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LA SPORTIVA(スポルティバ)のトレイルランニングシューズはテクニカルなトレイルを攻略する武器となる!

ランニングシューズ
この記事は約 6 分で読めます。 933 Views

ランニングシーンで最も重要なアイテムであるランニングシューズ。

現在、様々なブランド・用途のランニングシューズやトレイルランニングシューズが存在します。

何らかのこだわりを持って、特定のランニングシューズを履いているランナーもいれば、様々なシューズを試す中で、自分に合ったものを、その都度選ぶランナーもいるはずです。

ただランニング歴が長くなってくると、シューズ選びの際に選択肢に入ってくるメーカーは徐々に固定化される傾向にあります。

私自身もロードランニング用のシューズ、トレイルランニングシューズ共に、今では特定のメーカーのシューズしか履かなくなっていますし・・・。

ですが、今まで選択してこなかったシューズを実際に履いてみると、イメージとは違った履き心地であることは多々あります。

そこで今回は、これまで私が使用したことのなかったメーカーの1つとして、イタリアのアウトドアブランド、LA SPORTIVA(スポルティバ)のトレイルランニングシューズについて紹介します。

スポルティバのトレイルランニングシューズとの出会い

スポルティバのトレイルランニングシューズとの出会いは2019年の6月に参加した富士忍野高原トレイルランニングレースに参加した際、スポルティバがブース出展していたのがきっかけです。

もちろん、スポルティバの存在は以前から知っていましたが、試し履きを含めて実際に履いたことはありませんでした。

というのは、私自身がロードランニングからトレイルランニングの世界に入ったこともあり、トレイルランニングシューズは「ランニングシューズに近いもの」を好んで選んでいたことが理由の1つです。

スポルティバのシューズは見た目だけの判断ではソールが硬そうな印象があったため、これまで履く機会がありませんでした。

ですが、富士忍野高原トレイルランニングレースで初めてスポルティバのシューズを試し履きをしてみましたが、「想像していたよりもソール(アウトソール、ミッドソール含め)は硬くなく、安定感があって走りやすいのではないか?」という印象。

ちょうどSwissPeaks Trailに向けて、シューズ選びをしていたタイミングでもあり、スポルティバジャパン株式会社様に連絡をとったところ、快くこの記事企画に対してご協力いただく運びとなりました。

今回は数あるカテゴリーの中から、ブシドーⅡとアカシャという2つのトレイルランニングシューズについて、インプレッションを紹介していきます。

※下記の文章は個人の見解が多分に含まれていますので、その点はご了承ください。

スポルティバのトレイルランニングシューズの特徴

これまでトレイルランニングシーンで使用していたシューズはHOKA ONE ONE(ホカオネオネ)やALTRA(アルトラ)といったランニングシューズとトレイルランニングシューズの両方を展開するブランドです。

一方、スポルティバは登山用のシューズを始め、アウトドアに特化したシューズを展開しています。

トレイルランニングは登山とロードランニングの間に位置するものなので、同じトレイルランニングシューズでもアウトドア寄りのシューズなのか、ロードランニング寄りのシューズなのか、ディテールは異なるわけです。

もちろん、メーカー毎にコンセプトは異なります。

※そのブランドの歴史を紐解いて見ていくと、背景にある哲学が垣間見えて結構面白いです。

全体的な比較をすると、HOKAやアルトラのシューズはランニングシューズに近い履き心地で、ロードでもトレイルでも走りやすいのが特徴。トレイルランニングシューズの中では、比較的軽量のものが多いのも特徴の1つです。

ただし、アッパー部分のプロテクションは比較的弱いものが多く、アウトソールのラグも浅いものが多いため、グリップ力はアウトドア寄りのトレイルシューズに比べると弱い傾向にあります。

一方、スポルティバのトレイルシューズはプロテクションとグリップ力は高く、安定性も高いため、テクニカルなトレイルや岩場の多いトレイルを走る際も安心です。

アッパー部分を含め、シューズの作りがしっかりしているため耐久性は高いですが、ロードランニング寄りのシューズに比べると軽量化が難しいという特徴もあります。

以下、2つのシューズのインプレッションを書いていきますが、私の足は典型的な「甲高幅広」の足です。

ショート〜ミドルディスタンスに対応するブシドーⅡ

ショートからミドルの距離で活躍するレーシングモデル。

ソールは2つ目に紹介するアカシャよりもソールは硬め。

ソールが硬めで安定感があるので、個人的にはガレ場走る(歩く)際に有効だと思っています。アッパー部分は通気性を確保しつつも強度の高いつくりになっているので、耐久性に優れたシューズです。

重量は約305gで、ソール部分に重みを感じます。

実際に履いた感想としては安定感もあって走りやすいですが、中足骨部分の幅が少しタイトな感じがしました。

シューズ全体のデザインに加えて、機能のバランス面ではスポルティバのトレイルランニングシューズの中で一番じゃないかというのが個人的な見解です。

ロングディスタンスに対応するアカシャ

私はこれまで、ロードでもトレイルでも長い距離を走る際はクション性の高いシューズを使用していました。

クッション性があった方が長距離を走る際の身体ダメージは少なくなるからです。

ただ問題もあって、クッション性が高くてもミッドソールが柔らかい素材を使っている場合、特に身体が疲れてきてからは前半の安定感を保ったまま走ることが難しくなってしまいます。ガレ場など不安定な場所を走る際は特に。

アカシャの場合は見た目とは裏腹に、クッション性も高く、何より安定感があるので、疲れてきてからも踏ん張りが効きます。

実際に履いた感覚では、グリップ力が高くて安定感があり、クッション性もあるので、テクニカルな要素のあるトレイルランニングレースでの活用がオススメ。

加えて、柔らかい土の下りのトレイルでも、グリップが効いてスムーズに走ることができました。

シューズの重量は約330g。普段軽量のシューズを使用している人は、やや重い印象を持つ方もいるかもしれません。

まとめ

今回はスポルティバのブシドーⅡとアカシャという2つのトレイルランニングシューズに関するインプレッションを紹介してきました。

各メーカーが出しているランニングシューズのイメージだけでなく、実際に履いてみることで、そのイメージは大きく変わることがあります。

日本のトレイルランニングシーンは比較的「土の上」を走ることが多いため、ランニングシューズに近いものでも十分に対応可能です。ですが、シューズそのものの耐久性を考えると、軽量のトレイルランニングシューズは比較的早く寿命が来てしまいます。

スポルティバのシューズは全体的に、テクニカルなトレイルを走る際に大きな力を発揮します

アカシャはグリップ力が高く安定感があるため、長距離を走るランナーで下りのトレイルに苦手意識を持っている方にオススメです。

履き心地に関しては個人差があるので、最終的には実際に履いてみるしかありません。

ですが、私個人としての考えは全ての要素がある程度詰まった(いいとこ取りの)シューズよりも、トレイルシーンに合わせてシューズを選択するのがオススメです。

トレイルランニングシューズを選ぶ際の選択肢の一つになれば幸いです。

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやランニング用パワーメーター(Stryd)などのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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