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ウルトラマラソン完走のために準備しておきたい5つのこと

 2015/09/23 ウルトラマラソン
この記事は約 8 分で読めます。

このメディアの中で、以前「ウルトラマラソン完走のために必要な5つの練習・トレーニング方法」というテーマで記事を書きました。

ウルトラマラソンに向けた練習・トレーニングはもちろん必要です。例えば、100㎞走るのであれば、それなりの距離を踏んでいなければ、当然のごとく完走することができません。

ウルトラマラソンのレースではフルマラソン同様、完走するための「準備」が必要です。

とは言うものの、練習やトレーニングを積んでさえすれば、あとはスタートすればいい!とは必ずしも言えないわけです。

備えがあれば、憂いなし!ということでウルトラマラソンを完走するために必要な準備を、しっかりとしておきたいところです。

ですが、このウルトラマラソンに関する準備についても、練習やトレーニング同様に情報があまりありません。

そこで今回は練習・トレーニング以外で必要となる準備について解説をしていきます。

ポイントは大きく分けて5つです。

それでは、一つ一つ見ていきましょう。

エネルギー補給計画を立てておく

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まず最初はエネルギー補給に関する準備です。

フルマラソン同様、レース中のエネルギー補給は必要不可欠です。ウルトラマラソンを走る、走らないに関わらず、10時間程度、食事を摂らないと空腹状態になります。

運動しなくてもエネルギーは消費していくわけですから、ウルトラマラソンを走るとなると、定期的にエネルギーを補給しておかなければなりません。

そうしないと、いわゆるガス欠状態になってしまいます。

ウルトラマラソンの大会であれば、レースによって異なりますが、ポイント毎におにぎりやパン、チョコレート、バナナなどの所謂糖質を補給できるポイントがあります。

ご当地名物がエイドステーションで食べれたりもします!有名なウルトラマラソンのレースであれば、アミノ酸やエナジージェル等のサプリメントも充実しています。

エイドステーション毎に行き当たりばったりで補給していくよりも、補給計画は立てておいたほうが良いでしょう。

なぜなら、エネルギー補給はレース全体を通して、均等に取っていく方が良いからです。

エネルギー補給は大事ですが、消化・吸収活動は胃腸に負担をかけることにもなります。

例えば、前半に食べれるだけ食べておいても後半ガス欠になりますし、後半にお腹が空いてから補給しようと思っても、長時間のレースで血液が筋肉に供給されていて、内蔵に回らなくなってきます。

そうすると、食べたものが上手く消化・吸収できないので、レース後半になればなるほど、胃が食べ物を受け付けなくなります。

なるべくエナジージェル等のサプリメントを活用しながら、一定の間隔で補給をしていくようにして下さい。

100㎞分携帯しながら走るのは難しいので、荷物を預けることのできるエイドステーション(50㎞、60㎞くらいにあることが多い)にも補充用として、準備しておきましょう。

エナジージェル・サプリメントに関しては、下記の記事で紹介しています。

関連記事:マラソンレースで活躍!補給で使えるエナジージェルまとめ

適切なランニングシューズを準備しておく

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次なるポイントは、ランニングシューズです。

ウルトラマラソンにかぎらず、ランニングシューズ選びは重要です。ですが、特にウルトラマラソンを走る場合、長時間足を動かす必要があるので、後半は足が浮腫んできます。

スタート前は丁度いいと思っていたサイズのランニングシューズも、レース後半はかなりキツく感じます。

ここで足の爪が伸びていようものなら、血豆ができたり、爪が剥がれるという惨事に見舞われることに・・・。

ですから、丁度いいサイズの1.5cm程大きめのシューズを用意しておくことをオススメします

最初から履いて出走するもよし、荷物を預けておける場所に大きめのシューズを搬送しておいて、途中で履き替えるもよし。

もう一点、ランニングシューズで気にしておきたいのはソールの厚さ(クッション性)です。

ウルトラマラソンを完走するためには、走り方(ランニングフォーム)をいかに疲れにくいものにしていくか、要は足にダメージの加わりにくい走り方にしていくか、が重要です。

もちろん、意識しただけでは変えることができません。

ですから、ランニングシューズのソールを厚くすることにより、地面から受ける衝撃(地面反力)を極力押さえることも対処法の1つです。

衝撃を和らげることが分、シューズ自体の重量は重たくなります。

反対に、トップアスリートが履くような軽量のランニングシューズは軽量であるがゆえに、ソールが非常に薄くなっています。なので、走り方によっては大きなダメージを受けることになってしまい、疲労の蓄積も大きくなってしまいます。

物事には全て陰の部分と陽の部分がありますが、自分が何を優先するかを考えて、選ぶようにしましょう。

特に普段から足へのダメージが気になる方は、Hoka One Oneのようなソールの厚いシューズをチョイスすることをオススメします。

プラスして、インソールをオーダーで作ることができるのなら、尚goodです!

