効率の良いマラソントレーニングを実施するために必要な「最も大切な考え方」とは?

フルマラソンやウルトラマラソンを完走したい、サブ3、サブ4など自己記録を達成したいというランナーであれば、練習やトレーニング方法で悩んだことがあるのではないでしょうか?

どんな練習をすれば、完走できるのか?サブ4、サブ3が達成できるのか?あと5分がなかなか更新できない・・・などなど色んな願望があるはずです。

練習やトレーニング方法だけを切り出して考えると、色んな本や雑誌、Webサイトで紹介されています。

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日々、どんな練習・トレーニングを積めば良いのか?と悩むランナーは多い。

LSD、ペース走、インターバル・・・。記録が伸び悩んだ時は峠走をやると良いとか、ファルトレクトレーニングで色んな刺激を身体に与えた方が良いとか、体幹トレーニングでランニングエコノミーを向上させた方が良い!などなど、色んなメッセージで溢れています。

もちろん、それぞれのトレーニング方法には狙った効果があるのは事実です。

ですが、問題は数ある練習・トレーニングの方法論を使って、何となくトレーニング計画(らしきもの)を立てている人が非常に多いということです。

フルマラソンでサブ4を達成したいというランナーが、ある本に3ヶ月の具体的な練習計画が書いてあったので、実践してみた。

ただ走っていても速くならないので、高強度な練習を入れるようにしよう!

フルマラソンで30㎞以降に失速してしまうのは、ランニングフォームに問題があるからではないか?ということで、フォーム改善に着手!などなど。

練習やトレーニングの方法論は、何らかの課題を解決するための1つの手段です。

つまり、適切な解決策を講じるためには、課題が明確である必要があります。

ですが、課題を曖昧な状態にしたまま、アクションプランを考えることが非常に多くなっています。

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レース後半の失速はランニングフォームが問題?

先程紹介した、「フルマラソンで30㎞以降に失速してしまうのは、ランニングフォームに問題があるからではないか?」という仮説は課題を明確にできていない良い証拠です。

もちろん、ランニングフォームに問題があるのかもしれません。ですが、問題は違う所にあるかもしれません。

課題が違ってくると、当然ながら解決策(アクションプラン)も変わってきます。

なので、私たちがマラソンに関する練習やトレーニングを考える際に大事なのは、アクションプランそのものよりも、まずは「課題の明確化」であると言えます

ランニング中に怪我をしてしまった時に、まず治療をすることよりも怪我してしまった原因を探すことの方のが大事!というのと同じです。

ただ、課題の明確化は大事だ!と言っても、簡単に明確化できれば苦労はありません。

例えば、フルマラソンレース時の課題は何だったのか?を考えましょうと言うと、

・最後まで走り通すことができなかった。
・30㎞以降に失速してしまった。
・ランニングフォームが崩れてしまい、バテてしまった。

というような課題が、多くの場合挙がってきます。

ですが、この状態のままだと課題が明確になったとは言えません。上記の3つに対して、解決策を考えようと思っても難しいですよね。