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第2回サハラマラソン・オーバーナイトステージ練習会【関東版】HAKONEYUMOTO ONSEN DES SABLES

エクストリームマラソン
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去る2017年2月3日(金)〜4日(土)にかけて、第32回サハラマラソン:32nd MARATHON DES SABLES(MDS)に向けたオーバーナイトステージ練習会(HAKONEYUMOTO ONSEN DES SABLES)が開催されました。

※関西では2015年からサハラマラソン・オーバーナイトステージ練習会 in 有馬温泉が開催されています。

関東では今年が2度目の開催。昨年の練習会の反省(?)を踏まえて、東京発、箱根湯本までの約86㎞を走ります。

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※東京・皇居大手門をスタートし、箱根湯本かっぱ天国を目指す86㎞。

事前に設定していたチェックポイント(CP)は下記の通り。

■チェックポイント(CP)
START 皇居・大手門
CP1 五反田駅 8.1km
CP2 武蔵中原駅 9.8㎞(17.9㎞)
CP3 セブンイレブン横浜池辺町不動原店 10.2㎞(28.1㎞)
CP4 セブンイレブン横浜瀬谷北新店 10.8㎞(38.9㎞)※砂漠ポイント
CP5 ローソン綾瀬吉岡東三丁目店 6.7km(45.6km)
CP6 寒川神社 6.7km(52.3km)
CP7 セブンイレブン平塚宮松町店 6.6km(58.9km)
CP8 二宮駅 10.4㎞(69.3㎞)
CP9 箱根板橋駅 12.2㎞(81.5㎞)
GOAL 箱根湯本温泉かっぱ天国 4.5km(86.0km)

なかなか良い感じにチェックポイント(CP)設定ができました。

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※出発前の参加者。途中合流を含め、計14名が参加。

参加者は2月3日(金)21:45に東京・大手町の大手門JXタワーに集合し、22:00に皇居の大手門をスタート。

東京発・箱根方面を目指すルートとしては、東海道(国道1号線)が定番です。ですが、今回の練習会では敢えてアップダウンを盛り込みながら県道45号線を通るルートで箱根湯本・かっぱ天国を目指します。

CP2の武蔵中原駅までは順調に到着できたわけですが、CP3を目指す途中でまさかのコースロスト。急遽246号線を通るルートに変更することに・・・。

コースロストしてからは、今年サハラマラソン初参加のMさんにナビゲートをほぼ丸投げし、走ることに専念(Mさん、最後までありがとうございました!)。

はじめは参加者全員でペースを合わせながら進んでいましたが、30㎞手前辺りからラン中心にゴールを目指すチームと、マイペースでゴールを目指すチームに別れることに。

私はランチームで、まずは本厚木を目指すことになりました。

ナイトランで特に辛いのが日付が変わってから、日の出の時間まで。夜中は気温も低く、走っていれば気になりませんが、コンビニ等休憩を入れると、直ぐに身体が冷えます。

6:30頃、ランチームは先に本厚木に到着し、後続を待とうとしました。ですが、やはり身体が冷めてしまうのと、止まると極度の睡魔が襲ってくるため、先を急ぎます。

伊勢原市に入ってからは、歩道の幅がほとんどなく、車とスレスレの所を歩きます(距離が近すぎて走れず)。

そういえば、去年も同じ道を逆から走ってきたな・・・と思い出しながら。

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※伊勢原市を通過中に見えた富士山。疲れも一瞬吹っ飛ぶ!

身の危険を察知し、安全を第一にコースを迂回。道幅の広いところを選択し、進みます

平塚に入ってからは、新幹線の線路沿いを登り下りを繰り返しながら進んでいきます。

気温も上がり、晴天の中、僕らのモチベーションは早く海岸沿いに出て、ビール休憩を取ること。

そのポイントを二宮駅に設定。足取りも軽い!

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※途中の二宮駅にて。ここでビールを飲むことをモチベーションに走ってきた。

二宮駅を出発した後も、変なテンションでスピードを上げて走ったり、コンビニでアイス休憩をしたり(2日目は15℃を越える暑さとなりました)と、とにかく眠気に負けないように工夫しながら前に進みます。

酒匂川を過ぎたところのセブンイレブンで、後続のメンバーと合流し、小田原駅近くのコワーキングスペース、旧三福を目指します。

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※小田原市内にあるコワーキング施設・旧三福にて。みかんとバナナ、チョコレートの差し入れありがとうございました!

旧三福を出発し、残り7㎞弱。ゴールを目指してひた走ります。

そして、14時50分、東京・大手町をスタートして約16時間50分で目的地である箱根湯本駅に到着することができました。

私達のチームは途中で迂回ルートを辿った関係で、トータル100㎞を越える距離を走破。

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※ゴール後、箱根湯本にて。

昨年に引き続き、今年も参加してしまったサハラマラソン・オーバーナイトステージ練習会。

2日目の昼頃には「もうこんな眠い思いをしてまで、来年参加することはないな・・・」と思っていたのですが、箱根湯本で皆でゴールして、温泉に入り、宴会で旨いビールを飲む頃には「やって良かった!」と思える、魅惑的なサハラマラソン練習会。

単に100㎞走るだけでなく、荷物を背負い、夜通し寒さと眠気と戦いながら走る練習会。

一体何が楽しいのか?

ゴールした時の達成感は大きな刺激になるでしょう。

ですが、私達一般人がスポーツをすることで得られる最大の価値は、「社会的な立場を抜きにして、人と人とが気軽に繋がれる!」こと。

今回のサハラマラソン練習会でも、一緒に過酷な体験を共有することで新たな繋がりを作ることができたなと実感しています。

今回のような企画は、普通にやったら、ただの過酷な体験企画。ですが、参加者同士で、辛い中にも楽しむポイントを見つけ出すことができれば、「キツイけど楽しい企画」に生まれ変わります。

結局のところ、その時の環境をいかに楽しめるかどうかがサハラマラソン完走の鍵なのではないか?と思った練習会でした。

サハラマラソンに限らず、言えることですね。

さてさて、この企画、来年も開催されるのでしょうか?

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ビジネスアスリート
データサイエンティスト

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

自分自身も実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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