東京湾岸エリアがランニングに最適な5つの理由
いつも同じランニングコースばかり走っていると、「違ったコース・ルートを走ってみたい!」と思うことはないでしょうか?
私はあります。
とはいえ、いつもと違ったコースを探したり、わざわざ出向いて走るのはそれなりのエネルギーが必要になってくるものです。
山を舞台にしたトレイルランニングであれば、様々な場所で色んなルートを作ることができます。
ですが、ロードの場合はそうもいきません。
コースが単調になったり、道幅が狭く走り難かったり、信号が多くて走ることに集中できなかったり・・・。
もちろん、コースだけでなく、ランニングステーションなどの「リフレッシュできる場」も必要でしょう。
そこで今回は様々なランニングシーンで活用でき、筆者もオススメする東京湾岸エリアでのランニングを「東京湾岸エリアがランニングに最適な5つの理由」というテーマでご紹介していきます。
※東京湾岸エリアとは東京都中央区月島・勝どき、江東区豊洲・東雲・有明、港区台場などのエリアを指すそうです。
目次
1.歩道が広く走りやすい
※歩道+自転車道でこれだけの広さ!
まず湾岸エリアがランニングに最適な1つ目の理由は、とにかく歩道が広く走りやすいところが多いということ。
歩道の中に自転車専用、歩行者専用道路が分かれているところもあり、ランナーは歩行者をさほど気にすることなく、安心して走ることができます。
特に東京都内の歩道は道幅が狭く、歩行者専用道路がないところも多いですよね。
また自転車専用と言っても、ロードバイクが走っているわけでもありません。
なので、河川敷よりもかえって安全です。
そして、東京の代表的なランニングスポットである「皇居」以上の走りやすさをお約束します。
2.日中でも夜でも大都会の景色を堪能できる
※ぐるり公園からレインボーブリッジと都心のビル群を望む。
2つ目の理由は日中でも夜でも、大都会の景色を堪能できることです。
日中の景色、夜景それぞれの良さがあります。
特にオススメなのは、豊洲のぐるり公園から見える景色です。
ぐるり公園からは晴海、汐留〜三田にかけてのビル群、レインボーブリッジなどを眺めることができます。
晴海側からは豊洲のタワーマンション群を眺めることができ、お台場からは夜のコンテナ埠頭のライトアップが見ものです。
長い距離を走りながら、色んな景色を堪能できますので、飽きずに走り続けることができますよ。
3.信号なしでも走れるルートを作りやすい
※ぐるり公園には信号なしで往復約10kmのコースがある。
東京湾岸エリアは信号の待ち時間なく、ランニングができるようなルート設計がしやすいのも大きなポイントです。
23区内で、ここまでランニングに最適なコース設計ができるのは、河川敷以外ではあり得ないのではないでしょうか。
中でも最も活用できるのが「豊洲ぐるりパーク」という片道4.8kmのランニングコースです。
少し距離が中途半端ですが、GPSウォッチなどで片道5kmに調整して、往復10kmのコースにすることもできますし、晴海大橋などをコースに組み込めば、さらに距離を伸ばすことが可能です。
数カ所、信号のあるポイントを使用するだけでお台場まで足を伸ばしたり、東京ディズニーランドまで走ることも可能なので、ロング走用のコースを作ることができます。
4.ランニング+観光できるスポット多数
※ららぽーと豊洲を含む、豊洲の風景。
東京の湾岸エリアはランニングに最適なことはもちろん、周辺に観光スポットがいくつもあるので、都内在住・在勤の方はもちろん、旅行者にもオススメです。
東京駅、羽田空港からのアクセスも良く、宿泊施設はビジネスホテルからラグジュアリーホテル、会員制ホテルまで揃っています。
商業施設であれば、ららぽーと豊洲、有明ガーデン、ヴィーナスフォート、ダイバーシティ、アクアシティお台場など。
買い物や飲食には困ることはりませんし、月島にはもんじゃ焼きをはじめとした味のある飲食店も沢山あります。
バーベキュー場も沢山あるので、「仲間内で走った後にバーベキューを楽しむ」なんてこともできるわけです。
ぜひランニング+αのアクティビティを楽しんでもらえたらと思っています。
5.あらゆるランニングの目的に対応できる
※山のない湾岸エリアにも、こんなトレイルがある。
