【フルマラソン用】人気おすすめランニングウォッチ・ベスト5!
「測定できるものは必ず改善できる」ということで考えるならば、マラソンやランニングにはランニングウォッチは欠かせません。
なぜなら、ランニングのパフォーマンス改善に必要な数字を、あんなコンパクトなランニングウォッチで計測してくれるからです。
以前、ランニングウォッチのおすすめはこれだ!機能性に優れたGPSウォッチを比較してみた。というテーマで記事を書きましたが、この時はオススメのGPS付きランニングウォッチを4社の中から紹介していきました。
ただし、この記事を見ただけでは自分に合ったランニングウォッチは選択できないでしょう。
なぜなら、ご紹介しているランニングウォッチの数がが多く、比較する項目も沢山あったからです。
そこで今回は、「フルマラソン」にターゲットを絞り、おすすめのランニングウォッチ・ベスト5を紹介したいと思います。全てGPS機能は搭載です。
ターゲットはフルマラソンなので、GPS稼働時のバッテリーが長ければ良い!
というわけでもありませんが、今回おすすめするランニングウォッチに関しては、コスト感・重量・機能性・デザインの4項目を★の数で採点したいと思います。
尚、ランキング形式にしてしまうと個人的な趣味・嗜好も反映されてしまうため、これからご紹介する5つの内のどれかを選べば間違いない!というスタンスでご覧いただければと思っています。それでは、早速ランニングウォッチのおすすめを見ていきましょう!
目次
Garmin ForeAthlete 645 Music
コスト感:標準価格 ¥49,800(税抜) ★★
重量:約42.2g ★★★★★
機能性 ★★★★★
デザイン ★★★★★
高い機能性と軽量感が売り!軽量なのに、ランニングウォッチらしくない(安っぽくない)デザインが好評です。
最大の特徴は、ランニングダイナミクス機能を含め、高機能なモデルにも関わらず、スマホや有線イヤフォンなしに音楽を聞けること。
心拍計測用ベルトやランニングダイナミクスポッド(RD Pod)を装着する事で、ランニング時の自分の身体の上下運動や、1分あたりのピッチ(歩数)、足が地面に接地している時間の計測が行えるようになります。
つまり、自分自身のランニングフォームを可視化できるということです。
さらに人間が体内に取り込む事の出来る酸素量の最大値、VO2max(最大酸素摂取量)が計測可能です。この摂取量を認識することで、運動レベルを設定できるようになるので、日々どれくらいのレベルでトレーニングをするのか?という、トレーニングのコントロールに役立てる事が出来ます。
GPSウォッチの中ではGarminのみの機能でもある「乳酸性作業閾値(LT)」の予測機能が搭載されています。
※乳酸性作業閾値の予測機能を使うには、心拍計測用ベルトの装着が必要です。
乳酸性作業閾値とは、運動強度を徐々に高めて血中の乳酸値が急に上昇し始める時の運動強度のことを指します。
乳酸性作業閾値(LT)がある程度予測できるということは、分かりやすく説明すると、長時間運動可能な運動強度が理解できるようになるということです。
参考記事:乳酸性作業閾値(LT)を計測しランニングパフォーマンスを向上させるには?
Bluetooth対応の無線のイヤフォンを使えば、スマートフォンなしに音楽を聞きながらフルマラソンレースを完走し、様々なデータも取ることが可能なランニングウォッチです。
ForeAthlete 235J
コスト感:標準価格 ¥31,297(税抜) ★★★
重量:約42g ★★★★★
機能性 ★★★
デザイン ★★★
機能としてはForeAthlete 230Jとほぼ同じですが、最大の違いは、心拍計測が心拍計測用ベルト無しで、心拍の計測ができること、ある程度のデータを取得することができること。それなのに、この金額は正直、コスパがGoodです!
