3290 views

音楽でランニングをアップデートする!Jaybirdを活用したランニングの楽しみ方

テクノロジーでランニングをアップデートする!をテーマにお送りしている連載企画。

今回は音楽周辺のテクノロジーという切り口で、多くのランナーに浸透してきているワイヤレスイヤホンに注目します。

以前はスマートホンにワイヤー付きのイヤホンを接続しながら、ランニングをしなければなりませんでした。

ですが、今ではスマートフォンとワイヤレスイヤホンをBluetoothで接続して走ることが一般的になりつつあります。

最近ではGPSウォッチに音声ファイルを格納し、ワイヤレスイヤホンとBluetoothで繋ぐことで、音楽を聞くことができるようになりました。

つまり、スマートフォンを持たなくても、音楽を聞きながらランニングができるようになったわけです。

今回は、「音楽でランニングをアップデートする!」をテーマにJaybird(ジェイバード)ブランドを日本国内で展開するロジクールさんにお話を伺って来ました。

インタビューをもとに、Jaybirdとしての活動、ランナーにおすすめの製品、Jaybirdを活用したランニングアクティビティのアップデート方法などについて紹介していきます。

Jaybirdブランドについて

Jaybirdは2006年にアスリート達の手で生まれた、アメリカのスポーツブランドです。

“POWER YOUR PASSION”というタグラインのもと、国内では特にランニング市場で多くの支持を得ています。

「装着していることを忘れられるヘッドホン」をプロのランナーと一緒に作ることからスタートし、フィット感、デザインはもちろんのこと、スポーツ時に装着するための耐久性、音質にこだわった製品を世に出し続けています。

現在、Jaybirdが展開する製品ラインナップは4種類。今回は主にランナーにおすすめな”TARAH PRO”という製品について、使用感も含めてご紹介します。

ランナーにおすすめ!Jaybird TARAH PRO


Jaybirdで展開しているラインナップを一覧にしてみました。※Jaybird公式サイトより。

完全ワイヤレスタイプのRUN XTTARAH PROを含めた他の3つが左右のイヤホンが繋がれたワイヤードワイヤレスタイプとなっています。

ランナーにTARAH PROをオススメする理由は大きく3つあります。

①イヤホンの再生時間

まずは他の商品に比べてイヤホンでの再生時間が長い(14時間以上)ことです。

例えば、フルマラソンレースで4時間以上かけて完走するランナーの場合、RUN XTだとレースの途中で再生が止まってしまいます。

「音楽を聴くのは普段のランニングの時だけで、レースでは使わない」という方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、ランニングだけでなく移動中も使用することを考えた場合、再生時間が長いことに越したことはありません。

なぜなら、充電する頻度は少なくて済むからです。

②5分の充電だけで2時間の再生時間を確保できる

スマートフォンとイヤホンをBluetoothで繋いでいれば、イヤホンの電池残量はスマートフォンの画面を通じて確認することができます。

ただし、ランニング中はスマートフォンを見ながら・・・というわけにもいきません。

電池の残量が少なくなると、充電を促すアナウンスが流れます。ですが、音楽を聴きたい時に聴くことができないのはストレスです。

TARAH PROは仮に電池の残量が少なくなっても、5分の充電で2時間の再生時間を確保することができます。

イヤホン本体と一緒に、付属の充電用USBケーブルをイヤホンケースに入れておけば、5分という短時間で再び音楽を楽しむことができます。

③完全ワイヤレスの盲点

完全ワイヤレスの方がストレスなくランニングに集中できるのではないか?という意見もあるでしょう。

ただ、完全ワイヤレスのイヤホンの場合、再生時間がどうしても短くなってしまうという問題だけでなく、デバイスが左右の2つに増えることで管理が少し面倒になります。

それだけでなく、左右が独立しているので、何気ない場面で地面に落としてしまうリスクがあります。

左右がコードで繋がれていれば、イヤホンが落下する心配もないわけです。

また、コードの長さは調整することができるので、ランニング中にコードが邪魔になることはありません。

完全ワイヤレスのイヤホンはランニング中の見た目も目立ちませんし、コードがないメリットはもちろんあります。

ですが、再生時間や操作性を考えた場合は、RUN XTよりもTARAH PROの方がランニング中に使用するストレスは少なくて済むでしょう。

実際の使用感をレビュー

私自身、これまで「音楽を聞きながらランニングをする」という習慣はありませんでした。

スマートフォンに通常のワイヤー付きイヤホンを装着しながら走ることに、面倒くささを感じていたことが最大の理由です。

できれば、ランニング中はスマートフォンすら持って走りたくはない・・・と考えています。

私と同じような方も多いのではないでしょうか?

