1. TOP
  2. 編集長コラム
  3. ランニングを長く楽しむためには?「怪我をしない」ことより大切な2つのこと

ランニングを長く楽しむためには?「怪我をしない」ことより大切な2つのこと

編集長コラム
この記事は約 5 分で読めます。 6,400 Views

なぜなら、30km以降の失速の他にも、ランニングを続けていく中で出てくる悩みや、分からないこと等は沢山出てくるからです。

そのためには、答えを探そうとするのではなく、まずは「考える材料」を増やしていく必要があります。

なので、ランナーズNEXTやメールマガジンの中で「ちゃんとデータは取っていきましょうね!」という話は何度もしているわけです。

失速の原因を探る情報(データ)が沢山あれば、次の仮説を立てる際の精度は間違いなく高くなります。

逆に、情報(データ)が無ければ、これまでの経験や勘から次の仮説を立てる、もしくは本やネットの情報をもとに仮説を立てるしかありません。

もちろん、仮説を立てるにあたっては、ある程度の知識が必要です。

自分で知識を深めていくのも良いですし、コーチと一緒に考える、コミュニティ内で一緒に考えていくのも良いでしょう。

これは練習やトレーニング法に限らず、ランニングフォームの改善を考えた時にも同じことが言えます。

現在、東京と福岡で定期的にランニングフォーム (走り方)に関するワークショップを開催しています。

定期的に参加して下さっている方であれば、例えば前回と今回でランニングフォームの比較ができるようになるわけです。

そうすると、どこがどう変わったのか?もしくは変わっていないのか?が(ある程度)明確になります。

※(ある程度)と書いた理由はランニングフォームを正しく評価するにはどうすればいいのか?の中で紹介しています。

比較対象を作ってあげる(考える材料を作ってあげる)ことで、トレーニングの意欲も変わってくるのではないかと考えています。

現状を把握する→現状を変えるための取り組みをする(ランニングで言うとトレーニング)→振り返る→次の成長に向けた取り組みをする→・・・

というようなサイクルをどんどん回していくわけです。

データを活かすためには?

ただし、自分のデータを一人で見つめながら、試行錯誤をしていくのも限界がありますよね。なぜなら、参考になる材料が自身のデータのみになってしまうからです。

最近強く感じるのは、他のランナーの具体的な事例に触れながら、参考材料を増やしていくことで、仮説の精度はもっと上げることができるのではないかということ。

特に昨年から、ランニング用パワーメーターを活用したトレーニングを実践する方も増えてきました。

実践者のレースデータやレースに至るまでのトレーニングデータを比較しながら見ていくと、本当に沢山の気づきがあります。

例えば、マラソンで3時間を切る人、3時間半を切る人、4時間を切る人はこういう傾向があるがあるよね!という特徴が少しづつ見えてきました。

マラソンのレース後半で失速してしまう人の特徴も然りです。

これらの経験から、様々なランニングデータをもとに、知識を深めながら自分自身と他のランナーの課題と解決策を一緒に考えていける機会(コミュニティのようなもの)があれば「チャレンジする意欲」「探求心」の両方を育てていけるのではないか?と、今では強く感じています。

詳細はパワートレーニングの実践グループや、メールマガジン・ランナーズNEXT通信内でもご案内していく予定です。

ぜひ、楽しみにしていてください。

\ SNSでシェアしよう! /

ランナーズNEXTの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ランナーズNEXTの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやランニング用パワーメーター(Stryd)などのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

この人が書いた記事  記事一覧

  • 【自宅で筋トレ】ランナーのための家でもできるオススメトレーニング5選

  • GARMINで心拍トレーニングの精度を上げる方法

  • トレーニング以外でランニングパフォーマンスを上げるためにできること〜最大酸素摂取量(VO2max)編〜

  • 約2ヶ月の低酸素トレーニングと筋トレでランニングテストのパフォーマンスはどう変化したのか?

関連記事

  • 【新企画】編集長コラムがスタートします!

  • 「才能の正体」から学ぶ、マラソンの才能・能力を伸ばすために必要な考え方【編集長コラムVol.1】

  • ランナーに必要なGPSウォッチを再考する!

  • ランニングのパワートレーニングで成果を上げるためにチェックすべき2つの重要指標とは?