TomTomアドベンチャー【GPSウォッチ体験レビュー】

この数年の間で、ランナーにとってGPSウォッチは必須アイテムの1つとして、使用されるようになってきました。
一方で、なかなか使いこなすことが難しかったり、そもそもGPSウォッチの種類が沢山あって、なかなか選べないという悩みがあるのも事実です。
メーカー各社、様々な特徴をもったGPSウォッチを展開しています。
ランナーズNEXTの中でも様々なGPSウォッチを紹介していますが、今回は、ヨーロッパでシェアNo.1を誇るTomTomのGPSウォッチについて、実際の使用感も含めてご紹介していきたいと思います。
目次
TomTomとはどんな会社?
日本ではまだTomTomという会社を知らない、という人もいるのではないでしょうか?
それもそのはず、TomTom独自のGPSウォッチが日本でリリースされたのは2016年から。2011年にはナイキとApple、TomTomが提携し、TomTom製のNike+ SportWatchがリリースされたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
日本におけるGPSウォッチ市場が伸びてきたのは2012年頃からなので、日本においてもパイオニア的存在です。
TomTomは1991年にオランダ・アムステルダムで創業。2005年には上場を果たし、世界中に4,000人を超える従業員がいるグローバルカンパニーです(TomTom社は世界40ヵ国以上にカーナビを販売している)。
現在、日本で展開されているTomTomのランニングに適したGPSウォッチは主に、下記の2モデルです。
TOMTOM ADVENTURER
2017年1月27日に発売されたのがTomTom製GPSウォッチの中で最上位モデルとなる、TomTom Adventurer(トムトム アドベンチャー)。ランニングを始めとしたアウトドアスポーツに特化したモデルとなっています。
ランニングだけでなく、ハイキング、バイク、スイム、スキー、トレイルランニングなど、どんなアクティビティにも対応可能です。
次に紹介するTomTom SPARK同様、スマートフォンを持たずに音楽を聴きながらアウトドア・アクティビティを楽しむことができます。オーディオプレーヤーに500曲以上を内蔵することができます。
<スペック>
サイズ(厚さ) 15mm
重量 約55g
防水機能 40m
動作時間
・ラン、トレイルランニング、バイク、フリースタイルモードで最大11時間
・ハイキングモードで最大20時間
・GPS+心拍計測+オーディオプレーヤーで最大5時間持続
・ライフログのみ取得で最大3週間
心拍計測 時計に内蔵
オーディオプレーヤー機能 3GBの音楽容量内蔵
標準価格は40,500円(税抜)
TOMTOM SPARK GPS
2つ目はTomTom SPARK(トムトム スパーク)。TomTom SPARKに加えて、SPARK CARDIO、SPARK CARDIO+MUSICの三種類がラインナップされています。SPARK CARDIO、SPARK CARDIO+MUSICに関しては、バンドサイズがSサイズとLサイズの2種類あります。SPARKはSサイズのみ。
スペックを分かりやすくまとめると、下記の通りとなります。
TomTom SPARKのみ光学心拍計が搭載されていないモデルなので、心拍数を計測する場合は別途心拍ベルトの購入が必要です。