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箱根外輪山トレイルランニングの準備と楽しみ方

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この記事は約 7 分で読めます。

トレイルランニングを最大限楽しむためには、事前の準備が重要です。どんなルートを走るのか?ということだけでなく、装備や万が一に備えての準備など。

トレイルランニングを実施する際に①駅をスタートとゴールの拠点にできること②スタートとゴールが同じ場所になること③ゴール地点の近くに温泉や銭湯があること④できれば往復するコース(ピストン)ではないこと、の4つが全て揃うと最高です。

今回の記事では、観光地としても有名な箱根をグルっと1周できる外輪山のトレイルについて、ルートや具体的な装備品を含めて紹介したいと思います。
※箱根外輪山のトレイルは、この4つ全てをクリアしています。

箱根外輪山トレイルの全体像

今回私が実際に走ったルートです。

箱根湯本駅を発着ポイントとして、50㎞弱のルートです。初心者向けではありませんが、30km以上のトレイルを完走したことのあるランナーなら、チャレンジしてみても良いかもしれません。

もちろん、上級者のトレーニングにもなります。ラウンドトレイルなので、スタートから時計回りに走るか、反時計回りに走るかを選択することができます。

今回は反時計回りを選択肢ました。後半に補給ポイントがあること、万が一の場合はロードを選択したり、バスを利用できることから反時計回りがオススメです。

ではポイントごとに詳細を見ていきましょう。

箱根外輪山トレイルの詳細

箱根湯本駅のコインロッカーに不要な荷物を預けて、温泉街口(北)からスタートします。ロッカーは400円〜。基本的には400円のロッカーで十分です。近くにセブンイレブンがあるので、水分や補給物を調達しておきましょう。

最初から急な坂(斜度21%)を登ります。800m程はロードを進みます。

阿弥陀寺の立て札が左手に見えてしばらくすると、右手にトレイルの入口があります。

ルートは事前にGPXデータとしてダウンロードし、GPSウォッチで表示できるようにしておくと便利です。

今回はGARMINのfenix5を使用。

高低差のデータを見ながら進むと、走った距離は緑色で、残りが青色で表示されます。

周辺地図は表示されませんが、ナビゲート機能があるので、ルートから外れた時もアラートで教えてくれます。

ルート上に復帰した時も、戻ったことを知らせてくれます。

地図を広げる(もしくはスマホアプリで現在地を確認する)回数は少なくなるので、非常に便利です。

スタートから2.6km程の塔ノ峰を抜けて、10.5km程で明神ヶ岳に到着です。

トレイルランニングの実施日は12月30日でしたが、明神ヶ岳まではほとんどハイカーの方に会うことはなく、矢倉沢峠で2組、山頂の少し手前で外国人のトレイルランナー1人とすれ違っただけでした。

山頂にも2組のハイカーが休憩していただけでした。

明神ヶ岳を過ぎると、走れるトレイルが続きます。ただ、この日は土の部分がぬかるんでいる事が多く、結構滑りやすかったです。

風がなく、天気も良かったので、全体的に気持ちのいいトレイルとなりました。

これから進んでいく稜線。景色は美しい。だけど、まだまだ先は長い・・・。

スタートから16.6kmで金時山(標高1,212m)に到着。金時山山頂付近はハイカーの方も多く、山頂には多くの人で賑わっていました。

いずれにしても、山頂付近は登りも下りもあまり走れないので、ゆっくり進みます。

スタートから約21㎞地点の富士見台のポイント。富士山と芦ノ湖の両方が見えるのはここだけらしいです。

富士見台公園の手前23.5km程で、少し脇道にそれると絶景ポイントがあります!

箱根湯本で1リットルの水を持ってスタートしましたが、25㎞手前で飲み干してしまいました。調べると次の水分補給ポイントは31㎞地点の芦ノ湖スカイラインレストハウス。2km程戻る選択肢もありましたが、先を進みたかったので、

トレイルの6kmは結構長く、1時間以上水分補給できません。なので、常に水分補給できるポイントはチェックしておきましょう
※補給ポイントは次項に記載しておきます。

三国山を越えて、暫く走るとようやく芦ノ湖スカイラインレストハウスに到着。ここでは水分だけでなく、エネルギー補給もできます。

大名うどん(980円)を一気に完食。水分がなくなったことで、エネルギー補給もできず(固形物のみをパッキングしていたため)お腹が空いていました。

レストハウスは前半よりも後半に通過するプランの方がモチベーションが維持できるので、やはり個人的には反時計回りの方がオススメ!

