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佐藤悠基選手が愛用する世界基準の次世代スポーツドリンク活用法

 2018/02/21 インタビューコンテンツ ランニングお役立ち情報
この記事は約 6 分で読めます。

ランナーにとって、トレーニングで積み上げてきた100%の力を出し切るには、レース中のペースコントロールに加え、水分補給やエネルギー補給が鍵を握ります。トップアスリートであれば尚更のこと。

特にトップアスリートであれば、マラソンレース中のスペシャルドリンクは欠かせません。

オリンピック2大会連続で5,000m、10,000mを制したモハメドファーラー、フルマラソン世界2位の記録(2時間3分3秒)を持つエチオピアのベケレ、同3位の記録(2時間3分5秒)を持つキプチョゲ(キプチョゲは非公式ながら2時間00分25秒の記録を持っている)、同4位で2017年の東京マラソンを2時間3分58秒で制したキプサングなど、世界のトップランナーが、こぞって愛用するスポーツドリンクがあります。

スウェーデンにある、イエテボリ大学をはじめとする、複数の大学や研究機関、専門家とトップアスリートによって開発された「モルテン」というスポーツドリンクです。

モルテンのスポーツドリンクは「ハイドロゲル」という新技術を発明。

今までのスポーツドリンクでは得られない、人間の身体が許容できるエネルギーを素早く大量に供給することが可能となりました。

※体内に入ったドリンクは胃の酸性度により、即座にハイドロゲルに変換され、スポーツドリンクに含まれている水分、塩分、そして炭水化物を包み込みます。ハイドロゲルに包み込まれた、水分、塩分、および炭水化物は、胃から腸へスムーズに流れ、腸内にて放出され運動エネルギーとして体内に素早く吸収されます。

海外ではトップマラソンランナーのほとんどがモルテンのスポーツドリンクを活用しています。ですが、ここ日本では、まだモルテンの知名度は高いとは言えません。

恐らく、あなたも初めて耳にする名前なのではないでしょうか?

そんな中、海外のトップランナーの動向をチェックし、いち早くモルテンをトレーニングやレースの際に取り入れている日本人アスリートがいます。

日清食品グループ陸上競技部、佐藤悠基選手です。

佐藤選手は5,000m、10,000mというトラック競技や箱根駅伝で、数々の記録を打ち立ててきたランナーです。

今回は世界と戦い続ける佐藤選手に、モルテンを活用した自身の水分補給法についてお話を伺ってきました。

過去のレースから改善策を考える

佐藤選手がモルテンをレースで初めて取り入れたのは2017年12月の福岡国際マラソン。

それまで挑んだ4度のマラソンは、いずれもレース後半に力が入らなくなり、エネルギー切れの状態に陥りました。

これらの経験が、トレーニングやレースでの水分補給を見直すキッカケになったと言います。

福岡国際マラソンで初めて試したモルテン。脚のトラブルで残念ながら35km地点でリタイアする形となりましたが、力が入らない、エネルギー切れを起こすということはなかったそうです。

福岡国際マラソンは、自分の中では今までで一番いい走りができていたと言う佐藤選手。今後も継続してモルテンを使っていきたいとのこと。

福岡国際マラソンでは、自分の力を発揮するだけの効果は得られたのではないかと話してくれました。

トラック競技とマラソンの違い

佐藤選手いわく5,000m、10,000mというトラック競技は、ある程度ごまかしが効いてしまうと。ただ、マラソンはごまかしが一切効かない競技。

それまでのトレーニングがどれだけ充実しているか?最後のコンディショニングのところで、どれだけミス無くい調整できるか?が鍵を握ります。

万全な準備ができていないと、しっかりとした結果は出ません。

マラソンで結果を出すには様々な準備が必要ですが、水分補給という観点で最高のパフォーマンスを発揮するために、モルテンを活用し始めたと言います。

一般的なスポーツドリンクとモルテンとの違い

一般的なスポーツドリンクとの違いを佐藤選手は下記のように説明してくれました。

モルテンと一般のスポーツドリンクとの一番大きな違いは、血糖値の上昇スピードが抑えられる点にあります。

今までは後半にスペシャルドリンクを取ると、その場ではエネルギーとして体内に吸収されます。ですが、その後にガクッと血糖値が下がった状態になって、低血行状態に陥るんです。

これはトレーニングの時でもそうですし、レースでもそうなることが多くありました。

一般的なスポーツドリンクと比べて、モルテンは血糖値を一定に保ってくれているのかな?とは思います。補給した後、急に下がるような感覚は無いですね。

トレーニング時のモルテンの活用法

40km走などの距離を踏む練習では、本当にエネルギー切れを起こすことがよくありました。

ガス欠で練習中もフラフラすることもありましたね。最近はエネルギー切れを起こすようなこともなく、効果としては練習でもレースでも実感しています。

モルテンを飲むタイミングとしては、ポイント練習(強度の高い練習)の時はもちろん、その前日位から、水分補給として飲むようにしています。

ポイント練習の翌々日には、次のポイント練習の前日になってしまうので、結構な頻度では飲んでいます。

商品もドリンクミックス160と320がありますが、練習によって使い分けています。長い距離を踏む時は320を使うようにしていて、ショートインターバルのようなトレーニングの時には160を使うようにしています。


※モルテンには1回あたり40gの炭水化物を摂取できるドリンクミックス160と、1回あたり80gを摂取できるドリンクミックス320の2種類がある。

モルテンを飲むことで、ポイント練習の前日から体内にグリコーゲンを蓄えて、練習の最初から良いパフォーマンスが発揮できるように準備をしておきます。

モルテンを活用することは、練習からしっかり良いコンディションを整えておくという意味もありますね。

他のランナーにモルテンをすすめるとしたら?

最後に、マラソンランナーに向けて、モルテンを勧めるとしたら?という切り口で聞いてみました。

自己記録を狙いたいとか、自分の限界にチャレンジしたい人にお伝えするのであれば、競技者目線ではありますが、しっかりとしたトレーニングを積むために、モルテンを活用していくことが重要だと思います。

もちろん、ものに頼り過ぎるのはよくありませんが、自分の持っている100の力を全て出し切るためのサポートの1つとして活用していくことが大切です。

特に夏場のハードなトレーニングでは、内蔵疲労を起こすことがよくあります。

そうなると、食欲が落ちてしまうこともあるので、ドリンクで炭水化物が摂取できるのは助かります。また、レース後のリカバリーにも良いのではないかと思います。

レース後は身体を極限まで追い込んでいますし、直後に固形物を取るのが難しい。なので、モルテンでレース後に素早いエネルギー補給ができるのは大きなメリットですね。

2020年の東京オリンピックを見据えると、夏場のトレーニング、そして夏のレースで勝負をしていかなければなりません。

冬季のマラソンレースと比較しても、水分補給、エネルギー補給の重要度は高くなります。

モルテンが2020年の東京オリンピックにおいて、勝敗の鍵を握る!と言っても過言では無いかもしれません。

■MAURTENに関する詳細・お問い合わせは、モルテン公式サイトからお願いします。

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ビジネスアスリート
データサイエンティスト

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

自分自身も実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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