ビジネスパーソンがハイパフォーマンスで仕事をするためのランニング活用術
ビジネスパーソンが仕事で成果を出すためには何が必要なのでしょうか?
もちろん、仕事上必須となる専門スキルや知識、経験などはあると思いますが、それら全ての下支えとなるものが
「自己管理能力」です。
特に起業家・経営者であれば、自己管理能力の欠落が業績を停滞させ、最悪の場合、業績の低下を招くことにもなるでしょう。
もう一つ、自己管理能力の欠落は年齢と共に体調、そして体型にも現れてきます。
若い頃は体型も痩せ型で太ることなんて想像できなかったのに、歳を重ねる毎に徐々にお腹まわりの脂肪が気になってしまう・・・。
何とかして体脂肪の増加を食い止めたい、痩せたいという願望は日に日に増すばかり。
ズルズルと月日は流れ、ダイエットのキッカケを探す日々が続きます。
起業家や経営者であれば、仕事を優先するあまり、運動やダイエットは後回しになりがちに・・・。
そんな起業家・経営者のために記事を書いてみようと思うわけです。
テーマは「ビジネスパーソンがハイパフォーマンスで仕事をするためのランニング活用術」です。
実は運動を含めた自己管理能力を高めるためのキッカケ作りに最適なのが「ランニング」です。
その理由を5つのポイントに分けて考えていきたいと思います。
目次
一人の時間を強制的に確保し、内省できる
ビジネスパーソン、特に起業家や経営者にとって一人の時間は貴重です。
仕事をしている最中はスタッフが、家に帰れば家族がいる人であれば一人の時間を確保するのが難しい。
一人で集中して考える時間となると、尚更ですね。
誰かと一緒にランニングをする場合は別ですが、一人で走っていれば、その間一人で考える時間を確保できます。
基本的に自分のペースである程度の余裕を持って走る場合には、脳の前頭前野という部分が活性化し、アイデアが湧きやすい状態を作ることができます。
さらに、ランニングをすることで海馬という人間の記憶を司る部分が大きくなることで、記憶力もアップするわけです。
一人の時間を確保しながら(この時間をビジネス上の考え事に当てます)、健康にもなれるということでビジネスパフォーマンスを高めるためには一石二鳥ということです。
数値計測できる項目が多数あるので「ハマりやすい」
次にランニングをビジネスパフォーマンスに活かすという切り口で考えると、大事なのは「数値化」です。
何となく痩せたかな、速く走れるようになったかな・・・という状態よりも、
1ヶ月前より、2㎏体重が落ちた!とか3ヶ月前より10kmを1分速く走れるようになった!
と数値で成果を捉えることができた方がモチベーションを維持できます。
数値の改善とともに、体調が良くなる=パフォーマンスが上がるということが実感できるはずです。
ランニングの場合は、先程の体重や時間の他に、走った距離、心拍数、体脂肪、消費カロリーなどの数値計測が可能です。
これからランニングを始めたいという方が全ての数値を計測し、記録しておくことはハードルが高いと思いますが、自分が特に計測をしておきたいことのみ、常に追っておくといいでしょう。
ランニングウォッチやスマホアプリ等にひとまず記録させておけば、後々振り返りができるのでおすすめです。
肉体改造・肉体作りのキッカケにしやすい
ダイエットしたい、痩せたいと考えた時、「運動」の中で何をやろうかと考えた場合、多くの人が始めるのがランニングでしょう。
なぜなら、気軽に始められるし、特別な機材も必要ない、場所もほとんど選ばなくて済む、ほとんどコストもかからないというメリットがあるからです。
いきなりジムに通うとなるとメンタル面も含め、様々な障壁がある人も多いはずです。
ゆっくりとしたランニングであれば、余程長時間走らない限り、筋トレほどのダメージが蓄積されないので、運動のきっかけとしては最適です。
もちろん、目的に応じてトレーニングの方法を選んでいただければと思いますが、運動のキッカケがほしいという方はまず有酸素運動をしてみましょう!
習慣化しやすい
4つ目はランニングは習慣化がしやすいということです。
自己管理能力を高めるには「習慣化」が必要不可欠。
ビジネスパーソンとして成果を出すためには、良い習慣を沢山作っていく必要があります。
習慣化のためには、「意識した反復トレーニングをどれだけ積めるか?」にかかっています。
ランニングは単調で面白くない、という見方をする人もいるかとは思いますが、単調な動作をしっかりと繰り返すことが習慣化に繋がります。
習慣化のノウハウをここで語ろうと思うと、膨大な量になってしまいますので避けますが、
歯磨き同様、クリエイティブな観点を必要としないため、仕事のパフォーマンスを上げたいビジネスパーソンにおすすめをしています。
ビジネスのプロセスを疑似体験できる
目標を設定し、計画を立て、アクションを起こすプロセスはビジネスもランニングも同じです。
PDCAというと、ビジネスシーンで頻繁に使われるワードですが、ランニングの場合でも、
目標を立てた上で(半年後〇〇で開催されるフルマラソンの大会に出場して5時間を切る!等)計画を立て(Plan)、計画をもとに練習を行い(Do)、その日の調子はどうなのか、計画通りにいっているのかいないのか確認し(Check)、それらをもとに修正する必要があれば、修正していく(Act)。
これらを繰り返すことにより、自然と目標の達成力が身に付いていきます。
事実、マラソンやランニングは日頃の努力、つまりトレーニングがダイレクトに結果に結びつきます。
一所懸命やったのに、全く成長がなかった・・・
なんてことはまず起こりません。
フルマラソンで5時間切りを目標にしていたけれど本番では切れなかった・・・
ということは現実に起き得る話ですが、ランニングを始める前よりは圧倒的に成長しているはずです。
成長する毎に目標も変わってきますので、ランニングを継続することで常にビジネスの疑似体験が継続できます。
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
ビジネス上の成果は仕事で作るのが当たり前とされていますが、少し切り口を変えて違う業界から考えてみるのも良いかもしれません。
スポーツはビジネスとの共通点も多いので、身近に感じていただけたのではないでしょうか?
ビジネスパフォーマンスをアップさせるための参考になれば幸いです。