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Garmin(ガーミン)ForeAthlete 735XTJ徹底解説

 2016/07/11 ランニングウォッチ・GPSウォッチ
この記事は約 6 分で読めます。 61,343 Views

2016年春、GarminのGPSウォッチが続々とリニューアルされました。4月にFore Athelete 235J、6月に630Jと230Jがそれぞれ前作のモデルからリニューアルされています。

そして、最後に7月15日、Garmin ForeAthlete 735XTJのリリース。Garmin ForeAthlete 735XTJは前作からのリニューアルというわけではなく、今までになかった新たなモデルとしてリリースされました。

XTJシリーズと言えば、Garmin ForeAthlete 920XTJが既にトライアスリート用モデルとして発売されていますが、735XTJも同じくトライアスリート用モデル。

920XTJはトライアスロンのスプリントやオリンピックディスタンスからロングまでカバーできますが、いわゆるエントリーレベルというわけではありませんでした。
※ロードランナーでは、ウルトラマラソンに参加している人が920を装着して走っている、という光景をよく目にします。

そこでGarmin社の戦略としては、トライアスロンのエントリーモデルでかつ、心拍ベルト装着不要のタイプを作ろう!ということでできたのが735XTJというわけです。

今回はGarmin ForeAthlete 735XTJについて詳しく紹介をしていきたいと思います。

ForeAthlete 735XTJとは?

基本的にGarminのGPSウォッチは日本でリリースされる前に、本国アメリカで発売されます。

ForeAthlete 735XTJはアメリカではForerunner 735XTという名前です。プロモーションビデオはこちらです。

最近のプロモーションビデオを比較すると、ForeAthlete 735XTが一番良い気がします!

ForerunnerはBlack/GrayとMidnight Blue/Frost Blueの2色ですが、日本版のForeAthleteはBlack/GrayとPurple/Sharp Coralの2色となっています。

ForeAthlete 735XTJの特徴

IMG_1918

最大の特徴は時計内に光学心拍計が搭載されていること。加えて、630Jや230Jではスイムモードがありませんが、735XTJではスイムモードでストローク数が計測できたり、プールを泳ぐのに要した時間とストークス数の合計により算出されるSWOLFスコアがあることも特徴です。

やはり心拍ベルトは面倒だ・・・という方も多いですから、ベルト無しで心拍が計測できて、スイムもできるとなると、特に女性トライアスリートには人気が出るような気がしています。

その他、630Jや920XTJ、Fenixシリーズと同様にランニングダイナミクス機能や乳酸性作業閾値(LT)の予測機能が付いていますが、これらの計測には心拍ベルトが必要です。

GPSウォッチに関する記事を書いていると、「将来的にベルト無しでランニングダイナミクスが計測できるようになる日が来ますか?」という質問をいただきます。ですが、ランニングダイナミクス機能に関してはベルト部分に加速度計が埋め込まれているため、今のところ時計だけでランニング中の上下動、接地時間等は計測できません。常に腕を振っているわけですから、計測できませんよね。

ただし、乳酸性作業閾値は心拍ベルト無しでも計測できる日が来るかもしれません。メーカーの人間ではないので、分かりませんが。

スペック(920XTJとの比較)

次にForeAthlete 735XTJのスペックについて920XTJと比較しながら見ていきましょう。

サイズ(厚さ)

735XTJ・・・1.19cm
920XTJ・・・1.27cm

重量

735XTJ・・・40.2g
920XTJ・・・61g

ディスプレイ

735XTJ・・・3.1 x 3.1 cm / 215 x 180 ピクセル / カラー
920XTJ・・・2.9 x 2.1cm / 205 x 148 ピクセル / カラー

防水機能 

共に50m防水

動作時間

735XTJ

– 時計モード:約9週間
– 時計+ライフログ:約8週間
– 時計+ライフログ+通知機能+光学式心拍計:約11日
– GPS+光学式心拍計:約14時間
– GPS+GLONASS+光学式心拍計:約10時間
– ウルトラトラックモード+光学式心拍計:約21時間

GLONASSとはロシア政府のために運用されている衛星測位システム。

GPSはアメリカ合衆国に運用されている衛星測位システムのことを指します。
GPS+GLONASSということはより正確なデータを取る場合、と考えましょう。捕捉時間が短縮化されるそうです。

920XTJ

トレーニングモード 約22時間
ウルトラトラックモード 約38時間
時計モード 約4か月

※トレーニングモードは毎秒計測ですが、ウルトラトラックモードでは一定の間隔でGPSがオフになり、最大約40時間までのバッテリーライフを延ばすことが可能です。

保存可能データ容量

735XTJ・・・約80時間分
920XTJ・・・約100時間分

価格
735XTJ・・・¥49,800(税抜)
920XTJ・・・¥45,800(税抜)
※ランニングダイナミクス機能、乳酸性作業閾値を計測する場合は別途心拍ベルトの購入が必要です。

まとめ

今回はGarmin ForeAthlete 735XTJについて紹介をしてきました。

基本的にトライアスロンに取り組む方、これからトライアスロンをやろうと思う方で、心拍ベルトではなく、手首で心拍を計測したい!という方にはおすすめのモデルです。

ランニングダイナミクスや乳酸性作業閾値を計測したい!という方が、好きか嫌いに関わらず、心拍ベルトが必要不可欠です。

もし、ランニングダイナミクスを計測したくて、ランニングのみでの活用を考えているのであれば、コスパ的にはGarmin ForeAthlete 630Jがおすすめですし、長時間稼働するタイプが良いのであれば、920XTJがオススメです。

いずれにしても、ランニングウォッチを活用して、自分が何をやりたいのか?を明確にすることがスタートになるでしょう。

今では本当に様々なタイプのランニングウォッチ、GPSウォッチがありますから、自分の目的にあったものを選びましょう。

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

自分自身も実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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