サハラマラソン・オーバーナイトステージ練習会【熱海〜東京】レポート

と、ここまでは非常に楽しかったわけですが、この先の夜間走行(&歩行)は寒さとの戦い。最低気温1℃台の中を進みます。

走っていると暖かさは確保できますが、止まったり、歩き始めると一気に身体が冷え始める環境。

距離を重ねる毎に足も重くなり、幾度となく睡魔も襲ってくるので、徐々に元気もなくなってきます。

サハラマラソンレース本番も夜間はとても寒く、辺りは何も見えないので、ヘッドライトの明かりだけを頼りに、ただただ進んでいくしかありません。確かに日中の暑さはありませんが、景色を楽しむこともできないので、自分自身と対話しながら孤独との戦いになってしまいます。

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※それでも楽しく前に進むしか無い!!

今回の練習会はそれぞれが勝手にゴールを目指すというスタンスではなく、全員でゴールを目指すスタイル。途中で仮に離れてしまっても、ポイント毎に集まりながら着実に目的地を目指していきました。

同じ体験・経験を共有することで、新たな繋がりが生まれたり、より深い繋がりに発展する機会になるのではないでしょうか。

サハラマラソンレース本番でも、新たな出会いが待っているはずです!!

翌朝まで続いた今回の練習会はそれぞれの目的・目標が達成された状態で、無事に終了しました。

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※サハラマラソンに参加するメンバーは長い距離でも「楽しむ力」を持っている!!

編集後記

サハラマラソンに向けたトレーニングは単に距離を踏むだけであれば、ウルトラマラソンなどのレースに参加すればいいわけです。ですが、サハラマラソンは特別な場合を除いて、基本的に他人からのサポートはありません。

練習の段階で、夜通し一人で90㎞近く走るのも、かなりハードルが高いと言えるでしょう。

サハラマラソン・オーバーナイトステージ練習会では、夜通し長い距離を走ったり、歩いたりできる環境があるだけではありません。本番で使用するザックを背負いながら、同じレースに挑む仲間との交流、以前に参加した複数のメンバーからの体験談やアドバイスを直接受けることのできる素晴らしい機会でした。

さらに、過酷な環境下に身を置くことで、多くの「感謝」が生まれます。一緒に参加している仲間への感謝、途中で口々にする食べ物や飲み物への感謝など。1杯の温かいコーヒーでも、極寒の中でいただく1杯は、身体に染み渡る感覚が味わえます!

個人的にもサハラマラソンを目指す皆さんと、そして一緒にサハラマラソンに出た参加者と久しぶりにお会いできて、とても有意義な時間を過ごすことができました。長い距離を走ること以外にも色んな経験のできるサハラマラソン・オーバーナイトステージ練習会、そして本番のサハラマラソンは本当に沢山の人に経験していただければと思っています。

「自分にはサハラなんて関係ない!」と思っていた人でも、ほんのちょっとしたきっかけから、サハラマラソンを目指すことになってしまった・・・という人が圧倒的にに多いわけですから、決して他人事ではありません。

来年以降も同時期に、サハラマラソン出走予定者と「いつかはサハラマラソンを走ってみたい!」というランナーのために、きっとサハラマラソン・オーバーナイトステージ練習会が開催されることでしょう。