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アメリカ Grand to Grand Ultra 参戦までの一部始終

2015年4月に、モロッコのサハラマラソン(Marathon Des Sables)に参加してから約2年半が過ぎ、いよいよ2本目のステージレースが迫ってきました。ステージレース2本目はアメリカ・ユタ州で開催されるGrand to Grand Ultra(通称G2G)。
※ランニングにおけるステージレースとは、7日間で約250㎞を走破するレースのことを指します。7日間、各ステージごとに指定された距離を走り、合計タイムが最も速い人が優勝です。7日間のレース、生活に必要な全てのものを背負って走ります。※水は各チェックポイントで支給されます。
風呂やシャワーはなく、電気も無いのでヘッドライトだけが頼りです。携帯を含めた通信機器も使用できないため、7日間は完全に情報社会から隔離された状態となります。
※サハラマラソンのテント(?)の様子。布切れの下に8人が雑魚寝する。
G2Gに関しては、以前の記事で少しご紹介しました。
サハラマラソンとの違いは、
①総距離がサハラマラソン250kmに対して、G2Gは273㎞。
②砂丘箇所が少ないこと。
③テントが全面覆われていること。
④ビバークでお湯を沸かさなくて済むこと。
⑤参加人数がサハラマラソン約1,300人に対して、G2Gは120人と少ないこと。
⑥標高が高い(スタート地点で1,600m、最も高いところで2,600m)
⑦標高が高い分、サハラマラソンより気温は上がらない(?)
大きくは、この7つでしょうか。予測的なものも含まれていますが、ビバークでの生活はサハラマラソンに比べて、かなり快適ではないかと。