1. TOP
  2. マラソンとトレーニング
  3. ランナーが低酸素トレーニングによって得られる4つのメリットとは?

ランナーが低酸素トレーニングによって得られる4つのメリットとは?

マラソンとトレーニング ランニングノウハウ
この記事は約 6 分で読めます。 1,321 Views

向上心のあるランナーであれば、こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

「どうすれば、現状よりも速く走れるようになるのか?」

「レースで自己ベストを出すには、どんなトレーニングをすれば良いのか?」

「トレーニングを頑張っているつもりなのに、なかなか思うように走れるようにならない。」

「トレーニングをしていても、年齢と共に体力の低下を感じている。」

日々のトレーニングに関する悩みは、尽きないですよね・・・。

今では国内外問わず、多様なトレーニング手法に関する情報が簡単に入手できるようになり、手軽に実践できるようにもなりました。

同時に、市民ランナーがトップアスリートと同等の環境を活用することが可能になり、日常のトレーニングの中で積極的に活用している人も見受けられます。

中でも、市民ランナーの間で注目されているのが「低酸素トレーニング」

既に都内にはいくつかの低酸素トレーニング施設が存在し、その数も少しずつ増えてきている印象です。

そこで今回は、今一度低酸素トレーニングとはどんなトレーニングなのか?そして、ランナーが低酸素トレーニングによって得られるメリットについてまとめてみたいと思います。

低酸素トレーニングとは?

低酸素トレーニングで得られるメリットを紹介する前に考えたいのは「そもそも低酸素トレーニングとは、どんなトレーニングなのか?」

標高の高い土地で実施するトレーニングである、「高地トレーニング」という言葉を、誰もが一度は耳にしたことがあるはずです。

特にマラソンや陸上の長距離選手、競泳選手等が実施していることでも有名になっています。

標高の高いところでトレーニングを行うと、標高の低いところよりも空気中に含まれる酸素が薄くなるので、身体はより多くの酸素を取り込もうとします。

その結果、最大酸素摂取量の向上、持久力の強化に繋がるわけです。

通常、高地トレーニングでは標高が高くなるにつれて気圧も低くなり、身体へのストレスも大きくなってしまいます。

ですが、低酸素トレーニングでは気圧の変化がなく、空気中の酸素濃度のみを低くした状態でトレーニングを行うことが可能です。

つまり、低酸素トレーニングでは身体への負担が少ない状態で、強度の高いトレーニングが実施できるため、効率よくトレーニングを積むことができます。

では、ランナーが低酸素トレーニングを実施することで、どんなメリットが得られるのでしょうか?

ポイントは大きく4つあります。

短時間で効率的に持久力を上げる

低酸素トレーニングのメリット1つ目は、通常の酸素環境でのトレーニングよりも短時間で効率的に持久力を上げることができるということ。

特に忙しい日々を送っているビジネスマンランナーであれば、できるだけ短時間で、効率の良いトレーニングを実施したいですよね。

前述したように、低酸素環境では空気中に含まれる酸素の量が少なくなるので、身体がより多くの酸素を取り込もうとします。

その結果、酸素を取り込む能力が高まることで最大酸素量が増え、持久力の向上に繋がるわけです。

マラソンに取り組む人はもちろん、例えば都内在住のトレイルランナーで「なかなか山に行く時間がない・・・」という方のトレーニングにも最適ではないでしょうか。

筋肉や関節へ加わるストレスの軽減

1つ目のメリットとも関係してきますが、低酸素トレーニングによる2つ目のメリットは筋肉や関節へ加わるストレスを軽減できること。

例えば、2,000m以上の低酸素環境下で、通常の酸素環境と同じ強度のランニングを行う場合、より少ない時間のランニングで同等の効果を得ることが可能です。

つまり、必然的に関節や筋肉にかかるストレスも少なくて済むということです。

ランニングの距離や時間が長くなり、強度が高くなると、それだけ身体に加わるストレスは大きくなり、怪我のリスクにも繋がってしまいます。

低酸素トレーニングを活用することで、オーバーワークによる怪我を防ぐことができるかもしれません。

乳酸処理能力の向上

\ SNSでシェアしよう! /

ランナーズNEXTの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ランナーズNEXTの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやランニング用パワーメーター(Stryd)などのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

この人が書いた記事  記事一覧

  • 「ランニングテスト」でパフォーマンスレベルが明らかに!果たしてその結果は?

  • 目標とするレースに向けてのスタートは現状把握をすることから〜ASICS Sports Complex RUNNING TEST〜

  • 4ヶ月間の低酸素トレーニングで、身体とランニングパフォーマンスはどう変わるのか?【Ultra Trail Mt. Fuji (UTMF)までのストーリー】

  • 【充実の2日間】100マイル完走攻略トレーニングキャンプ参加レポート

関連記事

  • マラソンのトレーニングで限界を感じてしまった時に考えたい!3つの課題解決型トレーニング法

  • マラソンで筋トレするのはパフォーマンスアップに効果があるのか?必要なのか?

  • ランニングを始めたい、継続したい人が取るべき4つの具体的ステップ

  • 【恋人作りのプロセスから学ぶ】マラソンで失敗しないために必要な4つのエッセンス

  • マラソンランナーが自己ベストを更新するために必要なトレーニング法とは?

  • マラソンの練習方法・メニューを作る上で最も大切なこと