東京都内で「ランニングの聖地」と言えば、皇居周辺です。皇居ランというフレーズはランナーなら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
もちろん、1周5kmをノンストップで走り続けられるのは魅力ですが、周りはオフィス街でランニング中の信号待ちは必至。
周りはビル群に囲まれているので、景色を堪能できるわけでもありません。
その点、東京湾岸エリアは東京の大都会を少し離れた位置から眺めることができます。
スピードトレーニングや周回コースを走りたい人は有明防災公園の1周700mもしくは1,300mのコースを使えばいいでしょう。
5km、10kmといった分かりやすい距離を走りたい場合は、前述の豊洲ぐるりパークへ。
辰巳や夢の島方面まで足を伸ばすと、トレイルランニングができる緑道公園だってあります。
ただし、坂道はほとんどありません。
なので、逆を考えるとフラットなコース設計をしたい人にとっては最適な場所だと言えるのではないでしょうか。
東京湾岸エリアをランニングするなら
最後に、東京湾岸エリアを快適にランニングするのであれば、いわゆるランニングステーションの存在は欠かせません。
実はこのエリアにはランニングステーションとして使用できる施設がいくつか存在します。
参考記事:お台場・有明・豊洲でランニングするなら知っておきたいランニングステーション7選
ここでは、利用シーンに合わせて2つのランニングステーションをご紹介します。
①泉天空の湯有明ガーデン
ランニング後に温泉で汗を流したいのであれば、有明にある泉天空の湯有明ガーデンがオススメ。
2020年6月に開業した有明ガーデンの5階にある24時間営業の温泉施設です。
銭湯ではなく、温泉施設。なおかつ24時間営業なので、早朝・夜間を問わずランニングに出かけることができます。
温泉施設の場合、早朝から営業しているところが少ないので、スタート時は駅のコインロッカーに預けて、走り終わってから温泉施設に行く場合が多いですが、泉天空の湯は早朝から走り始める場合でも、施設内で着替えてロッカーに荷物を預けてから走りにいけます。
特に冬の寒い時期や、長い時間・距離を走る場合はシャワーだけパッと浴びて・・・というよりも、しっかり温泉に浸かって筋肉疲労を取りたいですねよ。
温泉でしっかり疲労を取った後は併設されているレストランでビールで喉を潤すもよし、しっかりとした食事を取ることもできます。
ホテルヴィアフォンテーヌ グランド東京有明が併設されているので、東京駅や羽田空港からのアクセスも良く、宿泊+ランニングにも対応していて便利です。
②ジョグポート有明
ランニングステーションに求めるのは「荷物預かりとシャワーで汗を流せることだ!」という人は、同じく有明にあるジョグポート有明がおすすめ。
ジョグポート有明は東京マラソン財団が運営しているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
特に仕事の前や後に、サクッと走りたい人はジョグポート有明がオススメです。
施設の近くにある有明防災公園の1周700mと1,300mの周回コースで、高強度なポイント練習を実施するのもいいでしょう。
施設の目の前からお台場まで信号無しで走れる往復約5kmのコースもありますので、5km、10kmサクッと走るのにも適しています。
また、ジョグポート有明では各種ランニングイベントが定期的に開催されていますので、目的に合わせてイベントに参加するのもオススメです。
まとめ
以上、東京湾岸エリアがランニングに最適な理由を5つ、合わせておすすめのランニングステーションについて紹介してきました。
とにかく走りやすくて景色も良くて、色んなコースが揃っています。
是非一度、走りに行ってはいかがでしょうか?
また、東京湾岸エリアでランニングをする場合のおすすめのランニングステーションとして、泉天空の湯とジョグポート有明の2箇所をご紹介しました。
どちらも、ゆりかもめ有明駅、りんかい線国際展示場駅からも近く、アクセスも良好です。
今回はランニングステーションという文脈で紹介しましたが、どちらの施設も一般的なランニングステーション以上の価値があるのがポイントではないでしょうか。
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