リスタート前にアクエリアス(160円)と、いろはす(同じく160円)を自販機で購入。

約34㎞地点の道の駅箱根峠まで下ってくると箱根旧街道に入ります。石畳のトレイルを少し走ると、ロードへ。

しばらくすると、箱根駅伝の芦ノ湖フィニッシュ地点、箱根駅伝ミュージアムを通過。

旧ガソリンスタンド跡と思われるところから、登山道に入ります。道路を挟んで反対側に箱根関所跡があります。

事前に確認しておかないと、見落としがちなポイントです。

ここから屏風山(948m)を目指しますが、登りが急です。後半のトレイルということもありましたが、一番辛いポイントでした。

屏風山山頂の手前で陽が落ちてしまったので、ヘッドライトを装着。

登りが急であるということは、下りも急です。

屏風山の急坂&1人ナイトトレイルで心が折れ、鷹ノ巣山と浅間山はパスして、最後はロードで箱根湯本駅を目指しました。

GPSウォッチでは47.05km、9時間56分の長い旅でした。

箱根湯本で荷物をピックアップした後は、近くのかっぱ天国という温泉へ。駅から一番近いですが、急な坂と階段を登ります。

携行品・補給ポイント一覧

■携行品

バックパック、ソフトシェル、レインウェア(上下)、ウィンドシェル、ファーストエイドキット、サバイバルシート、行動食、水分(スタート時1リットル、途中追加で1リットル)、ヘッドライト×2、GPSウォッチ、地図、ホイッスル、サングラス、携帯、保険証、現金。

■水分補給が可能なポイント
矢倉沢峠、金時山、芦ノ湖スカイラインレストハウス、道の駅箱根峠、屏風山から下山してロードで箱根湯本を目指す場合は、この先自販機あり。
■エネルギー補給が可能なポイント
矢倉沢峠、金時山、芦ノ湖スカイラインレストハウス

ピックアップアイテム

今回のトレイルを実施するにあたり、はじめて使用したアイテム(ギア)を2点紹介しておきましょう。

1つはトレイルシューズ。もう1つはトレイルランニング用に作ってもらったサングラスレンズです。

HOKA ONE ONE SPEEDGOAT2

私自身ロード、トレイル共にHOKA ONE ONEの愛用者です。トレイルシューズはこれまでチャレンジャー、スティンソンと使ってきましたが、クッショニングの感覚はSPEEDGOATがNo.1。チャレンジャー、スティンソンよりも着地時にショックが吸収された感覚があり、ロングトレイルとの相性が良さそうです。

ミドル〜ロングトレイルでSPEEDGOATを履いているランナーが多い理由が分かった気がします。

次の100マイルレースでは、SPEEDGOATを選択予定。

SPEEDGOATのアウトソールはVibram®の素材が使われており、耐久性に優れます。更に、5mmの溝で高いグリップ力を発揮するのが特徴です。

トレイルランニング用サングラスレンズ

御徒町にあるスポーツサングラスのプロショップ、オードビーさんで特注したトレイルランニング用のレンズです。アスリート御用達のプロショップで、色んなカスタマイズに対応してくれます。

濃いレンズをトレイルで使用すると、陽の光が当たっている時以外は、基本的に頭部にかけることになると思います。何度もサングラスを下げたり上げたりする必要があるので、結構面倒です。山は天候も変化しやすいですし、ナイトトレイルの際はヘッドライトもあるので、尚更。

だからと言って、サングラスをしないと眩しいだけでなく、木の枝々から目を保護するのが大変です。

オードビーさんの独自の技術で作ったレンズは常にサングラスを装着したまま、トレイルランニングを楽しむことができます。

このレンズの一番の驚きは、日中のトレイルではサングラスを付けない時よりも、付けている時の方がむしろ視界がクリアであること。

まとめ

今回は箱根湯本駅を発着とした、外輪山のトレイル(反時計回り)についてまとめてみました。

箱根外輪山に限らず、トレイルランニングを実施するためには、準備が必要です。外輪山はエスケープルートも多く、箱根峠以降は路線バスも多く走っているので、気負いすぎずにチャレンジしてみてもいいでしょう。

やはり富士山や芦ノ湖を眺めながら走るトレイルは、特別なものがあります。

今回は12月末に実施したため、当然の事ながら夏に比べると日没時間も早くなります。シーズンによって富士山の姿も変わるため、ぜひ何度も足を運んではトレイルランニングを楽しみたいものです。

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ビジネスアスリート
データサイエンティスト

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

自分自身も実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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