1. TOP
  2. ランニングお役立ち情報
  3. 情報化社会でランニング人口が増え続けるたった1つの理由

情報化社会でランニング人口が増え続けるたった1つの理由

ランニングお役立ち情報 ランニングとビジネス
この記事は約 6 分で読めます。 9,320 Views

日本のランニング人口が1,000万人を突破した!

2012年に笹川スポーツ財団の調査でランナー人口の統計結果が発表されました。

同財団のデータ上は1998年から600万人前後を推移していたものが、2007年に初開催された東京マラソンをきっかけに、ランニング人口が伸びてきたわけです。

今や皇居周辺はどの時間帯に訪れてもランナーで溢れ、特に週末は人の流れが途切れることはありません。

皇居周辺にはいくつものランニングステーションが設置され、「皇居ラン」が観光化しつつあります。

地方在住者にとっては、皇居ランは憧れだ!という声を聞いたこともあるくらいです。

その他、日本各地でいわゆるランニングスポットが多数できつつあります。

大阪なら大阪城周辺、福岡なら大濠公園周辺など。

他の競技と違い、手軽に始められるというのが大きな魅力の1つでしょう。

ですが、果たしてそれだけが理由でランニング人口が増え続けるのでしょうか?

s_KokyoL0059※皇居に架かる、通称「二重橋」

一般的に各スポーツの競技人口が増える時は、そのスポーツに関わる日本代表レベルの競技力高く、かつマスコミ・メディアで大きく報道されることが必要不可欠です。マスコミ・メディアの力は大きく働きます。

例えば、2015年のラグビーワールドカップでは、日本の大躍進が報じられました。実際の試合が放映され、世界の強豪に逆転勝ちをした、これまでの歴史の中でワールドカップでは1勝しかできていなかった日本代表チームが、2015年は3勝を上げた(残念ながら予選リーグで姿を消す結果となりましたが)。

この記事を書いている時点で予測をするならば、これからラグビー人口、タッチラグビーなどのラグビー関連競技の人口は伸びるでしょう。

長期的に成長し続けるかどうかは、まだ予測できませんが。

2019年の日本開催のワールドカップまで、強い日本代表であり続けること、本大会でも勝利を重ねること、そして何よりこれから始まるトップリーグでファンを集めて離れない状況を作り続けることが大切です。

話が少し逸れてしまいましたが、陸上競技(マラソン)はどうかというと、昔に比べて日本人が世界で勝てなくなってしまいました。

相対的にではあるかもしれませんが、競技力は落ちているわけです。

にも関わらず、ランナー人口は増えている。

もちろん、マラソンや駅伝がテレビ放映される機会が多いというのは事実です。

特に、正月の風物詩と言われる箱根駅伝は多くの人の胸を打ちます。

ですが、マラソンや駅伝を見てエキサイティングできるか?と問われれば、多くの人がYesとは言い難いでしょう。

野球やサッカー、アメフトなどの競技の方が、よっぽど観ていてエキサイティングできます。

どちらかと言うと、非常に地味な競技・スポーツでもあります。

では「人類はなぜ走るのか?」

この問いに対する答えを考えてみることにしましょう。

NblU6KnS9rCcQFTbzU24ZfMjg0amuto8cIKK40UapM9YAgAAiQEAAEpQ

もちろん、この問いに対する答えは1つではありません。

筆者自身の一考察として読んでいただければと思います。

情報化社会の中で、世の中はより「複雑化」しています。

インターネット統計サイト、インターネット・ライブ・スタッツの調査によると、2014年9月時点で、世界のウェブサイトの数は10億件を突破し、その数はとどまることを知りません。

様々なインターネットメディアが生まれ、ソーシャルメディアに人間は釘付けになり、情報を遮断する隙すらなくなってきています。

ビジネスシーンでは、人間関係に悩まされ、家に帰っては家族との時間が優先され、なかなか自分一人の時間が取れません。

そんな中、日常生活で「意図的に1人の時間を確保できる時間」が「ランニング」です。

s_Running-the-pier※ランニングは1人の時間を意図的に確保できる。

仮に家で1人の時間を作ろうとしても、スマホやテレビ、PCなどの誘惑が襲いかかります。

\ SNSでシェアしよう! /

ランナーズNEXTの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ランナーズNEXTの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやランニング用パワーメーター(Stryd)などのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

この人が書いた記事  記事一覧

  • SUUNTO7は一歩先を行くアウトドアウォッチ&スマートウォッチ

  • Apple Watchはランニングやマラソンでも「使える」のか?

  • SUUNTO(スント)3はフィットネスウォッチとして新たな市場を作る!

  • スントらしさの詰まったSUUNTO(スント )5レビュー

関連記事

  • ランニングで怪我をしてから再開するまでに必要な全てのこと

  • おすすめトレイルランニング・ウルトラマラソン用ヘッドライト【最新版】

  • 記録を伸ばしたいマラソンランナー必見の栄養素「5-アミノレブリン酸(ALA)」とは?

  • なぜトレイルランニングはマラソン程に普及しないのか?

  • トレーニング以外でランニングパフォーマンスを上げるためにできること〜最大酸素摂取量(VO2max)編〜

  • ランニングサークルに入れば本当に仲間作りはできるのか?仲間作りで越えなければならない3つの壁