仲間を作り、一緒にゴールを目指す

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ウルトラマラソン完走のために必要な要素として、非常に大切なポイントがこの「仲間作り」です。

ウルトラマラソンに仲間と一緒に参加する、もしくはレース中に仲間を見つける、でも大丈夫です。

ウルトラマラソンに1人で参加し、絶えず1人で走ることほど、辛いものはありません。

もちろん、これがダメだといっているわけではなく、完走を目指すなら、言い方は悪いですが「他人の力を利用しましょう」ということです。

仲間と一緒に参加していることが力になりますし、レース中一緒にゴールできる人がいれば、途中で諦めずに済みます。

1人の場合、途中でリタイアをしたとしても責任は自分が負えばいいだけです。

ですが、複数人で走っていると、そうはいきません。

自分だけがリタイアしたくないという意志が働きますし、自分のせいで仲間を遅らせるわけにはいかなくなります。

ウルトラマラソンは本当にメンタルのスポーツです。

確かに足は重たくなるし、筋肉は動かなくなってきます。最後は本当に「気持ち」です。

若い人よりも年齢を重ねた人のほうが完走率が高く、タイムも良い!というのは、メンタルの強さ、鍛錬の証だと思っています。

レース当日に応援・サポートしてくれるパートナー

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ウルトラマラソンのレース中、サポートしてくれる人がいる程、嬉しいことはありません。

レース中に知っている人からの応援があるということは、物凄く嬉しいことです。

それだけで力が湧いてきますが、途中で補給物のサポートをしてくれたり、筋肉が動かなくなった時にエアーサロンパスを振りかけてくれたり、不要になった荷物などを受け取ってくれたり・・・。

もし、こんなサポートをしてくれる人がいたら、本当に感謝してもしきれないくらいです。

これはレース中というわけではありませんが、スタートポイントまでの送迎。ゴール後、宿泊までの送迎は本当に助かります。

基本的にバス移動がほとんどですが、待ち時間もなく、自由に移動できるのは最高の贅沢です。

ウルトラマラソン完走のための「準備」と表現すると、語弊があるかもしれませんが、完走を後押ししてくれることには変わりありません。

もし、友人や家族、恋人等でここまでしてあげるという人がいたら、感謝の意を敬して下さい。

ランニングウォッチで時間管理

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特に初めてウルトラマラソンを走る場合は、時間との戦いになることが多いです。

例えば、100㎞のウルトラマラソンの完走を目指すなら、多くの場合、制限時間14時間以内にゴールしなければなりません。

であれば、おおよそのポイント通過時間を計算しておくことが大切です。

ポイント毎の通過時間をランニングウォッチを活用しながら計算します。

完走が目標であるならば、途中荷物を預けることのできるエイドステーションで比較的長めの休憩を入れることになると思います。

途中のエイドステーションでもロスタイムは必ず発生します。

その辺りも見越して、計算しておくことをオススメします。

また、ウルトラマラソンの場合は計測時間も長くなってしまうので、長時間計測可能なランニングウォッチで時間管理をしておくと良いでしょう。

GPS付きのランニングウォッチを選ぶ場合は、数が限られています。

ストップウォッチ機能だけであれば、ほとんどのランニングウォッチで計測可能です。

ウルトラマラソンで活用できるランニングウォッチは下記の記事にて紹介をしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:ウルトラマラソンランナーが選ぶおすすめランニングウォッチ・ベスト4!

まとめ

今回の記事はいかがだったでしょうか?

ウルトラマラソン完走のポイントを練習・トレーニング以外の観点から紹介させていただきました。

ポイントをおさらいすると、

①エネルギー補給
②ランニングシューズ
③一緒に走る仲間
④サポーター
⑤ランニングウォッチ

この5つがあれば、心強いです。

特にレース中に役立つ準備ばかりなので、決して疎かにせず、しっかりと準備をしてレースに臨むようにしましょう。

もし、あなたがウルトラマラソンを完走したいなら、こちらもオススメです。

 

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ビジネスアスリート
データサイエンティスト

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

自分自身も実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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