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ランニングフォームの分析法〜走り方の問題点を明確にするために〜

ランニングフォーム
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怪我を予防・改善する意味でも、パフォーマンスを向上させる意味でも、効率の良いランニングフォームで走ることは重要です。

実際に、多くのランナーが自身のランニングフォームに課題を感じているようで、

怪我の原因はランニングフォームが悪いから・・・
フルマラソンで特定の筋肉が疲れてくるのはランニングフォームが悪いから・・・
今より速く走るためにはランニングフォームを改善しなければ・・・

などなどの問題を口にする方が大勢います。ですが、具体的にランニングフォームのどこが悪いのか、どこをどう改善すれば良いのかを理解している人はほとんどいません。

肩甲骨と骨盤が連動していない・・・
着地が上手く行かない・・・
ランニング中に上手く体幹が使えていない・・・

一見すると、もっともらしい課題のように見えます。ですが、これらの発言はランニング動作を分析した上での発言であることは非常に少なく、何となく肩甲骨と骨盤が連動していないのではないか、着地が上手く行っていないんじゃないか、体幹が使えていないんじゃないかと思っているだけの場合が多々あります。

何らかの問題を解決しようとする時には、その問題(課題)を明確にすることから始まります。つまり、自分はどんなランニングフォームで走っているのかをしっかりと理解するということです。

ですが、ただ自分の走っている姿を眺めていても、どこがどう問題なのか(もしくは問題ではないのか)を理解するのは一般の市民ランナーにとっては非常に難しいわけです。

そこで今回は、ランニングフォームを改善しようとする前に、動作をどう分析していけば良いのか?について紹介していきたいと思います。

ランニング動作を構成するもの

まず理解しておかなければならないのは、ランニング動作には脚が地面に着いているフェーズ(立脚期)と脚が地面から離れているフェーズ(遊脚期)があるということです。

さらに、立脚期、遊脚期それぞれに3つのフェーズがあります。ランニング動作は複雑に見えますが、一連の動作を分解して考えれば非常にシンプルです。なので、まずは各フェーズの詳細について解説をしていきたいと思います。

立脚期

最初にランニング動作の立脚期について見ていきます。写真の左足に注目しながらご覧ください。

フットストライク(接地期)

スクリーンショット 2016-12-22 15.26.15

フットストライクはどちらかの足(ここでは左足)が地面に接地する時のことを指します。

着地の方法は大きく、踵から着地するヒールストライク、足全体で着地するミッドフット、つま先側で着地するフォアフットに分けることができます。

参考:ランニングフォームからマラソンで疲れない走り方、着地方法を考える

ミッドサポート(立脚中期)

スクリーンショット 2016-12-22 15.27.30

ミッドサポートは立脚期の中間に位置し、支持脚で体重を支え、踵が地面から離れる手前までを指します。

テイクオフ(離地期)

スクリーンショット 2016-12-22 15.27.58

テイクオフは踵が地面から離れ、つま先が地面から離れるまでの期間を指します。

遊脚期

次に遊脚期です。同様に左足に注目しながらご覧ください。

フォロースルー

スクリーンショット 2016-12-22 15.28.42

フォロースルーはつま先が地面から離れてから、足が最後方に引かれるまでを指します。

フォワードスイング

スクリーンショット 2016-12-22 15.29.19

フォワードスイングは足が最後方に引かれた後、前方に向かってスイングされる期間を指します。

フットディセント

スクリーンショット 2016-12-22 15.29.56

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやランニング用パワーメーター(Stryd)などのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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