1. TOP
  2. マラソンレポート
  3. 天国の一部と呼ばれる国、ブルガリアのマラソンレースに参戦!

天国の一部と呼ばれる国、ブルガリアのマラソンレースに参戦!

 2017/10/27 マラソンレポート
この記事は約 6 分で読めます。

「いつかは海外でマラソンを!」

そんな想いを持っているランナーの方は多いのではないでしょうか?

僕もせっかくフルマラソンを走れるようになったのだから、乗り物で観光名所を巡る通常の旅行だけではなく、異国情緒漂う街や、日本では見られないような自然の中を、自分の足で走りながら眺めてみたいと思っていました。

そんな中、今年7月、一般財団法人日本ブルガリア交流協会で企画された【ソフィアマラソンレース&研修ツアー】と言うマラソンツアーがあることを知りました。

729日に東京の霞ヶ関で説明会が開催され、ブルガリア、そして、マラソン大会が開催される首都ソフィアについて、協会の方からプレゼンテーションがなされました。

7月の終わりと言うことで、既にソフィアマラソンが開催される1015日近辺には、レースの予定が入っていた方々がほとんどでした。しかしながら、プレゼンテーションから伝わったブルガリアの魅力に魅かれて、説明会に参加された方々のほとんどが、その場でツアー参加を決断されていました。ソフィアマラソンと同じ日に、故里で開催されるレースにエントリーする予定だった僕も含めて。

今回は、まだまだ日本人には知られていないブルガリア、そして、日本人の参加者は、いないに等しいソフィアマラソンについて、僕の体験をお伝えします! 

ブルガリアってどこ?日本からの行き方は?

先ずはブルガリアの位置と日本からの行き方を確認しておきましょう!

ブルガリアはヨーロッパの東に位置しています。

周辺はルーマニアやトルコ、そしてギリシャなどの国々と国境を接しています。

マラソン大会が開催された首都ソフィアは、ブルガリアの中では西の方に位置しています。

日本からの行き方は、残念ながら直行便がないため、周辺の都市で乗り継いで行くことになります。

今回、僕はトルコのイスタンブール空港で乗り継ぐ旅程を選びました。成田空港を夜の9:25分に出発し、イスタンブールまで約12時間のフライト。イスタンブール空港で4時間程の乗り継ぎ時間の後、ソフィア空港までは約1時間のフライトでした。

この経路の他、ドイツのフランクフルト空港やフランスのシャルル・ド・ゴール 空港などで乗り継いでいく方法があります。

マラソンの開催地、首都ソフィアについて

「どうせ走るなら魅力的な街を走りたい!!」

そう思うのが僕達市民ランナーではないでしょうか?

今回、ソフィアマラソンに参加した日本人ランナーの皆様も、申込時に開催された説明会でブルガリア、そして、開催地である首都ソフィアの魅力に魅かれて参加を決められたようです。

ブルガリアは、日本のように明確な四季があり、黒海に面している地域では海が、そして、内陸部には美しい山々がある自然豊かな国です。その美しさから「天国の一部」と称されるほどだそうです。

また、日本人の大好きな温泉も、ヨーロッパでは2番目に多い国なのだそうです。マラソンコースとなった首都ソフィア市内でも温泉を汲むことができるスポットがありましたし、市の中心地から車で1015分ほどの郊外には、豪華なスパが楽しめるホテルがあるようでした。

ソフィアは、空港から車で10分ほどとアクセスは抜群で、歩道も含めて道幅が広く、清潔に保たれた道路が印象的な街でした。街を散歩してみると、人混みはなく、歩いている人達の雰囲気も朗らかで、危ない感じは全くない、安心して旅行が楽しめる街だと感じました。

街の中心部では、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂やローマ時代の遺跡などの観光名所を歩いて楽しむことができます。

また、歩行者天国になっているビトシャ通りには、両サイドにカフェが立ち並び、気軽にビールやコーヒーを飲みつつ、ヨーロッパの雰囲気を楽しむことができます。


カフェが多く立ち並ぶビトシャ通り

ソフィアマラソンについて

ソフィアマラソンは、今年で34回目の開催となる歴史ある大会でした。コースは1周約10キロの周回コースを使った10.550キロ(1周)、ハーフ(2周)、フル(4周)に加えて3キロのファンランが設けられていました。

合計で2500人ほどの参加者とのことでしたが、僕がエントリーしたフルマラソンのカテゴリーは最も参加者が少なく、350人程度だったようです。その気になれば、ほぼ先頭からスタートすることも出来たと思います。

