Grand to Grandで活躍したランニングギア・アイテム5選

2015年のサハラマラソン(Marathon Des Sables)に引き続き、2017年9月に2度目のステージレース、Grand to Grand Ultra(G2G)に参加をしました。ステージレースは1週間かけて行われるレースであり、レース中の生活に必要な荷物(食料、寝袋)その他必要なランニングギアは全て身につけるか、背負って走らなければなりません。

また、砂丘や岩場など様々な環境を走るため、心身に大きな負担がかかります。出来る限り、ストレスのない状況で完走を目指すのであれば、携行品にも工夫が必要です。

そこで今回は、Grand to Grand ULTRAを完走するにあたり、実際に持っていって特に良かった!オススメできる!というランニングギアを紹介していきます。サハラマラソンの時の経験を踏まえ、事前に持っていくギアは、かなり厳選したつもりです。

ランニングシューズ

ステージレースで最も気になるランニングギアはシューズではないでしょうか?ランニングのパフォーマンスに大きく関わることはもちろん、ステージレースの場合、足のマメや靴ずれは大きなストレスになります。1週間にも及ぶレースなので、身体にも足そのものにも、できるだけダメージはかけたくありません。

G2GではHOKA ONE ONE(ホカオネオネ)のSTINSON(スティンソン) ATR 4を使用しました。ちなみに、サハラマラソンの時には同じくHOKA ONEONEのBONDI(ボンダイ) Bというトレイル、ロード両用モデルを使用。

ATRとはALL TERRAINの略で、あらゆる地形に対応したトレイルシューズです。G2Gは岩場や砂丘、ブッシュ帯、フォレストトレイルなどあらゆる地形を走らなければなりません。つまり、ATRのコンセプトに相応しいレースです。

身体になるべく負担をかけないクッション性があるのも、選んだ理由の1つです。トゥーボックス(足の前足部分)は広めなので、足の幅が広いランナーにもオススメできます。

G2Gでは、他のランナーの中でもHOKAの使用率はダントツで一番でした。ちなみに、2位はブルックス。

ヘッドライト

次にヘッドライトです。ステージレースは毎日決められた距離を走るわけですが、レース後はキャンプ地で生活をすることになります。テントごとに明かりがある環境ではないので、日が落ちた後、翌朝の日の出まではヘッドライトを使用することになります。

また3日目のロングステージ(85.4km)は日が暮れてから走ることにもなるので、ある程度高機能のヘッドライトが必要不可欠になるわけです。

G2Gではヘッドライトに関するレギュレーションが明確に決まっていて、200ルーメン以上の明るさのヘッドライト2つと、それぞれの予備バッテリーを携行している必要があります。

私も色々とリサーチした結果、Ledlenser(レッドレンザー)社のMH10というモデルとSEO7Rというモデルの2つを持っていきました。レース中とキャンプ地で2つのヘッドライトを併用するのがオススメです。

両ヘッドライトに関する詳細はトレイルランニング用ヘッドライトを選ぶなら様々なシーンに対応できるコレがオススメ!の中で紹介をしています。

MH10は最大600ルーメン(最大点灯時間10時間)の出力が可能であり、ミドルモードでも250ルーメン(最大点灯時間15時間)です。MH10は基本的にナイトステージ(レース中)で使用します。G2Gは参加者が少なく(2017年は120人)、レース後半は1人で走る機会も多くなります。250ルーメンあれば、明け方まで走るランナーにも明るさ、点灯時間共に充分です。

一方、キャンプ地ではSEO7Rを使用します。キャンプ地ではパワーモードで使用する必要はないので、ローモード(20ルーメン)での使用です。特にテント内での使用は赤色LEDモードで、他の参加者へ配慮しながら使用しましょう。

GPSウォッチ

レース中の距離・タイム・心拍マネジメントにはGARMINのfenix5を使用。スロットキャニオンや岩場も非常に多いため、頑丈な時計をオススメします。実際に2度程GPSウォッチを岩にぶつけましたが、無傷で済んでいます。

G2Gでは心拍ベルトを使用せず、光学心拍計で心拍のモニタリングをしました。ウルトラトラックモードは最大で44時間の稼働時間ですが、GPS取得が非常に不安定なため、通常の1秒取得で計測。

そうすると、今度はバッテリーが持たなくなるので、単三電池4本で充電可能、軽量かつコンパクトなモバイルバッテリー+単三電池8本を持参。

※最終的に単三電池は4本で事足りました。

Stage2終了後、Stage3終了後、Stage5終了後の3度充電する必要がありましたが、全てのログを取ることができています。

GPS1秒取得の場合、fenix5の稼働時間は最大で21時間です。つまり、全てのログを取るためには3日目のロングステージを遅くても20時間程度で走る必要があります。特に3日目は全体の75%が砂地(砂丘含む)なので、走るのに時間がかかります。