ワイヤレスイヤホンを購入してまで音楽を聴きたいか?と言われても、そこまでの魅力は感じていませんでした。

ですが、LSDや長時間のトレイルランニングの時は、1日がほとんど走ることだけで終わってしまう、「時間の勿体無さ」を感じていたことも事実です。

そこで、音楽ではありませんが、ランニング中に音声(例えば、ポッドキャストや仕事に関わる音声ファイルなど)を聞くことで、強制的にインプットの時間を設けてみることにしました。

現在使用しているのは、上記でもご紹介したJaybirdTARAH PROです。

フィット感も高く、ストレスなく音を聞きながらランニングを楽しむことができます。

左右のイヤホンが完全に独立しているワイヤレスイヤホン(Jaybirdの場合はRUN XTという商品)と違い、イヤホンの着脱や管理もしやすいのが特徴です。

何より14時間のバッテリー容量があるので、ランニング+通勤などの移動時間中でも、こまめに充電をすることなく使用することができるのは大きな魅力。音楽(音声)と共に、ウルトラマラソンを制限時間内に完走することも可能です。

最近では防水性のイヤホンも増えています。ですが、見過ごされがちなのはスポーツによる汗に対して、「防汗性」があるかどうかです。

JaybirdはTARAH PROに限らず、全ての製品で防水・防汗対策がなされています。

個人的にはランニング中にイヤホンを通じて音声を聴く習慣がついてきたことで、ビジネス上必要となる知識が自然と身につくだけでなく、新たなアイデアが生まれるきっかけにもなっています。

ランニングはもちろん、電車移動の際にも音声を聴く習慣がついてきました。

アプリと連動して音楽をカスタマイズする

テクノロジーという軸で考えると、Jaybirdの製品は単なるワイヤレスイヤホンというわけではなく、スマートフォンアプリで音楽をカスタマイズすることも可能です。

音を自分の好みに変えることで、心地良い環境の中でランニングができ、集中力の維持・向上に繋げることができます。

一言で「音質が良い」と言っても、人によって心地良く、集中できるような音質や音域は異なります。

例えば、低音が好きでビートに合わせてランニングのリズムを取っていきたい方もいるでしょうし、ビート音よりも歌詞を聴くことに重きを置いている方もいるでしょう。

これらのカスタマイズをスマートフォンアプリ一つで、実際に音を聴きながら行うことができるようになっています。

もちろん、自分でカスタマイズするのが面倒くさいという人や、そもそも自分の好みがよく分からない場合は、アプリ内にプリセットされた音楽が多数用意されているので、自分に合いそうなものを選択し、保存しておくのも一つです。

また、音楽とランニングパフォーマンスという切り口で考えた場合、ウォームアップ時に10分間のハイテンポな音楽を聴くことで、高強度のトレーニング時に高いパフォーマンスを発揮できたという報告がされています。

他にも、音楽を聴くことでランニングパフォーマンスの向上に寄与する報告は多数上がっていますので、安全に配慮した上で活用していくと良いのではないかと考えています。

編集後記

今回は音楽でランニングをアップデートする!をテーマに、Jaybirdが展開する製品を中心にご紹介してきました。

一般的に見るとJaybirdは「ワイヤレスイヤホンブランド」です。

ですが、ブランドとしての活動内容を伺うと、他社との大きな違いがあることが分かりました。

それは、「コミュニティ(人と人との繋がり)」を大切にしているブランドであるということです。

ブランドの活動が全て、人と人との繋がりによって生まれています。

サロマ湖100kmウルトラマラソンをはじめ、現在スポンサードしている大会も全ては人との繋がりから生まれており、そこからさらに次の繋がりや次の活動が生まれています。

私が以前参加したJaybird主催のイベントは平日の夜にも関わらず、50名近くのランナーが集まり、皇居ランを楽しんでいました。

これからは今までよりも更に、「人と人との繋がりからモノやサービスが流通する時代」になると改めて感じた取材となりました。

特に今までランニング中にイヤホンを通じて音楽を聞いたことがない・・・という方は、新たなランニングの楽しみ方の一つとして、「音楽」を取り入れてみてはいかがでしょうか?