面白かったのは、フルマラソンのスタートから10分間隔でハーフ、そして、10キロのグループがスタートしたため、走っている最中にそれらスピードの異なる選手からどんどん追い抜かれたことです。

追い抜かれることにびっくりするのもつかの間、3周目からは、数少ないフルマラソンの選手だけがコース上に残りますので、ランナーの数は激減してしまいます。

ランナーも少なければ沿道の応援も、日本と比べてしまうと本当に少なかったです。ブルガリアでは日本とは異なり、マラソンが人気のないスポーツであることが分かります。国一番の都市で開催されているマラソン大会のコースが、自宅の前を通っているのに、窓から見ることもしないんですよ!!

参加者のほとんどが10キロやハーフを選択していることからも、フルマラソンを走ると言う行為は、まだまだすごい人(変わり者)の行うこと、と言う認識なのかもしれません。 

それでもコース上には、日本のレースで会うのと何ら変わりのない、市民ランナーが走っていました。

何度走っても辛い最後の5キロ付近で、抜きつ抜かれつしていた男性に「39キロになったら教えてくれる?」と頼まれました。聞けばこのレースでサブ4を達成したいとのこと。僕はそのとき疲労困ぱいで、「この人に39キロ地点に来たことを伝えたら、ペースを落とそう」と考えました。

ところが「一緒に行こう!」と誘われてしまい、僕が苦しい表情を見せても彼は励ましてくるばかりで、先に行こうとしませんでした。結局最後まで励まし合って(ほとんど僕が励まされていたのですが)ゴール!彼は残り3キロで心が折れるはずだった僕を救ったうえに、目標としていたサブ4を達成したのでした。素晴らしい!!そして、ありがとうございました。

まとめ

今回、僕にとっては初の海外マラソンとなったソフィアマラソンのご紹介でしたが、いかがだったでしょうか?

個人参加ではなくツアー参加だったので、慣れていない方には気が重い飛行機やホテル、現地での移動手段の手配、そして、マラソンへのエントリー手続きまで代行してもらえたことが非常にありがたかったです。

日本には、ホノルルマラソンに代表される海外の人気マラソンツアーが、既にたくさん存在しています。しかしながら、僕はどちらかと言うと参加者の少ない小さな大会が、待ち時間や混雑が少なくて好みです。

今回のソフィアマラソンでもスタートの1時間前くらいに会場に到着したにも関わらず、荷物預けでも、トイレでも、ほとんど並ぶ必要がありませんでした。

また、今回の企画は、マラソンを走ることだけに重きを置かず、ブルガリアの歴史と文化に触れることができるよう、博物館や教会、老舗レストランに訪れる機会もふんだんに設けられていました。

「どうせ走るなら魅力的な土地を走りたい!」、「せっかく海外に行くんだから走りたい!」そんな想いをあわせ持ったマラソン好きには大満足の企画でした。 

安心して街歩きができ、自然も歴史も満喫できるブルガリア、ソフィアマラソンに、あなたもぜひ、参加してみてはいかがでしょうか?

\ SNSでシェアしよう! /

ランナーズNEXTの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ランナーズNEXTの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

重吉史斗

重吉史斗

起業家専門ランニングクラブ
ラントレプレナー代表

原子力業界で10年間、機械系エンジニアとして働いた後、「もっと得意なことを仕事にしたい!」と思い起業・独立。

2016年に合同会社あゆむを設立。社是は「怪我なく楽しいスポーツを そして楽しい人生を」

㈳日本ランニング協会認定ランニングインストラクターとして、ランニングとコンディショニングに関するセミナー講師やパーソナルランニングレッスンを行っている。

この人が書いた記事  記事一覧

  • 天国の一部と呼ばれる国、ブルガリアのマラソンレースに参戦!

  • 足の爪が黒くなる前に考えたいランニングシューズの選び方

  • ランニングで土踏まずが痛くなる原因と対処法

関連記事

  • 館山若潮マラソンのレース結果とサブ3.5達成の行方

  • サハラマラソン出場のための最終関門!メディカルチェック・テクニカルチェックの実際

  • 第30回サハラマラソン第一ステージ(36.5 km)レースレポート

  • 仮装ランナー必見!東京マラソンを10倍楽しむコース攻略法

  • つくばマラソンが打ち出したテーマ〜科学的なマラソンレースとは?

  • 白山白川郷ウルトラマラソン(100㎞)参加レポート