Zwift+Strydの合せ技でランニングマシンでも飽きずに効率よくトレーニングできる

サイクリストがインドアライドの際に使用する、Zwiftというサービスがあります。

室内で自転車をこぎ続けるのは退屈だよね・・・ということで、屋内でのサイクリングを屋外と同じくらい楽しく、魅力的にすることをミッションに誕生したのがZwiftです。

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パソコンやiPad、iPhone上で、世界中のZwiftユーザーと繋がり、3D空間の中でサイクリングを共にすることができます。


※Zwiftを使ってインドアライドをゲーム感覚で楽しむ。

ランニングマシンを使ってトレーニングやエクササイズを行うランナーも、走ることに飽きてしまう・・という人が多いのではないでしょうか?

ちょっとした有酸素運動にランニングマシンを使うのであれば、テレビを見ながら走れるかもしれません(ランニングマシンのスペックによりますが)。

ですが、トレーニングの一環でランニングマシンを使う場合、テレビはかえって邪魔になることも多く、走ることがメインなので、他の操作もなかなかできません。

そんな中、Zwiftは2018年2月13日に開催されたニューヨークのイベントで「Zwift Run」のベータ版サービス開始を発表しました。

3D空間で世界中のランナーと繋がりながら、ランニングマシンを走ることができるわけです(3D空間にはライダーもいます)。

ランニングマシンの上を走っていることに変わりはありませんが、画面上で同時刻に走っている他のランナーを抜いたり、抜かれたりということも頻繁に起きます。

画面を見ながら楽しむだけでなく、ランナーに合わせたトレーニングプランも提供しています。 更に、ワークアウトに加えて、グループランやレースはすでに毎日行われています。


※Zwiftに組み込まれているワークアウト例。
Training Peaksと連動させることで、独自のワークアウトを作成することも可能。

Zwift Runに参加するには、2つ方法があります。Zwiftでアカウントを作り、Zwiftに対応しているランニングマシンで走るか、Strydなどのフットポッドと繋いで走るかのどちらかの方法で参加します。

フッドポッドを使えば、どんなランニングマシンでもZfift Runに参加することができます。ほとんどのランナーがフッドポッド経由でZfift Runに接続しているようです。

Zwift Runに対応しているランニングマシンは下記の4つ。

BowFlex BXT116/BXT216 トレッドミル
Any StarTracトレッドミル とBluetoothボタン
LifeFitness T3 home treadmill
True Fitness Performance 300

もし、普段使っているランニングマシンが上記の4つのどれかに該当するのであれば、ラッキーです!

一方、Zwiftと接続できるフッドポッドは

Stryd footpod(パワーメーター)
Stryd Live footpod(Zwift Run専用のフッドポッド)
Milestone pod
Polar Stride Sensor
Garmin footpod (ランニングダイナミクスポッドではない)

の5つ。

ほとんどの日本人ランナーには、あまり馴染みのないフットポッドばかりですね。


※ランニングマシン、フットポッド、心拍計と繋いだ状態でランニングを行う。
この画面の場合、心拍計(オレンジ色で表示)は接続されていない。

ただ、Strydのパワーメーターユーザーであれば、屋外のランニングだけでなく、屋内でもパワーを計測しながらランニングができるのはメリットがあります。

※こちろん、ランニングマシンは全く使わない!という人は別です。

特にパワーをベースにストレススコア(自分の身体にどれくらいの負荷がかかっているのかを判断する指標)を見ていく場合、パワーメーターを使用しなければ、ストレススコアを正確にモニタリングできません。

月に一定以上ランニングマシンでトレーニングをする人や、冬場に雪でランニングができない人にとって、Zwift RunとStrydを接続して走ることは、モチベーションの維持向上、参考となるデータの積み上げという点で、有効です。

Zwift Runのレベルは21まで設定されていて、レベルが上がる毎にニューバランスやHoka、アンダーアーマー等のTシャツ、スウェットバンド、シューズを手に入れることができます。

これらをモチベーションに頑張るのも1つでしょう。

テクノロジーの進化とともに、私たちのランニングライフも多様化してきました。

自分の心が動くこと(もの)であるなら、一度チャレンジしてみるのもいいかもしれません。