1. TOP
  2. インタビューコンテンツ
  3. 佐藤悠基選手が愛用する世界基準の次世代スポーツドリンク活用法

佐藤悠基選手が愛用する世界基準の次世代スポーツドリンク活用法

インタビューコンテンツ ランニングお役立ち情報
この記事は約 6 分で読めます。 11,967 Views

ランナーにとって、トレーニングで積み上げてきた100%の力を出し切るには、レース中のペースコントロールに加え、水分補給やエネルギー補給が鍵を握ります。トップアスリートであれば尚更のこと。

特にトップアスリートであれば、マラソンレース中のスペシャルドリンクは欠かせません。

オリンピック2大会連続で5,000m、10,000mを制したモハメドファーラー、フルマラソン世界2位の記録(2時間3分3秒)を持つエチオピアのベケレ、同3位の記録(2時間3分5秒)を持つキプチョゲ(キプチョゲは非公式ながら2時間00分25秒の記録を持っている)、同4位で2017年の東京マラソンを2時間3分58秒で制したキプサングなど、世界のトップランナーが、こぞって愛用するスポーツドリンクがあります。

スウェーデンにある、イエテボリ大学をはじめとする、複数の大学や研究機関、専門家とトップアスリートによって開発された「モルテン」というスポーツドリンクです。

モルテンのスポーツドリンクは「ハイドロゲル」という新技術を発明。

今までのスポーツドリンクでは得られない、人間の身体が許容できるエネルギーを素早く大量に供給することが可能となりました。

※体内に入ったドリンクは胃の酸性度により、即座にハイドロゲルに変換され、スポーツドリンクに含まれている水分、塩分、そして炭水化物を包み込みます。ハイドロゲルに包み込まれた、水分、塩分、および炭水化物は、胃から腸へスムーズに流れ、腸内にて放出され運動エネルギーとして体内に素早く吸収されます。

海外ではトップマラソンランナーのほとんどがモルテンのスポーツドリンクを活用しています。ですが、ここ日本では、まだモルテンの知名度は高いとは言えません。

恐らく、あなたも初めて耳にする名前なのではないでしょうか?

そんな中、海外のトップランナーの動向をチェックし、いち早くモルテンをトレーニングやレースの際に取り入れている日本人アスリートがいます。

日清食品グループ陸上競技部、佐藤悠基選手です。

佐藤選手は5,000m、10,000mというトラック競技や箱根駅伝で、数々の記録を打ち立ててきたランナーです。

今回は世界と戦い続ける佐藤選手に、モルテンを活用した自身の水分補給法についてお話を伺ってきました。

過去のレースから改善策を考える

佐藤選手がモルテンをレースで初めて取り入れたのは2017年12月の福岡国際マラソン。

それまで挑んだ4度のマラソンは、いずれもレース後半に力が入らなくなり、エネルギー切れの状態に陥りました。

これらの経験が、トレーニングやレースでの水分補給を見直すキッカケになったと言います。

福岡国際マラソンで初めて試したモルテン。脚のトラブルで残念ながら35km地点でリタイアする形となりましたが、力が入らない、エネルギー切れを起こすということはなかったそうです。

福岡国際マラソンは、自分の中では今までで一番いい走りができていたと言う佐藤選手。今後も継続してモルテンを使っていきたいとのこと。

福岡国際マラソンでは、自分の力を発揮するだけの効果は得られたのではないかと話してくれました。

トラック競技とマラソンの違い

佐藤選手いわく5,000m、10,000mというトラック競技は、ある程度ごまかしが効いてしまうと。ただ、マラソンはごまかしが一切効かない競技。

それまでのトレーニングがどれだけ充実しているか?最後のコンディショニングのところで、どれだけミス無くい調整できるか?が鍵を握ります。

万全な準備ができていないと、しっかりとした結果は出ません。

マラソンで結果を出すには様々な準備が必要ですが、水分補給という観点で最高のパフォーマンスを発揮するために、モルテンを活用し始めたと言います。

一般的なスポーツドリンクとモルテンとの違い

\ SNSでシェアしよう! /

ランナーズNEXTの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ランナーズNEXTの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやランニング用パワーメーター(Stryd)などのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

この人が書いた記事  記事一覧

  • 約2ヶ月の低酸素トレーニングと筋トレでランニングテストのパフォーマンスはどう変化したのか?

  • 標高2,000mと3,000mの低酸素トレーニング時に身体反応はどう変化するのか?

  • 【Run with Power】ランニングのパワートレーニングに関する動画解説まとめ

  • 低酸素トレーニングから約1ヶ月で最大酸素摂取量(VO2max)はどう変化したのか?

関連記事

  • 世界最大級の低酸素トレーニングジム ASICS Sports Complex TOKYO BAYをランナー目線で紹介!

  • 【マラソンレース中のトラブル】足にマメができてしまった時の対処法まとめ

  • マラソンレースで必ず携帯したいアミノ酸サプリメント・ベスト5徹底比較

  • マラソンレースでカーボローディングを実施する際の具体的方法と注意点まとめ

  • フルマラソンでサブ3.5達成のためのランニングシューズの選び方!自分に合ったものを選択するための思考術とは?

  • 記録を伸ばしたいマラソンランナー必見の栄養素「5-アミノレブリン酸(ALA)」とは?