1. TOP
  2. UTMFチャレンジ企画
  3. 「ランニングテスト」でパフォーマンスレベルが明らかに!果たしてその結果は?

「ランニングテスト」でパフォーマンスレベルが明らかに!果たしてその結果は?

UTMFチャレンジ企画
この記事は約 8 分で読めます。 1,261 Views

前回の記事、目標とするレースに向けてのスタートは現状把握をすることから~ASICS Sports Complex RUNNING TESTでは、ASICS Sports Complex TOKYO BAYにて、ランナーとしての「現在地」を把握するために実施する各種テストについて紹介しました。

今回は、ランニングテストを通じて、具体的にどんな結果が出たのか?計測結果がどんな意味を持つのか?今後、計測結果を踏まえてどう対策を打っていくのか?について考えていきましょう。

足型 Foot Shape

写真1:足型計測の結果

まずは左右の足型に関する計測結果から。

足型の計測結果は写真1の通りです。

①足長(踵から最も長い指先までの長さ)、②足囲(親指と小指の出っ張り部分の周径囲)、③第1趾側角度(親指の角度。外反母趾の人は親指が小指に向く)、④踵の傾斜角度、⑤踵の幅、⑥アーチ高(土踏まずの高さ)、⑦足高(地面から足の甲の出っ張り部分までの高さ)の7項目を専用の測定機器で計測します。

アシックスがこれまでに計測してきた足型のデータと比べて、足囲は細いのか太いのか、アーチは高いのか低いのか、といったフィードバックが得られます。

これら7つの測定項目を踏まえて、アシックスのシューズを選ぶのであれば、左右で何cmのシューズを選べば良いのか?足の幅がA(細い)~G(広い)の範囲の中で、どのシューズを選べば良いのか?まで提案してくれるわけです。

私の足型の特徴は大きく2つ。

まず足長の左右差が大きいこと。

左の足長が24.6cmに対し、右が25.3cm。データからはじき出されたシューズのサイズは左右で1cm違います。

実際に、トレイルランニング時に足の爪のトラブルが黒くなるのは、決まって右足です。

これまで爪の問題は放置していましたが、ソックスで調整するなどして、対策を立てていく必要がありますね。

足長以外の項目で大きな左右差はありません。

ですが、もう1つ特徴があるとすれば、足の甲とアーチが高く、足の幅が広いこと。

足型の計測をすることで、自分の足に合ったシューズを選びやすくなるのと同時に、怪我のリスクに備えることも可能になります。

自身の足の特徴を客観的に把握し、適切な対処をしていきましょう。

脚伸展・屈曲パワー Power of Leg Extension/Flection

写真2:脚伸展・屈曲パワーの結果

次に脚伸展パワーと屈曲パワーについての計測結果をもとに考えてみましょう。

太もも前面の筋力、太もも後面の筋力、左右差、前面・後面の筋力バランスを計測し、筋力発揮の癖や弱点を把握することが目的です。

数値だけを見ても、筋力があるのか無いのかが分かりにくいですよね。

筋力そのものは伸展筋力も屈曲筋力も、一般平均よりはかなり高いとのことでした。

特に伸展筋力は非常に高いそうです。

脚伸展筋力はランニング中に発生する膝の怪我とも関係が深いので、筋力が弱い人は注意する必要があります。

私の場合、問題は左右の筋力バランスと伸展・屈曲のバランスが良くないことです。

幸い、ここ数年はランニングによる怪我は起きていません。

ですが、怪我がない=筋力や柔軟性に問題が無い、というわけではありません。

ランニング動作は左右の着地動作の連続で、同じ動作を何度も繰り返します。

小さなストレスが繰り返されることで、怪我に繋がることはあるので、特にランニング動作に関連のあるトレーニングを通じて、怪我の予防に取り組んでいく予定です。

もちろん、テストの数値そのものを向上させることが本来の目的ではありませんが、日頃のトレーニングで筋力バランスや左右差を意識しながら取り組んでいきたいと思います。

ランニングスピード/パワー Running Speed/Power

\ SNSでシェアしよう! /

ランナーズNEXTの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ランナーズNEXTの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやランニング用パワーメーター(Stryd)などのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

この人が書いた記事  記事一覧

  • 【Run with Power】ランニングのパワートレーニングに関する動画解説まとめ

  • 低酸素トレーニングから約1ヶ月で最大酸素摂取量(VO2max)はどう変化したのか?

  • 【スマートウォッチ】HUAWEI(ファーウェイ) WATCH GT 2レビュー

  • 「ランニングテスト」でパフォーマンスレベルが明らかに!果たしてその結果は?

関連記事

  • 低酸素トレーニングから約1ヶ月で最大酸素摂取量(VO2max)はどう変化したのか?

  • 目標とするレースに向けてのスタートは現状把握をすることから〜ASICS Sports Complex RUNNING TEST〜