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フルマラソンでサブ3.5達成のためのランニングシューズの選び方!自分に合ったものを選択するための思考術とは?

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ということは、前述した左足の幅が狭い=ハイアーチ説もどうやら考えにくい、となります。

他の項目を見ても、左足の真ん中部分の接面が小さい理由は見当たりません。恐らくですが、単純に左足と足底板の接地面がデータとしてアウトプットできなかったのではないか、という推測ができます。

約4cmの左右差は、そこまで気にしなくては良さそうです。

結果的にゼビオでは26.5cmのランニングシューズを、アディダスでは25.5〜26.0cmのランニングシューズを勧められることになりました。

計測されたデータから、大切なポイントを抽出する

次に一番大事なのは、実際にランニングシューズを履いてみることです。

計測データから算出された数値だけを判断材料にするのは得策とは言えません。やはり、実際に履いた「感覚・感触」が大切です。

今までいくつかランニングシューズを履いてきましたが、私は目的やメーカーに応じてサイズを変えています。

通常のランニングシューズであれば、26.5cmがジャストサイズ。ですが、ウルトラマラソンなどの長距離を走ると足が浮腫んでくる時があります。足が浮腫むと26.5cmはキツく感じてしまうわけです。

当然、26.0cmは選択肢にありませんでした。

実際に試履きさえすれば、データ計測は必要ないじゃないか!と考える人もいらっしゃるかもしれません。

ですが、足の測定で大切なことは、データから足にどんな特徴があるのかをザクっとでも判断することです。

例えば、私の場合は足の甲が高く、ハイアーチ気味であること。足の幅が広いので幅の広いWIDE版のランニングシューズが必要であること。

(ランニング中も含めて)オーバープロネーションではないこと、足の特に踵に集中して圧力がかかっていることが挙げられます。

特に踵部分は、ランニング中に最もストレスを感じる部分ではあるので、インソール等でもケアをしています。

上記、アディダスのデータの「かかとの傾斜角度が強い人」はオーバープロネーションを起こしている可能性が高い。傾斜角度の数字が高ければ高いほどプロネーションが強く出ているということです。

参考記事:オーバープロネーションを改善するために必要な対策まとめ【ランニング編】

 Photo※筆者の右足。アーチが高いのが分かる。

ある程度の足の特徴が分かっていれば、ランニングシューズを試履きする手間が少なくなります。

ここまで自分の足の状態が分かっていれば、あとはメーカーとサイズ、特徴を厳選して気になるものから試履きしていきます。

いつものことですが、踵部分のクッション製があるものをチョイス。

今回のフルマラソン用に選んだのはアディダスのランニングシューズです。別々のタイプのものを2足購入。

なかなか自分にフィットするシューズが無かったので、選択に苦労しました。

プロネーション用シューズはランニング中にどれ程の影響を与えるのか?

ランニングシューズを選ぶ上で、1つ疑問に思っていることがあります。

それは、プロネーション用のシューズがランニング中にどれほどの影響を与えるのか?ということです。

具体的には、プロネーションの強い人が履くと、どれほどの改善が得られるのか?ということと。

もう1つは、プロネーションが起きていない人が履くと、悪影響は起きないのか?ということ。

残念ながら、前者には該当しませんが、後者の実験はできるかなと思い、プロネーションオーバーのものを1つ購入しています。

スクリーンショット 2015-11-14 0.16.46※両方共左足のランニングシューズ (左)プロネーションオーバーのもの(右)ニュートラルなもの

左側のランニングシューズを見てもらうと、ソール(靴底)が斜めになっているのがわかります。

2つの店舗の店員さんとも話しましたが、オーバープロネーション用のランニングシューズはプロネーションが起きていないランナーが履いても問題ないということ。

プロネーションが強すぎる場合は、インソール等でコントロールしてあげることが必要だということでした。

実際に選んだ2足のランニングシューズ

以上のプロセスを経て、選んだランニングシューズは

①アディゼロ マナ 7

sp-adi-me-r-00050

商品の詳細はこちら

②アディゼロ 匠 idomi

imgrc0065984107

商品詳細はこちら

今回ランニングシューズを2足購入したのは、例えば練習用・レース用という風に分けるためではなく、あくまで2足のランニングシューズを交互に履きながら、最終的によりしっくり来るシューズを履くためです。

もう1つは同じランニングシューズばかりを使っていると、シューズを休ませることができません。

実際に履いた感触は良くても、履いているうちに足にフィットしてくるものもあれば、そうでないものもあります。

上手く見極めながら、自分に合ったものを選択していくというプロセスが重要になってきます。

まとめ

今回の記事はいかがだったでしょうか?

ここまで、実際に筆者自身がランニングシューズを選ぶまでのプロセスを紹介していきました。繰り返しになりますが、最終的にどんなランニングシューズを選んだのか?ということよりも、ランニングシューズを選ぶまでのプロセス、考え方を1つ参考にしてみてください。

ランニングシューズに限らず、ランニンググッズを選択する際は色々な仮説と検証活動をしていくと、商品1つ1つにこだわりができ、商品を選ぶ理由ができるので楽しいですよ!

 

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやランニング用パワーメーター(Stryd)などのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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