用意されていますが、固形物だけを頼りに走ると、どうしても消化と吸収に時間がかかります。
胃腸への負担もかかってしまうわけです。ただでさえ、ウルトラマラソンは胃腸にストレスをかけることになってしまいますので、補給時においても胃腸に負担の少ないジェルを有効活用ぢましょう。
また、特にレース後半は徐々に足が動かなくなってしまいますので、アミノ酸サプリメントを活用するのも1つでしょう。
参考:マラソンレースで活躍!補給で使えるエナジージェルまとめ
マラソンレースで必ず携帯したいアミノ酸サプリメント・ベスト4を徹底比較してみた
スキンケアグッズ
スキンケアグッズと言うと、非常に幅が広いですが、中でも足のマメや靴ずれの応急処置ができるアイテムを携帯しておくと安心です。
処置ができるのはもちろん大事ですが、処置後になるべく通常通りの走りができるかどうかも長い距離を走る上では大きなポイントです。
そこで、絆創膏やテーピングで靴擦れやマメができた箇所を覆うよりも、若干のクッション性があって、水を弾くタイプのスキンケアグッズを紹介します。
詳細は下記の文章を御覧ください。
参考:【マラソンレース中のトラブル】足にマメができてしまった時の対処法まとめ
超軽量ウィンドジャケット
特に1日の気温差が大きい時や雨が降ったレースでは、ウィンドジャケットが有効です。出来れば、超軽量でコンパクトに収納できる方が良いでしょう。
雨の時はカッパやビニールタイプのポンチョでも構いませんが、着脱に難があります(特に収納がしにくい)。1日の気温差がそれほどなく、途中で捨てることを前提にしているのであれば大丈夫ですが、レース終盤に寒くなる場合や、終盤に歩くことが多くなり、体温が下がってしまう時はジャケットがあった方が、寒さのストレスが和らぐはずです。
オススメは下記のタイプ。超軽量(45g)でコンパクトに収納ができます。
長時間駆動のGPSウォッチ
ウルトラマラソンはタイムマネジメントが命。特に後半は時間との戦いになるでしょう。残り時間を頭で計算しながら走るよりも、GPSウォッチに勝手に計算してもらった方がストレスなく走りに集中できます。
ただし、バッテリーが短いタイプだと困るので、15時間以上持つタイプを選びましょう。
予めタゲットとなるゴール時間を時計内で設定しておけば、現時点でターゲットといくらのズレが生じているのか(先行している場合もあれば、遅延している場合もあるでしょう)?到着時間がどれくらいになりそうなのか?
を教えてくれます。長時間のランニングでただでさえ糖質のエネルギーが必要なのに、脳をフル活用させることは、更なる糖質エネルギーの消費を招きかねません。
できればストレスなく、ゴールを目指したいものです。
参考:ウルトラマラソンにも対応可能!おすすめランニングウォッチ・ベスト4!
まとめ
ウルトラマラソンを完走するためには、上述したように事前準備が鍵を握ります。
注意しなければならないのは、気象条件によって準備するものも変わってくるということです。そういう意味では、前日、当日直前まで携帯するものが変更になるケースだって十分にあり得ます。例えば、雨が降るのか降らないのか、当日になってみないとわからない場合など。
国内の場合、大抵のウルトラマラソンレースは春か秋に開催されるので、地域によって1日の気温差もあります。
なので、あらゆるコンディションを想定し、複数のパターンのシュミレーションをしながら、当日に最終決定をしなければなりません。
さらに、長丁場のレースになりますから、レース中に自分が想定していないことが起きる場合だって十分に考えられます。
そういう意味では、あらゆる状況に対応できるように、普段から「対応力」を鍛えておく必要があるでしょう。
走ること、食べること、飲むことに加えて、どんなランニンググッズを持って行くのか?ということも。