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ランニングで痛めた膝を治すために必要な3つのステップ【動画解説付き】

ランニングで痛めた膝を治す方法は、多くの場合、膝を直接治療することではありません。

膝を直接治療して仮に治ったとしても、走りだすとまた膝が痛くなってしまう・・・ということはザラにあります。

もちろん、膝を打撲して腫れてしまった、半月板を損傷してしまったなどのケースは別です。

繰り返し、繰り返し同じ(ランニング)動作を行い、結果として怪我に繋がってしまったケースの場合、結果的に膝が痛くなってしまったわけであって、膝が痛くなってしまった原因は他にあると考えた方が良いでしょう。

例えば、足首が非常に硬いことが原因で膝に痛みが出てしまうケースもありますし、お尻や太ももの裏を使って走れずに、太ももの前ばかりを使って走ってしまうことで、膝を痛めてしまうケースだってあるわけです。

ランニング中に起こる膝の痛みを100%予防することはできません。リクスを抑えることはできますが。

もしランニング中に膝が痛くなってしまった場合は、下記の動画の中で解説してある3つのステップを踏むことが重要です。

万が一、膝を痛めてしまったら、まず考えなければならないことは「膝を痛めてしまった原因は何か?」ということです。

原因が分からなければ、対処のしようがありません。

原因が分からず、膝に電気をあてたりする行為は文字通り対処療法にしかなりません。

何らかの原因があるから、膝痛という結果が出ているわけです。

その原因の多くが、どこかの筋肉や関節が硬くなってしまっているか、どこかの筋肉が弱くなってしまっています。単純に考えると。

なので、硬くなってしまった箇所に関しては硬さを取る、弱くなってしまっているところはトレーニング等で強化する必要があります。

原因を知るためには、あなたの身体、そして身体の使い方を評価してもらう必要があるわけです。

自分の身体のことは、実は自分ではなかなか理解できません。なぜなら、客観的な視点がどうしても抜け落ちてしまうからです。

さらに大切なのは、最終的に個別に硬さを取ったり、強化したりした部分をランニング動作に繋げていくことです。

上記の動画の中でもお伝えした通り、例えば、下記のような横向きでお尻の横の筋肉(中殿筋)を鍛えたとしても、ランニング中にしっかりと中殿筋が働いてくれるのか?というと、そうとも限りません。

※そもそも、お尻の筋肉の強さとランナー膝やジャンパー膝などの膝の怪我の間には、強い関係があることが様々な研究で明らかにされているので、お尻の筋肉を鍛えることは膝の怪我を予防することに繋がります。

もちろん、何もやらないよりはいいのですが。

なぜなら、横向きでのトレーニングは、結局のところ横向きで機能するわけであって、ランニング動作というある特定の動作にはその動作を考慮したトレーニングが必要となります(特異性の原則)。

例えば、下記の動作のような片足でのスクワットはランニングを行う上で、非常に大事なトレーニングです。

片足スクワットの動作を見ていただくと、ランニング動作に近いというだけではなく、片足でしっかりと自分の身体をコントロールする力が要求されます。

結局のところ、ランニング動作は片足着地の連続ですから、満足に片足でのスクワットができなければ、特にレース後半で身体をコントロールできずに、ランニングフォームが崩れてしまうということにも繋がります。

もし、あなたがランニング中に膝を怪我してしまったら、今回の記事でご紹介した3つのステップを踏まえて、早期に復帰するだけでなく、怪我する前よりも身体的にも精神的にも強くなって復帰できるようにしていきましょう。