前作のForeAthlete 225Jと比べても、V02max機能、リカバリーアドバイザー、レース予想タイム、バーチャルパートナーといった機能が新たに搭載されています。
これらの機能は光学心拍計の機能が向上したことを意味しています。つまり、前作よりも手首で脈拍を感知する能力が上がったわけです。
ガーミンでははじめて、ランニングウォッチの機能に加えて、スマートウォッチとしての機能が搭載されています。
ランニング以外の健康管理にも活用できるのが嬉しいところです。
前述のForeAthlete 654 Musicに比べて、機能やデザインは落ちますが、ガーミンの中では最も人気のあるモデルです。
Wristable GPS SF−850 B/V
コスト感:標準価格 ¥24,800(税抜) ★★★★
重量:約52g ★★★
機能性 ★★★
デザイン ★★
最大の特徴は使いやすさです。またSF-850以外のモデルにも言えることですが、全体的にGPSを取得しながらのバッテリー持続時間は長い印象です。
エプソンのGPSウォッチはウォッチのカスタマイズ性(自分が欲しい情報を取得したり、見やすくしたり)が低いですが、その分使いやすくなっています。
必要最低限の情報で問題ない!という方にはおすすめです。
エプソンやTOMTOMのランニングウォッチのディスプレイはカラー対応になっていない、ということもあるので、その分価格は安くなっています。
SPARTAN TRAINER
コスト感:標準価格 ¥31,900〜(税抜) ★★★
重量:56g ★★
機能性 ★★★★
デザイン ★★★★★
ランニングウォッチの中では抜群のデザイン力が売り。軽量感を気にする方には他のランニングウォッチに比べ、おすすめできませんが、デザイン重視でデータを取得したい方にはオススメの一品です。
カラーバリエーションも他社には無いラインナップが揃っています。
最大酸素摂取量(VO2Max)を計測できる他、Epoc(運動後過剰酸素消費量)が計測できるのが他にはない特徴です。
EPOCとはExcess Postexercise Oxygen Consumptionの略で、運動直後にカロリー消費効率が高くなる状態のことを指します。つまり、その人にもっとも適した運動量を計算してくれるんです。
ダイエット目的にランニングをする方にも、嬉しい機能です。
スマートフォンアプリ、Movescountで作成するSUUNTO Movieが実際に走ったコースを映像でナビゲートしてくれます。
SUUNTO(スント)のロードランニングに特価したGPSウォッチでは、はじめて光学心拍機能(時計内で脈拍を計測できる)が搭載されたモデルです。
TOMTOM SPARK GPS
コスト感:標準価格 ¥18,260(税抜) ★★★★★
重量:約47~50g ★★★
機能性 ★★★
デザイン ★★★
TomTom SPARKに加えて、SPARK CARDIO、SPARK CARDIO+MUSICの三種類がラインナップされています。ランニングウォッチとしての機能はそれぞれ変わりませんが、光学心拍計を内蔵しているものがSPARK CARDIO、SPARK CARDIOにオーディオ機能を追加したものがSPARK CARDIO+MUSICとなっています。CARDIO、CARDIO+MUSICに関しては、バンドサイズがSサイズとLサイズの2種類あります。SPARKはSサイズのみ。
スペックを分かりやすくまとめると、下記の通りとなります。
TomTom SPARKのみ光学心拍計が搭載されていないモデルなので、心拍数を計測する場合は別途心拍ベルトの購入が必要です。
動作時間は時計モードで約6週間。GPSモードで約11時間。GPS+心拍計測モードで約9時間。音楽を聞きながらの場合は最大約5時間持続するとのこと。
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょううか?
主にフルマラソンを目指すランナー、フルマラソンで最大のパフォーマンスを発揮したいランナーにおすすめのランニングウォッチ・ベスト5を紹介しました。
フルマラソン用にランニングウォッチ、GPSウォッチであれば、この5つの中から選べば間違いないでしょう。
ですが、自分自身が性能、デザイン、機能など、どの点を重視するのか?または、妥協できる点はどこか?など総合的に判断しながらチョイスしてみてください。