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橘湾岸スーパーマラニックL部門173㎞を攻略するために!

マラソンレポート ランニングお役立ち情報
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世の中には色んなマラソン大会やトレイルランニングの大会がありますが、他にもマラニック(マラソン+ピクニックの造語)というジャンルがあります。レースとして順位を競うものではなく、比較的長い距離を交通ルールを守りながら走る大会です。

フルマラソンよりも長い距離を走る大会が多く、100㎞のウルトラマラソンでは物足りなくなったランナー達が、100㎞以上の距離を走るために全国から集まります。

日本全国様々なマラニックの大会がありますが、毎年5月のゴールデンウィーク中に開催されているのが、長崎の橘湾岸スーパーマラニックです。
※正確には、長崎市内から最長173㎞を走る5月の春ステージ、小浜から島原半島を巡る最長距離100㎞の11月秋ステージがあります。隔年秋に春ステージ(173㎞)+秋ステージ(100㎞)=273㎞を走るW部門(参加条件あり)というものも存在します。

筆者は高校生までを長崎市内で過ごしたということもあり、2017年5月4日〜5日に開催される同大会のL部門(173㎞、参加定員250人)に出場してきました。

長崎県出身者として、多くのランナーに長崎の魅力を知ってもらうために、このページに実際に走った感想を含めて、大会情報をまとめたいと思います。

橘湾岸スーパーマラニックは2017年で12回目の大会です。筆者の第2の故郷である山口・萩往還マラニックが2018年の第30回大会で終了となることで、何とか長崎は今後も継続して開催して欲しいと願うばかりです!

橘湾岸スーパーマラニックL部門173㎞の全体像

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※画像引用:公式Webサイトより。

橘湾岸スーパーマラニックL部門173㎞は長崎市水辺の森公園をスタートし、小浜温泉まで走るコースです。小浜温泉から島原半島を巡るコースと合わせて、トータル273㎞となります。

L部門は5月4日の朝7時、10時、13時、14時と走力レベルに応じてスタート時間が変わってきます。

満65歳以上のランナーまたは前年リタイア、または前回大会で31時間以上かかったランナーは7時スタート。
初参加ランナーや前回31時間以内で走ったランナーは10時スタート(正規スタート)。
過去の大会を28時間以内で走破したランナー、初参加でもサブスリー、ウルトラマラソンサブテンなど実績のあるランナーは13時スタート。
過去の大会を25時間以内で走破したランナー、初参加でもサブスリー、ウルトラマラソンサブテンなど実績のあるランナーは14時スタート。

というようなスタート時間の目安があります。尚、スタート時間は大会事務局によって決められます。

制限時間は正規スタートの場合、31時間。
※163.7km地点の千々和集会所エイドに、15時40分(スタートから29時間40分)までに到着できれば、ゴールが31時間を過ぎても完走とみなされるようです。

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173㎞全体を通して、アップダウンの多いコースとなっています。

横軸が長いので、小刻みなアップダウンのように見えますが、土地勘のある人間からすると、非常にタフなコースです。

実際に走ってきましたが、これでもかという位にアップダウンしかなく、心肺機能(登り)と足のタフさ(下さり)が求められます。

各ポイントの見所

ではコースの見所を少しだけ見ていきましょう。

IMG_0543

第一チェックポイントでもある、稲佐山山頂からの眺め。

ちなみに夜景の日本一を決める「夜景サミット2015」において、「新日本三大夜景」第1位に輝いたのは長崎の夜景です。2位札幌(函館ではなく)3位神戸となっています。次回の開催は2018年とのこと。

稲佐山チェックポイントはスタートから7㎞地点ということで、残念ながら夜景を見ることはできませんが、オススメポイントの1つです。

最初からアップダウンの洗礼を受けることになります。

IMG_2788

第二チェックポイントのある、あぐりの丘に到着する手間にあるうさぎ橋からの眺めです。

第二チェックポイントでは、補給物も振る舞われます。

序盤2つの峠越えが全行程を通して、もっとも難易度が高くなっています。ただ、前半は体力に余裕があるため、精神的には後半の峠のほうが辛い印象を持つことになるでしょう。

IMG_0532

フルマラソンの距離を過ぎた辺りで通過する「女神大橋」からの眺めです。全長1,289m、高さ170mの橋です。
※実際に走行するのは、この景色が見える逆サイドです。

女神大橋を渡ってすぐの所に第三チェックポイントがあります。

橋を渡り終え、急な坂道を下った後は長崎最南端の樺島灯台チェックポイント(80.7㎞)に向けて、野母崎半島を南下します。

IMG_2015

60.8㎞地点には平成6年(1994)に長崎県指定天然記念物、平成25年(2013)に長崎県「ながさきいきもの自然百景」に選定された夫婦岩(めおといわ)があります。

写真奥、左側に見えるのは端島(通称、軍艦島)です。

この辺りは右手に海を見ながら、海岸沿いを南下していくことになります。

IMG_2016

野母崎(西側)には複数の海水浴場があり、夏場は多くの海水浴客で賑わいます。五島列島の海水浴場程ではありませんが、海はキレイです!

ここから先は暫く夜間走行となりましたが、野母崎権現山、樺島灯台に向かう山道、脇岬町の峠越えはなかなかハードなので、気力と体力が必要です。

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ランナーズNEXT 編集長

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格者でもあるが、現在はランニングウォッチやランニング用パワーメーター(Stryd)などのデバイスを活用しながら、効率的にマラソンやランニングの目標を達成するためのサポートをしている。

自分自身もマラソンやトレイルランニングの実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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