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なぜ市民ランナーにビール好きが多いのか?僕らはアルコールより、体験に酔う!

ランニングお役立ち情報
この記事は約 4 分で読めます。 3,748 Views

日々の生活の中にランニングというアクティビティが加わり、継続していくと「自分は何のために走っているのか?」と考えるようになります。人によっては「なぜ、こんなに辛い思いをしてまで走り続けているのか?」という表現になるのかもしれませんし、「どんな楽しみのために走っているのだろうか?」という問いかもしれません。

いずれにしても、誰もが「なぜ走っているんだろうか?」と考えるようになるはずです。きっかけは何であれ。

もちろん、走る目的は人それぞれ。健康の保持・増進のため、ダイエット、達成感を得るため、非日常の体験をするため、などなど。

色んな目的で走る市民ランナーがいる中で、「旨いビールを飲むため!」に走っているという人が極稀にいます。真意は定かではありませんが。ビールを飲むために走っている!という人が物凄く多いかと言われれば、決してそんなことはありません。

ですが、ランナーの中にビール好きが多いのは事実。

もちろん、統計学的にというわけではありませんが、感覚としてはズレてはないはずです。

特に走る距離が長くなればなる程、この傾向は顕著になります。走る距離が長いと言うのは、月間走行距離という意味ではありません。例えば、5㎞、10㎞など短い距離のレースを中心に走っている人よりも、ウルトラマラソンなど長い距離を走っている人の方がビール好きは多いという意味です。

ウルトラマラソンランナーはビール好きが多い

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柴又100㎞ウルトラマラソンに参加していた時のこと。

柴又ウルトラマラソンでは前後にゼッケンを付け、背中側にはゼッケンにメッセージ欄が設けられています。文字でも絵でも、何を書いても構いません。

レースは河川敷の単調なコースなので、周りのランナーの背中に書かれたメッセージ欄を見ながら走る時間が多くなります。

意外にも、何も書いていない人は少なく(私が確認できた範囲ですが)、何らかのメッセージ、イラストなどが書かれていました。中でも多かったのが、「完走して、うまいビールを飲むぞ!」という類のもの。

おおよそ3人に1人は、ビールやお酒絡みのメッセージが書かれていました。

確かにランナーにビール好きは多い。ですが、ビールそのものが好きなのか?と問われたら、恐らく違うのではないかと思うわけです。

もちろん、走る走らないに関わらず、ビールを飲むことが好きな人は除きます。

なぜ市民ランナーにビール好きが多いのか?

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例えアルコールが飲めない人でも、キツイ練習・トレーニングをした後に「炭酸飲料が飲みたい!」と思ったことがある人は少なくないはずです。

※運動後に身体が炭酸飲料を欲するメカニズムは、科学的に証明されているのかどうかは定かではありません。

ですが、なぜ市民ランナーは他の炭酸飲料よりも「ビール」が好きなのか?

ビールが「旨い!」と感じる時はどんな時なのか?を考えると、その答えが見えてきます。

ビールが旨いと感じる時、それは間違いなく何かを達成した後、ワクワクするような場にいる時、非日常空間にいる時など、気持ちがポジティブな時のはずです。

反省会という名の飲み会でも、気持ちが前向きな反省会は、ビールも旨い!

つまり、走った後のビールそのものが好きと言うよりは、環境や体験がビールを旨くするわけです。

ランニング後に、仲間と酒を酌み交わすという体験が好きな人、ランニング後、自分の頑張りの報酬としてビールを飲むのが好きな人など。

色んな体験を引き立てるために、ビールが存在していると言っても過言ではありません。

様々な体験を積み重ねることで、結果的にビールが旨く感じるようになっていくのではないでしょうか?

まとめ

今回は「なぜ市民ランナーにビール好きが多いのか?」をテーマに、一個人の見解を示しました。

走った後のビールが身体に良いのか、悪いのか?という論点は、もはやランナーには不要なのではないかと思うほどです。

ビール好きなランナーは、基本的に健康になろうと思って走っていません。

※ビール好きではないランナーも同様に。

ランニング以外で健康に気を配っていたとしても、走って健康になろうとは思っていないということです。

もちろん、走れば脂肪は落ちて、メタボ解消には役立つでしょう。

ですが、ランニングを継続することの最大の利点は様々な「体験」にあります。

走ることを通じて、様々な体験ができる!

きっと、僕らはアルコールよりも、体験に酔っているのかもしれません!

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやパワーメーターなどのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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