ランニングのトレーニング・レース分析にToday’s Planがおすすめなワケ

※ちなみに、Training Peaksは自転車のパワー計測に関するアルゴリズムをランニングでも使用しています。

ですが、Today’s Planは日々のアップデートを確認しながら「一緒に成長している」感じがするので、個人的には非常に魅力を感じているわけです。

スマートフォンアプリの開発等、まだまだ改善やアップデートされる部分は多数ありますが、今後への期待も込めて、使用していければと考えています。

データ間比較ができる

データ分析ツールとしてToday’s Planの利用を継続している最大の理由が「データ間の比較」にあります。

毎年同じレースに出るランナーであれば、それぞれのランニングデータ同士を比較・評価することができますし、レースまでのプロセスを数値として比較することができるわけです。

もちろん、同じトレーニング同士を比較することも可能です。

例として、過去に行った4時間走のデータを比較してみます。

これらのランニングデータは、トレーニングで4時間のランニングしたもの同士を比較しています。走っているコースはほぼ同じだと考えてください。

上のグラフは、その時のグラフをオーバーラップさせたものです。

何となく、同じ程度のパワーを発揮していたことが分かるのではないでしょうか?

下の表はそれぞれのトレーニングデータを数値として表したものです。

※上段の数値が新しいもの。下段の数値が過去のもの。

パワー(Pwr:数字が緑色)はそれぞれ190Wと188Wで、ほぼ同じような力を発揮していることが分かります。

ですが、ランニング中の平均ペースを見ると、9秒の開きがあります。つまり、過去のデータに比べ、1km平均で9秒速く走っていることになります。

ほぼ同じ力を使っているにも関わらず、過去に比べてランニング中のペースが速くなっているということは、過去よりも少ない力で速く走れるようになったのではないか?という仮説を立てることができるわけです。

あまり細かい話はしたくないのですが、もう一点見過ごしてはならないポイントがあるので敢えて言及しておくと、過去の4時間走に比べると筋肉中の酸素飽和度が高くなっていることも分かります(SMO2の数値を参照)。

参考記事:【最新ウェアラブルデバイスHumon Hex】ランニング時にリアルタイムで筋肉中の酸素を計測し、疲労状態を可視化する!

このように、個人の成長度を把握していく目的でToday’s Planを活用していくことは、とても価値があります。

コーチやアナリストの場合、他者とのデータ比較ができるのも大きなメリットです。

例えば、同じような走力を持つAさんとBさんが同じレースに出た場合に、AさんとBさんのデータを重ね合わせて評価することができます。

更にトレーニングプロセスの違いを数値として把握することができるので、フィードバックの質は明らかに高くなるわけです。

まとめ

今回の記事は書いているうちに、どんどんマニアックな世界に入っていきそうになりましたが、「Today’s Planを使うと、自分の成長に必要な要素を今までよりも高い精度で抽出できるようになり、それらの情報をトレーニングに活かすことができる」ということです。

特に他者との比較ができるのは非常に大きなポイントで、例えば同じフルマラソンのレースで3時間半で走ったランナーと3時間15分で走ったランナーをトレーニングプロセスを含めて比較すると、15分の差を埋めるために自分に足りていないものが「客観的に」理解できるようになります。

ただし、課題が分かったとしても、具体的なトレーニングに結びつけることが難しかったり、そもそもデータから課題を見つけることができないという人もいるかもしれません。

そこで、今後は分析とフィードバックを得られる機会を作っていきたいなと考えています。

ぜひ、一緒に考えていきましょう。

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