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第30回サハラマラソン第一ステージ(36.5 km)レースレポート

 2015/05/01 マラソンレポート
この記事は約 4 分で読めます。 595 Views

2日間のビバーク生活を経て、ついにサハラマラソンのステージレースがスタート。

「これからどんなレースが展開されるのか?」

「暑さはどうなのか?」

「食料は最後まで持つのか?」

「4日目の91.7kmまでに潰れたらどうしよう・・・」

「リタイアして強制送還を食らうのだけは勘弁・・・」

などの不安を抱えながらスタートに向かいます!

と、その前に今回サハラマラソンに参加する日本人ランナー全員で記念撮影。

s_IMG_0794

※日本人ランナー35名(男性29名、女性6名)で記念撮影。

s_DSCN1870

さらにステージレース中の期間+@を共にするテントNo.41メンバーとも記念撮影を!

ステージレース前なので、心も身体も皆フレッシュです!

18歳〜50代、そして高校生、大学生、社会人、5名の会社経営者が同じ布切れの下で生活するという、なかなか考えられない、価値ある10日間になりました。

s_DSCN1873 のコピー

※スタート前、スタート&ゴールゲートをバックに。

今回のサハラマラソンは30回目の記念大会ということもあり、世界各国から過去最多の1358名が参加。

参加者全員で「30」の文字を作り、ヘリからの撮影が終わった後にいよいよステージレースのスタートです。

※スタート直前〜スタート直後の様子

第一ステージは36.5 km。

スタートしてからまずはマイペースでランニング。

しかし、スターしてからわずか5分後に本気で捻挫をしたんじゃないかと思うほど、足を捻ってしまう。

文字通り、出鼻を挫かれた!!

サハラマラソンに参加するにあたり、トレーニングの段階でトレイルランや登山を全くやってこなかったこと、さらにシューズのソールが厚く、一般的なランニングシューズに比べると不安定感が増していたこと。

が仇となり、その後幾度と無く捻挫をしかけるも、最終的に怪我なくゴール出来たのは奇跡だったんじゃないかと。

ちなみに、Hokaのロード&トレイル兼用シューズのチョイスは総合的に見ると正解でした。

 

確かに足首の不安定さはありましたが、特に岩場で受けるダメージはそれほど大きくはなかったこと。

普段より2cm大きなシューズを履いていたこともあり、岩などに躓いてしまった時でも爪へのダメージが全くなかったこと。

それに加えて、インソールでしっかりとサポートができていたので、結果的に怪我なく完走出来たわけです。

コースに関しては、第2チェックポイント(CP2)〜ゴールまで、だらだらと続く上り坂に嫌気が差しましたが、風も味方して思ったよりは快適に歩を進めることができました。

※第一ステージゴールシーン

ゴールすると、基本的に毎回水4.5リットル(ペットボトル3本)が支給されます。

翌日朝の水の支給まで、4.5リットルの水を有効に使わなければならないわけです。

飲料、食事、洗濯、歯磨き、手洗いなど、全てが含まれます。

テントに戻って休憩していたのも束の間、私にとっては予想外の出来事が・・・。

それは、テントメンバーのほとんどがマメや靴擦れを作って帰ってきたこと。

私はトレーナーでもあるので、マメや靴擦れに対する処置ができます。

さらに、そのための道具も用意していました。

が、初日のステージが終わった時点でテントメンバーの処置をしたマメや靴擦れは7つ。

処置していないものを入れると10個はできていたんじゃないかと。

サハラマラソンの大きな敵は砂による足のマメや靴擦れだと聞いていましたが、ここまで沢山のマメや靴擦れの処置をすることになるとは・・・。

さすがに2日目以降が不安になりました。

s_DSCN1923

※レース後にマメや靴擦れの処置をする筆者。

 

無事にマメや靴擦れの処置をし終わった後は、ようやく夕飯です。

この日は全く体力的な消耗もなく、胃腸のダメージがなかったので、トータル2,700 kcalを摂取。

1日あたり2,000 kcalを摂取していく計算だったので、ちょっと食べ過ぎましたが、しっかりと食べることもステージレースを攻略する上で大事なポイント!

後半は内蔵が疲労してくること、前半のステージで食べなかったら後半バテてしまうことを見越して多めに摂取。

1日目は本当に楽しんでレースを終えることができました。

※第一ステージのダイジェスト映像(オフィシャルの映像)をご覧になりたい方は、下記からお願いします。

1日目のゴールをした時点で、

「結構楽に完走はできるだろうな!」

と思っていましたが、思わぬところで思わぬハプニングが起きてしまうわけです。

それがサハラマラソンの魅力なのかもしれませんが、詳細は次回以降の記事にて!

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

自分自身も実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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