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サハラマラソン出場のための最終関門!メディカルチェック・テクニカルチェックの実際

 2015/04/19 マラソンレポート
この記事は約 4 分で読めます。

前回の記事に引き続き、今回はサハラマラソン2日目の様子をお伝えします。

Day 2.

前日21時前に就寝したお陰で、早朝6時前に目が覚める。

辺りはまだ薄暗い。

目覚めスッキリ!!

という状態には程遠く、まだ全く走っていないのに疲労感たっぷりだ・・・。

と言うのも、夜中に風が吹き荒れ(経験者に言わせると、風が吹いたうちに入らないらしいが)、日本の国旗がバタバタと音を立ててうるさい。

旗を一旦外す気力もなく、風が止むのを待つばかり。

浅い睡眠から目覚めた頃には、顔は砂まみれ。

鼻の穴にも砂が堆積している!

鼻水が砂でパリパリになってるし、レースが終わった頃の自分を想像するとプラス要素は見つからない・・・。

この日まで食事が朝・昼・晩の3度支給され、コーラやビールも飲むことができます!

が、この日は特に砂風が酷く、自然と食事に砂のトッピングが!

「砂は空気の一部だと思え!」

という教えは本当だった・・・

 

さて、肝心のレースは明日からで、この日のミッションは2つ。

①テクニカルチェック(荷物や食料のチェック)

②メディカルチェック(日本で受けた健康診断の書類提出)

この2つのチェックを通過できなければ、スタート地点に立つことさえ許されないという現実。

s_DSCN1849

長蛇の列!!このテントの中で最終ジャッジが下されます!

s_DSCN1852 (1)

因みに、背負って走る以外の荷物は一旦ここで預け、大会終了まで受け取れません!

それにしても、この荷物の積み方は・・・

一番下の荷物はどうなっているんだろうか・・・

s_DSCN1855

1時間ほど待って、ようやくテントの中へ!

強い日差しから逃れられたのもつかの間、今度は風が当たらないのでとにかく熱い!

日本とは違い、湿気がないので蒸し風呂状態とはいきませんが、気温は40度を越えているので・・・。

 

まず最初は荷物の重量チェック!

レギュレーション(ルール)によると、ザックの重量は6.5kg〜15㎏の範囲内に収めなければなりません。

私のザックの重量は9.5㎏。水を入れると初日のスタート時には11㎏の荷物を背負っていることになります。

次に、食料のチェック!

食料に関する規定は、トータル14,000kcal以上。

一日辺り、2,000kcal以上が必須のエネルギー量となります。

ですが、ここで全ての食料がチェックされるわけではありませんでした。

あくまで自己申告制!

所定のチェックシートに、

「トータル14,000kcal以上の食料を持ってきましたよ!」

と書いておけばOK。

正直、14,000kcalに満たなくてもバレません。

トップランナーは絶対に食料が少ないはず(荷物が極端に少ないですから)。

その後、日本で受診した健康診断書を提出し、

s_DSCN1853

GPSの機材をザックに取り付け、ICチップ代わりになるベルトを受け取り、写真撮影をして終了!

合計2時間以上はテクニカルチェックとメディカルチェックに費やしました。

これだけで疲れが・・・

まだ走ってないのに。

s_DSCN1858

終了後にはウェルカムコンサート(?)が開催されました。

正直、音楽のノリ以外何を言っているのか理解不能だったので、

s_DSCN1861

日本人アピールだけはしておきました!

が、あまりに曲が長く続くので、途中で挫折 苦笑。

案の定、テントメンバーも大半がテントに戻ってきていました。

s_DSCN1863

最後に、主催者でサハラマラソンの創始者、パトリック・バウアー氏の挨拶。

再び、テントの外へ!

とにかく、パトリックの話は長い 苦笑。

各ステージのレース前にもパトリックの話があるんですが、定刻通りにスタートが切れた日は一日として無く・・・

ステージの途中からは、スタート時刻が遅れることを見越して行動していた人多数!

 

ただ、このサハラマラソンは単なるマラソンレースではなく、参加者をもてなすエンターテイメント性まで持ち合わせたレースであることがよくわかりました。

スタート前には、その日誕生日を迎えた人を祝い、最終走者を全員で(盛大に)出迎えたり、ヘリや音楽で参加者のモチベーションを上げてくれたり。

大会全体を通して見ると、何度もサハラマラソンに参加する人の気持ちがわかったような気がします(客観的な視点です)。

私は今のところ、二度と参加したいとは思いませんが・・・。

 

この日も21時前に就寝。

砂漠ライフにも徐々に慣れてきました!!

さて、明日から250kmに渡るステージレース、自給自足生活のスタートです!

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

浦中宏典

浦中宏典

ビジネスアスリート
データサイエンティスト

株式会社ストレッチサポート 代表取締役
1983年8月12日 長崎県長崎市生まれ

高校卒業後、大学でスポーツ科学(運動生理学・バイオメカニクス)を学び、トレーナーとしてスポーツの世界で実績を積む。

主な活動実績はJR東日本硬式野球部、サントリーサンゴリアス(ラグビー・トップリーグ)、国際テニストーナメント、世界陸上大阪大会、日本大学フェニックス(アメリカンフットボール)他。2011年、サハラマラソンランナーのトレーナーとしてトレーニングと身体のケアを担当。

2011年4月に会社を設立。
テクノロジーの力でスポーツアクティビティを今より楽しくすることで、「もっとチャレンジしたくなる世の中を創る」
ために事業活動を行っている。

2015年4月に開催されたサハラマラソンにランナー兼トレーナーとして出場・完走。
2017年9月にはアメリカ ユタ州を中心に開催されるGrand to Grand Ultra(7日間6ステージ273㎞のレース)に参加し完走を果たす。

自分自身も実践者として、常に挑戦を続けている。

<メディア掲載実績>
テレビ NHKまちかど情報室
雑誌 Tarzan(マガジンハウス)
雑誌 トレイルラン2017夏号(山と渓谷社)
新聞 長崎新聞
ラジオ 中央FM
専門誌 月刊トレーニング・ジャーナル 他多数

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