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なぜマラソンランナーはプロテインではなくアミノ酸サプリメントを飲むのか?

ランニングお役立ち情報 筋トレ・ダイエット情報全般
この記事は約 8 分で読めます。 114,798 Views

トレーニングを行う際に摂取する、代表的なサプリメントとして「プロテイン」があります。

普段から筋トレをガッツリやっている人であれば、プロテインを愛用(愛飲)している人も多いはずです。

ですが、マラソンやランニングを行うランナーで、プロテインを飲んでいる人はあまり見かけません。

彼らはサプリメントに興味が無いのか?

筋トレはしないからプロテインは必要ないと思っているのか?

事実、多くのランナーが特にマラソンレースの際にアミノ酸サプリメントを摂取しながら走っています。

ここで、1つの疑問が生じます。

なぜマラソンランナーはプロテインではなくアミノ酸サプリメントを摂取するのが当たり前になっているのか?と。

もとをたどれば、プロテインはアミノ酸が複数繋がってできたものです。

結局のところ、プロテインもアミノ酸だと言えます。

もともとは同じ物質なのに、なぜランナーはアミノ酸サプリを摂取し、プロテインは摂取しないのか?

その謎を解明していきましょう。

プロテインとアミノ酸の違い

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そもそも論として、プロテインとアミノ酸との違いは何なのか?

という点から話を進めていきましょう。

プロテインとはアミノ酸が複数繋がった状態のものを言います。つまり、プロテインを分解したものがアミノ酸です。

プロテインは日本語で言うと「たんぱく質」であり、肉や魚、卵などを指します。さらに詳しく分類すると、動物性たんぱく質、植物性たんぱく質に分けられます。

が、本題とは少し離れてしまうため、ここでは割愛します。

トレーニング後にプロテインサプリメントを摂取することで、体内でアミノ酸に分解されるわけです。

ただし、全てが分解されるというわけではなく、いくつかのアミノ酸が繋がったまま体内に吸収されるものもあります。

プロテインサプリメントは体内で完全に分解されないものの、なぜアミノ酸サプリメントほどランナーに愛用されていないのでしょうか?

アミノ酸 VS プロテイン

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ランナーがプロテインをそれほど摂取しない理由。

その大きな理由の1つが「体内で吸収されるまでのスピード」です。

プロテインよりもアミノ酸という小さな形の方が、吸収スピードが速いわけです。

例えば、筋力トレーニングを実施した場合、ハードな筋力トレーニングを毎日実施するわけにはいきませんから、超回復のための休息が必要です。

週3回、週2回など一定の感覚を空けながらトレーニングをしますよね。

稀に、毎日のようにハードなトレーニングを実施している人がいます。

彼らは、毎日全身をストイックに鍛えているのかというと、そうではありません。

彼らは部位ごとにトレーニングをする日を決めています。

月曜は下半身、火曜は上半身(プッシュ系)、水曜は下半身、木曜は上半身(プル系)のような感じで、分割してトレーニングを実施しています。

ランニング、特にマラソンのレース中は筋活動が長時間に及びますから、素早くアミノ酸が体内に吸収される必要があります。

できる限り、疲労を溜めたくない、身体が動く状態を継続したい。という目的で摂取しているのでしょう。

また、胃腸への負担が大きくなる場合はプロテインサプリメントよりもアミノ酸サプリメントの方が有効です。特にマラソンの場合(マラソンを走っている最中)は、血液のほとんどが筋肉にまわってしまうため、内蔵への血流配分が少なくなってしまいます。

100kmなど長い距離を走り続けていると、胃が食べ物を受け付けなくなってしまうことも多々あります。

これは、内臓への血流が少なくなった結果、ダメージを受けてしまっているわけです。

このような時にプロテインを摂取すると、消化吸収に時間がかかるわけですから、胃腸への負担も当然大きくなります。

ですから、特にレース中は多くのランナーがアミノ酸を摂取していると言っていい。

ここまで書くと、プロテインよりアミノ酸のサプリメントを摂取したほうがいいんじゃないか?と思われるかもしれません。

プロテインの良いところはいくつかありますが、1つはコスト面でしょう。

アミノ酸は基本的に小さな袋状のものを数本購入することになりますので、1gあたりで換算すると、プロテインのほうがコストパフォーマンスが高い。

さらに、筋トレ後や就寝中など敢えて消化吸収をゆっくりにして、血液中のアミノ酸レベルを長時間キープしたい場合は、プロテインの方が有効です。

普段のトレーニングの後に身体の疲労回復を目的に取る場合も、低コストでタンパク質だけでなく、ビタミン・ミネラルなどを同時に取ることのできるプロテインを摂取するほうが良いでしょう。

つまり、レース中や特に強度の高いトレーニング後であれば、胃腸の負担を極力抑えて、身体のダメージを軽減するためにアミノ酸を摂取したほうが良いです。

ですが、そうでない場合はプロテインを飲む方が理にかなっているというわけです。

どんなプロテインを飲めば良いのか?

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやランニング用パワーメーター(Stryd)などのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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